第15話恋愛

アツシは、週一のデートに、何も文句を言わなかった、手も出して来ない、束縛もしない。

アツシの友達と一緒にカラオケに行ったり

いつも騒いですごした。

天然で声が大きくて明るくて、アツシといると嫌な事は忘れた。みんなでカラオケに行き

アツシはラブソングを歌うと、花好きだーと

大声で言った。

アツシの周りの色はいつも何故かブルーに見えた、好んで赤い服を良く着るのに。


2人でいる時は何時間もキスをした。

何時間しても嫌じゃなかった。

アツシがそろそろ良い?と聞いてきた。

私はうん、と頷いた

大切にする。そうアツシはつぶやいた、

アツシの身体は筋肉質で、大丈夫?と、

何度も聞いてきた。私はうん。とだけいつも

言った。

キスをしていた時間は裸で過ごす時間へと変わった。服を着ていない時間が増えた

出かける回数も減った、ゴムをしないアツシ

私は、して!と言えなかった。

不安だったけど言えなかった。

生理に、なってもアツシは気にしなかった

嫌がる事も無くいつもと同じ用にした。

むしろ生理の時は中出しした。

やっぱり不安だったけど言えなかった。

いつも誰かと騒いでるアツシ

私と会わない時は何をしてるんだろうと?

たまに考えた。


1人駅から帰ろうとすると

年上の女の人達に話しかけられた。


花ちゃんだよね?

アツシとどうゆう関係?と

私は答えなかった


なんでも無いならアツシもらってもいい?と

聞かれた。

私は知りませんと振り切った帰ろうとした

するとその人が


私、アツシとキスしたの

花ちゃんはただの友達?と


私は無視をして帰った。


アツシには何も言えなかった


ヒロに電話した。

ヒロは、花?なんかあった?と聞いた

何にも無いよ。

ただ、ヒロと話しがしたかっただけ

ヒロはそれ以上何も聞いてこなかった

いつもと同じ

無理するなよ

ちゃんと食べろよ

睡眠とれよ。

それと、

泣きたい時は泣いていいんだぞ。と

うん、ありがとうと電話を切った

私は泣かなかった。

アツシにも何も言わなかった。


アツシが、。

ジャーン!!と言ってネックレスを見せてきた


注文して3カ月も待ったんだぞコレ

カッコいいだろ

よく見るとatusiとロゴになっていた。


カッコいいね。

そうゆうと

私の首にネックレスをつけた、

そして。

花はアツシの物です。と言った。

私は少し泣いた、

すっかり暗くて正直よく見えなかったけど

手で触るとアツシの名前がわかった。

そして

照れ臭そうな顔をすると

自分の首を広げて見せた。


hanaとロゴの付いたお揃いのネックレスだった

アツシは花の物って事。


アツシはそう言うと、高かったんだぞと

言った。値段は聞かなかった。

アツシは

私の首にキスマークを付けた

私も付けた。

アツシは

もういいと言って

私の首中にキスマークを付けた


コンビニの前まで行くと、手鏡で自分の首を見た。

私は思わず


病気みたいだよ私と言った。


アツシは、困るのか?と聞いた

私は笑った。

あえて、私はアツシの首にたくさんのキスマークはつけなかった。もう、一つで十分だと

思ったから。

いよいよ本当に卒業の時期が近い

購買のパンの取り合いともサヨナラだ、

そう思いながらジャムパンをゲットした

振り返るとヒロがいた。


ヒロの所に行き、腕見せてと言った

跡が残ってた。


跡のこっちゃったね?と聞くと

いいの花の跡だからと、笑った

だけど、ヒロは私の首を見て


愛されてるね。と言った


ヒロからそうゆう事を言われるのは

初めてだ。


花が笑顔なら良いんだ。と、ヒロは言った


そうだ、この前電話した時私、落ちてたんだ


笑って無いと幸せにげちゃうから。

笑ってよう。と、ヒロは笑った。


私は

そうだねと、言った。



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