第29話 ネズミとの対話

砦への移動中必至に勉強しながら

試したところ、

アコライトの対象のステータス確認に

近いものとわかり動物と大まかな

会話ができるようになった


なんというか・・・


「餌はまだか?」

「メスとエッチがしたい!」

それを繰り返し言うだけの存在


私のことなんか何とも思ってなくて

友達どころではなかった!


「逃げて自由になりたいですか?」

ネズミは私から問いかけられている事に

しばらくしてからやっと気付いた様で

驚いて居たが!


「なぜ逃げる必要がある?」

「私は生まれてからずっとこの中に住んでいる

そもそも自由など知らない!」

「好きに生きている事に変わりはない!」


人生を悟っているのか哀れな存在なのか


「外の世界に出たら多分貴方の存在は

人間にとって害虫なので

人間に見つかると殺されますよ!」


「私が保護してるので

今のところは大丈夫ですが・・」


「私の役に立つ事が証明できるなら

近い未来夢を叶えましょう!」


「メスとエッチ三昧生活か?!」


「あと貴方の病気も治しました!

身体の具合はどうですか?」


「貴方は神か?!」

「我がご主人!」

「今後尽くすことを約束しよう!」



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る