第28話 ギフト プレゼント

クリス側は物事が上手くいきすぎて

目的を達成している!


手に入れた聖書を教会に返したが

司祭になる事が許される!


祝福の儀式を受け

プリーストというか

闇属性のアークプリーストになっている

光の属性と同じヒールや祝福もできる


聖書を渡したので

教会は建てれなくなったが

同じ場所に止まる気が無いので

恩を売った感じだ!



アリステラとの出逢いや情報も大きい

祝いのついでに何か望みを叶えてやるか!



本庁にアリステラに会いに行くと

砦の戦場に丁度送られるところであった!

ギリギリ間に合った様だ!


コレは酷い!

呪いや魔力制限

10分の1にされた魔力

だが、3倍ブーストの祝福?


「どうだ調子は悪女にイジメられてないか?」

「まあ、そんなところです!」


「お陰様で念願の司祭になれた!」

「何か一つ願いを叶えよう!」


アリステラは悩んだのち

籠に入れられたネズミを見せる

「治らない【不治の病】にかかってます

直してもらえませんか?」


「人間ではなくてネズミでいいのか」


まともな方法では癒すことは不可能だが

特殊な使徒の技能使えば治せなくも無いか


【ステータス消去!】

ステータスそのものを消滅させるスキル

生まれ持った良い技能悪い技能など

消滅させる事ができる!


「ちょい貸してみな!」

念を込めて対象にぶつけると

簡単に【不治の病】の消去が完了する


「お前は欲が無いな、

自分のために普通は願いを言うものだぞ」


「では、動物と言葉を話せるように!」


手元に本を渡される!

「それを読んで勉強しなさい!」

対象と念話、こちらから話したり

一方的に聞くこともできる


やる気があるなら習得できるはずだ!


「私も忙しいのでな

終われば休みをやるから

期待して修行を頑張れ」


小遣いに金貨1枚握らされる


アリステラは農家の出で

お金の散財など全くしない

本当に困った時にならない限りや

よほど必要と思わない限り使わないのだが


私とネズミの食糧の予備だけ

抑えることに使い

お釣りの銀貨が余ることになる!

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