第11話 状況

王都の平和は空から襲来した

鳥の魔物に突如として壊された!


地上からの備えや門があっても空からでは

意味がない、罪なき弱い市民や

王族貴族関係なしに襲われる


人並みの大きさの鳥

鳥の足の爪で引き裂かれ

倒れるとクチバシでついばまれる


瞬く間に100人以上の犠牲者が現れる


知恵のあるハーピーや大型のグリフォンでは

無いだけマシだが


ダンジョンに潜っている様な人たちが

応戦に出ると簡単に打ち取れた

羽さえ傷つけて飛べなくすれば


人間ぐらいの大きさの飛べない鳥




弓矢と魔法 あと攻撃に降りてきたり

死体を突いているやつ

羽に攻撃さえ入れて飛べなくすれば

討ち取ることは簡単だった!


最終的に魔物の数が10を切ったあたりで

鳥の魔物は逃げ出し!


生きることに逞しい人々により

魔物は解体されて羽は布団やクッション

肉は食糧にされた!


大半が唐揚げに姿が変わっている


国の動きは怠慢だった

街の中心部の防衛にあとから人員を集め出して

次の襲撃に備え出したが


追い払った魔物は攻めてこない!

護りをを固めて動く気がない!



王都の外に【ゲートが2箇所出現】

都の外の村は後回しにされ

王都の動きは遅いとわかっているので


一斉に村の人たちは王都に向けて避難を始める

ゲートから出てきたのは弱いが

知恵のある人型の魔物

【ゴブリン】【コボルト】

使い走りの下位の種族だが


出現の数は数百

数千数万という規模でないので討伐は可能だが

問題が【報酬がなくボランティア】


領民とすら思ってない節もあり

被害が大きくなるまで

中々王都は腰を上げないだろう



元々王都外出身者の冒険者

元村人や村の自警団で

今まで国の補助無しでも

なんとかしてきたのだが


魔物のレベルが5を超えると

自警団では手に負えない被害が拡大している


神や悪魔の理屈では弱いから悪い!

鍛えてレベルを上げろ!

それだけの理由で起こされている惨事である


作物の大半はダンジョンではなく

都外の農家


肉の類もウサギ猪鹿など外でとれ

他の都市との交易などでも得ている


それがゲート出現で一時的に壊滅


ゲートそのものを破壊するか

出現した魔物全て討伐すれば消滅する

期間で消滅する場合もあるが


放置して消滅を待つのは被害が

拡大して愚策である

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