長編小説1本を書ききって得たこと
本日、第8回角川文庫キャラクター小説大賞の応募締切日ですね。
取り急ぎ、1本8万字。
私にしては長編になる小説を1本書ききりました。
◎テアトル・ド・シエル殺人事件
https://kakuyomu.jp/works/16816927861164339823
ホントは10万字ぐらい軽く書けたほうがいいんでしょうけど爆
締切日をもってしての実力。
作品については、ここ数日何回か読み直してまして。
辻褄的に明らかにおかしいところがあるので、すでに大幅に書き直したい箇所があります。
締切時間まであと3時間ぐらいしかないので、もう目をつぶることにしてるんですが。
ないわー……。
まあ。
締切日をもってしての実力だと思って、来年……というか。
次回の自分に期待したいなと思っています。
次回は多分、「横溝正史ミステリ&ホラー大賞」か「カクヨムコン」ですかねー。
ただ、1本。
8万字なので長編っていうか中編?なのかな。
10万字越えてないので、個人的には微妙だなぁとは思ってるんですけど。
まあいいや。
1本ある程度の分量の小説書いてみて、大きな収穫が5点ありました。
ひとつは、ここ数日、毎日毎日書いてたせいで、今日もなんとなく、カクヨムでなにか書かねば気持ちが悪いという気分になっていること。
なーんと!
小説書くことが、ついに習慣化できるのでは?
これちょっと嬉しい!!!
自分のダラダラしたい気持ちとの折り合いの付け方も、なんとなく掴めた。
キリのいい時間になったら、とにかく50文字書けって思うの。
時間になったら、とにかくデスクに座って、PCを開いて、カクヨムを開く。
で、50文字書いてみる。
そしたら、惰性で書き続けられることが判明。
これ、やる気に関する、よき収穫でした。
2つ目の収穫は、書くペースが掴めました。
短編の場合、気が向いた時にザッと書いちゃうことが多くて、あんまり分からなかったのですが、今回、ある程度のボリュームをマラソンのように毎日書いていると、ペースというものに気がつけた。
私の場合は、30分で500文字。
1時間で1,000文字。
だいたいペース変わらないので、物書く時の目安にいいなと思いました。
3つ目の収穫は、文字数と話数に囚われすぎる傾向があったんですけど。
特に、「転」から「結」を書くモードに入ったら、あんまり考えないで書くほうがいいと思った。
短編の場合最大文字数が決まっているので、多分そこ目指して書こうとするんでしょうね。
長編の場合、最低文字数を目指して書こうとする癖があるようです。
これ、あんまり良くない。
話がおもしろくなくなるし、気をつけないとと思いました。
で、4点目。
これとても重要なんですが、自分に適した物語の書き方に気づけました。
私、仕事ですと、きっちり計画立ててその通りに効率よく進めたい派なんですけど。
というのも、ディレクターだったから、お金と時間と人の管理がきちんとできないと嫌だったんです。コンセプトとざっくり構成つくって、クライアントと話を詰めたら、あと細かくかたちづくるところをおまかせしてしまうんで……単純に段取りができていないと迷惑でしょ?それが嫌だったんですよね。
だから、小説も、プロットとか事前にちゃんとつくって。
スケジュール通りに進めることにこだわってたんですよね。
で、プロットとスケジュール通りに進められないと、何を書いていいのかわからなくなっていたんです。
そして、筆が止まる。
書かなくなる。
でもねー。
今回気づいた。
とにかく書けよ。
小説とか、他人と一緒に進める必要のない作業の場合、あんまり、プロットとか段取り気にしなくていいんじゃない???って思い直したんです。
けっこう行きあたりばったりな方が、私の場合はいいのかもしれない。
行きあたりばったりで追い詰められる方が、アイデアもうまいこと飛ぶし。
アイデアに対して、好みの問題はあると思うのですが、行きあたりばったりのほうが、悪くないんじゃないかと思い直した。
書いてるときはムッチャ恥ずかしいんですけど、あとから読み直してみると、悪くないんじゃないかなと思えるので、私の場合は、思い切って、アイ・キャン・フライしてみたほうがいいタイプなんじゃないかと気づきました。
最後に。
これは4点目を踏まえてなんですが。
私の場合は、公開する前に、いったんザーッと完結まで書いてしまうべきなのでは?と思った。
アイデアに詰まって書けなくなるより、書いてしまったほうがいい。
でも、書いてる途中で、何を書いたか忘れるし、なんなら、何書いてるか分かってない時があるので、後から、あまりにも辻褄が合わなないところを微調整した法が良いと思うんですよね。
以上の5点を学習したので、次に活かしたいと思ってます。
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