淡々と綴られる、地球破壊級の大事件。

もしあなたが、自分の意思も人格も無視されて、「誰かへのプレゼント」として供されたら、どうしますか? そう、完全にモノ扱いです。主人公が、ある人物へのプレゼントとして選ばれてしまった理由は、非常に深刻な事情がからんでいたのです…。
無視され続けた主人公の意思が最後に引き起こした結果が、なんとも皮肉で、重大な結果なのに、かすかなカタルシスを覚えてしまいます。