動揺→ 困惑→ 不安→ 焦燥→ 驚愕→ 怒り→ 暴発 ← いまココ! 

那智風太郎自主企画『プレゼント』 最優秀作品

主人公が絡み取られていく不穏な状況に冒頭に起こった『宇宙人』伏線が効いていて、読み手は推測を浮かべながら抗いようもなく物語に引き込まれていきます。
また、なんの変哲もない日常が唐突に奪い去られていく困惑と不安が怒涛の展開ともに精緻な筆致で見事に描かれています。

そして誰も予測できないラストには瞠目させられること間違いなし!

喩えるならば、星新一のSFショートショート。

タイトルになっている『プレゼント』の正体。

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