第2話 女神様との別れ際にカンチョー!

 女神様をいじめ続けて一か月が経過した。


「さて……。お前のケツ穴を味わうのも飽きてきた。そろそろ異世界に送ってもらおうか」


「…………」


 返事がない。

 ただの屍のようだ。


「お~い。もしもし?」


「…………」


 女神様はうつ伏せの状態で倒れていた。

 ピクッと動いたので死んではいない。


「おい、起きろってば!」


 俺は女神様の尻に蹴りを入れる。


「あふんっ!」


 可愛い声で鳴いた。

 だが、起きる気配はない。

 どうやら気絶しているらしい。

 今日もいじめ過ぎたか。


「ちっ……」


 舌打ちをした俺は、カンチョーの構えを取る。

 そして、ケツ穴目掛けて突き刺す。

 ズボォオオオッ!!


「んほぉおおおっ!」


 女神様が目を覚ましたようだ。

 相変わらず、このスキルは素晴らしい。

 カンチョーの効能についても、込める魔力によって調節可能なのだ。

 今回は気付けのイメージで魔力を込めた。

 この他にも、純粋な攻撃、スキルラーニング、ケガの治療、解毒、強制快楽など、イメージ次第でさまざまな効能を発揮できるはずだ。


「おはよう、女神様。そろそろ俺を異世界に送ってくれ。最後に何か言い残すことはあるか?」


 女神様のケツ穴には、俺の指がまだ入っている。

 その状態で、俺は問いかけた。

 すると女神様は、虚ろな表情で言う。


「…………さい……」


「なんだ? 聞こえないぞ?」


「私の……に入っているあなたの指を、まずは抜いてください!」


「嫌だね」


 俺は再び力を込め、カンチョーで女神様のケツ穴をぐりぐりと犯し続ける。


「あああんっ!」


 女神様は悶絶する。


「抜いて欲しけりゃ、場所の名前を正確に呼んでみろ! 女神様のどこから俺の指を抜いてほしいんだ?」


 ぐりぐり。

 俺は女神様のケツ穴を刺激する。


「あっ、あっ! ダメ! それ以上はダメですぅうっ!! 私のお尻の穴からそれを抜いてえっ!!」


「それじゃダメだ。ちゃんと答えないとずっとこのままだぜ?」


「おっ、お願いします! 許してぇええっ!! わ、私の卑しいケツ穴から指を抜いてえぇっ!!!」


 女神様が絶叫した瞬間……


「はい、よくできまちたね~」


 ちゅぽんっ!

 と音を立てて、俺は女神様の中から指を引き抜いた。


「んはぁあああっ!」


 ビクンッ!

 女神様が身体を痙攣させる。


「はあ、はあ……。で、では転移を始めますね」


 女神様が何か力を込めたかと思うと、俺の体が半透明になり始めた。


「ありがとう。いろいろあったが、元気でな」


「私は懲り懲りですよ……。今後の転移者には、慎重にチートを与えることにします。そちらも異世界でがんばってくださいね」


 俺と女神様は、そう最後の別れのあいさつをする。

 だが、このままお別れというのも少し味気ないな。


「これはサービスだ。せっかくだから最後にイっておけ」


 ズプゥウウッ!!


「ふぎぃいいっ!?」


 女神様のケツ穴に、また指を突き入れる。

 今度は二本同時にだ。


「やめてぇえっ!! もう無理ですっ!! これ以上されたら本当に壊れちゃいますっ!!!」


 女神様が叫ぶ。

 だが、俺は構わずに……


「じゃあな」


 ズブッズブズブズブズブズブズブゥウウウウウウッ!!


「ふぎぃいいっ!!!」


 女神様のケツ穴に、容赦なくカンチョーを放ち続けたのだった。

 こうして、俺は異世界へと転移した。


「んほぉおおおおおおおおおおおおっ!!」


 女神様の悲鳴を聞きながら……。

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