48 不思議で不思議な、魔鏡洞窟と奥に繋がる禁忌実験へ繋がる扉。


 魔鏡洞窟。


 摩訶不思議学校の、第三実験室の実験棚で隠された壁の奥にあった、洞窟。


 「此の洞窟は・・・。」


 何か、重要な秘密が隠されているのだろうか・・・。



スカイのメンバーで、画レ虚 バルマ カローナは、摩訶不思議学校の探索をしていた。その時に見つけた隠された洞窟。


 「何だか、不思議な処ね。」

 カローナは思った、此の洞窟は、虹色に色が変化する、レインボー鉱石でできていた。


 消えない焔 インフィニテと呼ばれる物質の一つが、燃えていた。


 「通常だったら、燃えている物体はやがて消滅する、だけど、此のインフィニテは燃え続ける・・・。」

 画レ子は言った。


 まさか、実在していただ何て・・・。赤の魔導の熱魔法と、青の魔道の状態変化を組み合わせて作ったのかも知れない。


 マクベスは、これほどの発明品を、保存していた。恐るべき存在であったのだ。


 とスカイの三人は思考した。


 「此の札は・・・。命を与える実験???。何だろう此れは・・・。」


 其処には、禁忌実験と書かれた札が置いてあった。


 札を剥がすと。


 其処に無かったはずの、扉が現れた。


 洞窟の中にあった、何処かの神様の像と、その祭壇らしきものの或る場所で、其の祭壇の祠の箱に、張ってあった札だ。


 「何・・・。此の扉・・・。怖い。」


 地獄への門の様な仰々しい、荘厳な魔界へ繋がる扉を連想させる造りの真っ黒な、其処に骸骨や、剣、刀、斬られる人が描かれた気味の悪い、ぞっとする扉と門だった。


 「此れが・・・。其の禁忌の実験へ繋がる扉なの???。」


 扉の中から微かに叫び声が聞こえる。


 「ぎゃああああああああ。」


 三人は、危険だと分かりつつ、其の扉を開けた。

 

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