🛫反転🧭旅記🛫 具現化能力者の画レ虚は、反転世界へ旅立ち、摩訶不思議学校の校長マクベスを倒し、ファルスの革命者として、原初の神を殺します。
16 喜界島 菓子太郎は、偶然、ベムとノーマンの戦いに遭遇し、カローナの修行に参加することになる。
16 喜界島 菓子太郎は、偶然、ベムとノーマンの戦いに遭遇し、カローナの修行に参加することになる。
此処は何処だ。
あの鏡に吸い込まれて、気が付くと、僕は、其処に居た。
其処は、
あれから、二年が過ぎるが、未だに
はじめに降り立ったのは、
南の国ククだった。
ククは海洋国家で、貿易が盛んだった。
この世界は
ククの周りの島々で、戦いの経験を積み。
ククの工房や学校で、此の世界の工学や科学、数学、歴史、地理を一年程度学んだあと、僕は、父親の言っていた、摩訶不思議学校へ行ってみる事にした。
学校で習った事によると、其の学校に行くには、危険なルートを通る必要があり、生き残れるのは、本の
其のために僕は、戦いの指南を受けにククの
クルル・ロエの元で修行を
ロエは、がたいのいい、おっさんの身なりで、筋肉質で鍛え上げられた肉体をしている。
そして、強い。
顎が広く、目が大きい、そして鼻は高い。
恐らく、鍛え上げられているためにがっちりしているのだろう。
目鼻立ちは美形だ。
「儂の元で修行とは・・・。死にたがりもいた処だ。」
こうして、僕は、一年の修行を経て、最近、度にでた。
「くれぐれも気を付けるようにな。始めてきた時は、此処まで強くなるとは思わんかった。今では一番弟子だ、別れが寂しいぞい。」
以外に、情に弱く、
そして今、僕は、摩訶不思議学校校門前まで来ることが出来たのだが・・・。
手ごわい敵が多かった。
あのような巨大な猛獣や、怪物は見た事も戦った事も無かったが、修行の成果もあり、何とか対処出来た。
フョームの流れを読む。教えられたとおりに、フョームを扱い、技を
「此処が、摩訶不思議学校かあ・・・。」
その時、後方でものすごい音がした。
閃光が走り、爆音が轟いた。
「何だ。一体。」
不審に思った僕は、見てしまった。凄まじい戦いを・・・。
これじゃあまるで、兵器だ。
そして戦争だ。
其処に居たのは、ノーマンと闘うベムだった。
「一体誰なんだ。此の力、僕の力じゃ、見えない。早すぎる。そして、此の威力一体、何者なんだ。」
しかし、次の瞬間、煙の中から現れたのは、身体中が
絶句した。
其の壮絶な死にざまに。
周りでは鳴き声が聞こえた。
「此れが強敵との死闘なのか・・・。」
そして、彼等は、スペースボールにより、異空間に消えた。
僕は、其の後を付けていた。
なんて、凄い修行なのだろう。
僕は、其れを見ていた。
仲間の死をばねに、死ぬ気で頑張る、のを見ていた。
「おい。私が気が付いていないとでも思ったか?。」
話掛けられた。
「何の用だ?。」
「僕は、
「ほう。なるほど。観たところ。結構なフョーム操作を持っているようだな。身体からフョームが全く漏れて居ない。」
フョームの操作が上手い奴は、自分の力を悟られないように、フョームを隠している。
「此れだけの、
「おっと、もうすぐ、画レ虚の奴が、コツを掴んできたかな。」
「ちょっと、御願いが或るのだが・・・。」
「何でしょう??。」
「此奴の目が覚めて、躱せたら、此奴の相手してやってくれねーか。あたしゃ、バルマっていう、此処で座禅してる、男の相手に忙しくってね。」
「ああ、初対面の者をそんなに信用していいのですか?。私は、敵かも知れませぬよ。」
「お前の事は知ってんだ。ロエの処で修行してた仮面のやつだろ。
そうか。この人は、ロエさんの知り合いなのか・・・。
「お前の修行にもなるよ。画レ虚は、強くなるからな。いい相手になるさ。」
「其れで、菓子太郎、画レ虚との、修行はどうだった。」
菓子太郎は言った。
「最初は、僕の
「其れが画レ虚の
そうだ。画レ虚は急激に強くなっていった。最初とは比べ物にならないほどに。
「だが、バルマには負けるだろうな。バルマは、フョームの使い方が成っていなかっただけで、単純な、体術や、剣術、能力の使い方じゃ、此の世界でも、トップクラスだからな。」
「其れでは、摩訶不思議学校に行きますかーーーー。」
「おー。」
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