🛫反転🧭旅記🛫 具現化能力者の画レ虚は、反転世界へ旅立ち、摩訶不思議学校の校長マクベスを倒し、ファルスの革命者として、原初の神を殺します。
12 マリーは百鬼を倒したが、私たちを置いて崖を登って行った、崖のしたで、魔人族のノーマンと遭遇し千載一遇のピンチを迎える。
12 マリーは百鬼を倒したが、私たちを置いて崖を登って行った、崖のしたで、魔人族のノーマンと遭遇し千載一遇のピンチを迎える。
マリーは、車を持ってきた。
「此れは、地面から一メートル程浮いた状態で移動する、
其れに乗って、出発しようとしたその時・・・。
「まさか・・・こいつは・・・。」
ベムは絶句した。
「
バルマは驚いた様子で、絶望の声で口にした。
其れは、鬼だった。身体の白い。鬼。
「此奴は、ヤバイ。」
マリーは、真っ先に白鬼に向かっていった。そして、背中から、太刀を抜いた。
「電雷砲刀剣 《でんらいほうとうけん》
マリーが消えた。
鬼はマリーの霧を攻撃するが、当たらない。凄いヒョームのぶつかり合いだ。
そして、一瞬のうちに事が済んだ。鬼は死んで地に付していた。
「此れが、
バルマは、言葉を失った。
雅楽さんに到底及ばないが、其れでも、恐ろしい強さだった。
「さっきは舐めた口をきいて悪かった。
あの、意地っ張りのバルマでさえ、感服して、尊敬した。
「なあに。私は、怒らないさ。改まらないでくれよ。」
「此のチームのリーダーって誰なんだ???。」
マリーは訊いた。
「そりゃ、ベムだろうよ。」
とバルマが言った。
強さと、経験で言ってもマリーがリーダーに適任だろう。
しかし、
「うん。やっぱり。ベム君はきっと私なんかよりリーダーに向いてる。私は、自由人だし、適当な奴だからな。五柱の役も
「私あくまで、君たちの
マリーは、過去を思い出していた。
かつての
あの学校で、私は、力を得た。赤の
そして、学校の柱に選ばれた。
其れにも関わらず、此の私でさえマクベス学長の本当の姿を知らない。
学校の中じゃ一位、二位を争う実力があった。
「五柱には、
摩訶不思議学校の事は、この世界では、余り公に知られていない。
五柱の事についても知っているものはごくわずかだ。
秘密主義の此の学校は、各国が調査としてスパイや忍者を送り込まなければ、知る事さえ出来ない場所なので或る。
校門前の、崖。
千メートルを超える崖の前に来た。
「普通なら、此の車で飛んでくのが手っ取り速いが・・・。お前等は修行もかねて上って来い。」
マリーは言った。
「舐めてんのか????。マリー!!!。」
ベムは怒った。
「真実さ。お前らは足で
と言って、マリーは勝手に潜入を開始して終った。
「彼奴、許さねー。」
「こんな崖、上るのに三日はかかるぞ。あの野郎。」
その程度で強くなれれば世話はない。
強さの次の次元に行くには何か足りないのだ。
雅楽さんに直接稽古をつけて貰っているってのに、あの女に先を越されている。少なくともマリーは次の次元の強さを知っている・・・。
そして扉を開いているのだ。そのことは、ベムも、バルマも解っていた。
強さには、
次元が上がれば格段に能力が向上する。
はじめの頃は、画レ虚の様に直ぐに強くなるが、其処から先は中々レベルが上がらないのだ。
「俺の技には何かが足りない。」
その時背後に、死の気配がした。
あいつだ。
あいつは・・・。
「ノーマンだ。」
ノーマン、其れは、此の摩訶不思議地帯に現れる、謎の
強さは未知数。
戦って勝てるものは、此の反転世界にも十人に満たないという。
更に分の悪い事に、ポリゴン兵や、殺人に囲まれていた。
まじかよ。
如何すんだよ、此れ。
この状態では、逃げる事さえ出来ないだろう。
戦うしかない。のだ。
「行くぞバルマ。」
ベムは
「やるしかないっすよね・・・。」
バルマはぼやいた。
「お前は、テレゴンに乗って、あの女を連れてこい。画レ虚・・・。只、俺たちは、
バルマはいった。
「危険すぎる、あの女は黒だぞ。あいつが呼んだんだろ、此れだけの魔物。」
バルマは続けて、恨みたらしくいった。
「此処に居れば、死ぬだけだ。せめても、画レ虚だけでも、逃がそう。」
ベムは、提案した。
「俺たちが援護する。」
私は。仲間を放って自分だけ助かるのが許せなかった。
「何時まで、
其の目は、勝利を信じて、決して諦めては居なかった。
「ったく。どうなっても知んねーぞ。」
ベムは呆れている。
「はい!。」
画レ
ばか野郎が。こんなときだってのに、戦いを楽しみにしてやがる。
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