第3章 2.指先が痺れるのは偶然ではない

ここ半年の出来事であるが、指先が痺れるような感覚の時がある。

仕事上、パソコンを長時間使用している。

そのため、手や指には負担がかかりやすいように思う。

そのせいかと思っていたが、ある時朝起きた時にも指が動かないぐらいに痺れていた。


驚いてすぐに動かそうとしたが、なかなか力が入らない。

手を洗うとなぜか緩和され、少しずつ動くようになっていった。

会社に着く頃には、普通の状態に戻っていた。

これは非常に不思議なことだ。


パソコンを長時間使用していると、腱鞘炎になることもある。

一日仕事をしていると、肩、腕、手、指まで動かす箇所が多いことに気が付く。

そういった職業的、習慣的な痺れかと思っていて放置していた。


だが、身体の他の箇所にも異常が出てきているので心配になってきた。

甲状腺ホルモンに異常値が現れたので、健康には留意しているのだ。

今回の指の痺れは、電波と関係があるのではないかと睨んでいる。

アマチュア無線の趣味を持っている知人によると、電波からの至近距離での作業により、手が痺れることは当然のことなのだそう。


電波の持つ作用としては、神経細胞や筋の興奮というものが挙げられる。

一時的に感覚器や中枢神経に影響を及ぼすので、注意が必要になる。

普段使用している電子機器であっても、使用する個々人により差異がある。

スマホのような微弱電波を放つだけの機器であっても、長時間使用していると手が痺れるという人もいる。


電波と言えば、電子レンジと同じ原理で、温度上昇による不快感も挙げられる。

そう言えば、手指は時々熱さを感じており、じわっとくる感覚がある。


電波を使った電子機器に毎日囲まれて暮らすだけで、身体への影響がかなりあるのでは、と懸念される。

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