第45話 「安定のキャラ造形。もう安心して大波に飲まれよう、の中華ファンタジー長編」

本日のピックアップ1作 

「鈴の蕾は龍に抱かれ花ひらく ~迷子宮女と美貌の宦官の後宮事件帳~」

綾束 乙さま

https://kakuyomu.jp/works/16816700429146389370



パンダです。

カクコン7、いよいよ佳境になってきました。

長編連載中の皆さま、体調はいかがでしょうか。


最終コーナーが見えてきて、ラストスパート! だろうと思われます。

がんばれ、カクコン参加者!!

ってことで。今日は乙ヒメの中華ファンタジーですよー。



★★★

異世界だろうが現代ものだろうが。長編となると、それなりの数のキャラが登場します。

10万字ですからね、メインキャラが2人だとしても、重要なサブキャラが4~5人、脚本で言うと名前がついてセリフがあるサブサブキャラが5~6人。となると。


もう、舞台裏はしっちゃかめっちゃか。

に、なるんです。ふつうは。


綾束乙は、

中華ファンタジー、後宮ものの盛りだくさんなキャラを、ひとりずつ、鮮やかにさばいていく。その手腕はもう、読み手を安心して大波に乗せてしまうのです。


そして書き手の構築した迷路をぐるぐると回るのは、書き手の楽しみ。

カクヨムには上手な長編の書き手が沢山いますが

水回りにも大勢いますが。


乙ヒメはキャラ造形に熟練している書き手のひとりです。どのキャラもきちんと書き込まれ、わかりやすいが類型的でない。

見事です。


「鈴の蕾」は、〇〇(今更ですが、伏せておきます――!!)という悪役を得て、いよいよ盛り上がってきました。

この先、どうなるんだろう。

乙ヒメのことだから、ぜったいにハッピーエンドなのはわかってる。

分かっていても――


パンダ、鈴花ちゃんが心配なのです(笑)。

そう思わせてくれるキャラ造形こそが、綾束乙の魅力です。

文章はうまい。ストーリー展開にも危なげがない。

だけど乙ヒメの一番うまいのは、けなげで真摯な女子キャラの造形です。


いま、お話はラストの盛り上がりに向かって

綾束乙が計算しぬいたスピードで進んでいます。


ふゆっちがレビューで書いているように


「お話は佳境に入ってきましたが、まだまだ間に合います!

是非、御一読を!」(静野 ふゆ レビューより。もちろん勝手に借りた(笑))



今すぐどうぞ。こちらへ。

「鈴の蕾は龍に抱かれ花ひらく ~迷子宮女と美貌の宦官の後宮事件帳~」

綾束 乙さま

https://kakuyomu.jp/works/16816700429146389370





パンダはこれから、ホラー短編「右目の奥は、いつも空っぽ」の最後の追加をして来ようと思います(17時現在)。

みなさま、💛、星、コメント、レビュー、ありがとうございました。

パンダ、本当にうれしうございます。



しかし、パンダのPCからは今なぜか、backnumberの「クリスマスソング」「高嶺の花子さん」「ヒロイン」がヘビロテで流れています。

理由は、ネンがカラオケの練習をしているから(笑)。

たいへんですよ、もう。カオスです。

ボーカルの清水 依与吏しみず いよりの声に、3秒ほど遅れて、ネンの声がかぶさってくる。


みょーなドルビーサウンド(笑)

しかも曲の季節が違うので

「クリスマスソング(12月末)「高嶺の花子さん(真夏)」「ヒロイン(推定2月?)」がぐるぐる回っているのです。

大混乱(笑)。


この混乱の中、ホラー短編の修正に行くパンダ。

我ながら。

すげーわ(笑)


じゃっ、行ってきますっ!

ホラーが終わったら、また恋愛小説家に戻るからねっ(笑)


今宵も冷えます。

皆様どうぞ、大切な方と温かい夜をお過ごしください。

おパンダより、渾身の愛を。


おやすみなさい。


「鈴の蕾は龍に抱かれ花ひらく ~迷子宮女と美貌の宦官の後宮事件帳~」

綾束 乙さま

https://kakuyomu.jp/works/16816700429146389370


いっしょに宣伝(笑)

「右目の奥は、いつも空っぽ」【カクコン2021短編賞・参加作】仁志水ぎわ

https://kakuyomu.jp/works/16816927859899224066


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