第10話 「高校生、赤面する。レアなガク(15歳)ネタもあり〼 笑」」

本日はカクコン作品のピックアップをお休みして

ガクとネンのネタをご紹介しましょう。

そう。

今日は珍しく、ガクネタもあるのです(笑)



★★★

水ぎわ家では、子どもも戦力。ということで、食事の支度を手伝うか、片付けを一手に引き受けるか。どちらかをせねばなりません。

これはもう、休日であろうがテスト中であろうが関係ない。


で、その日はネンが煮込みハンバーグとポテサラを作るのを手伝い

(というか、つまみ食いした量のほうが多い!)

ネンはハンバーグ3つを食べた後に

残ったソースでチャーハンを作るという荒業(笑)。


片付けはガクの担当。

水音がしたかと思ったら、ガクが大声で言う。

「ネン! チャーハン作るときにフライパン焦がしただろ! 焦がすと、ふてろんが剥げるから気を付けるように!」


「……ふてろん?」


「…………てふろん、だった?」

「たぶんね」

「ひゃーはっはっは! フテロンはないよー! フテロン!!」

そう言ったネンをどやしつけたガクの顔は。

ちょっと赤かった。

久しぶりに高校生が顔を赤くするところを見たよ(笑)




★★★

さて。毎年冬になると。水ぎわ家には妖怪が出る(笑)

その名も「ミカン・イーター」(笑) いわずと知れたネン(中1)。

毎日、ノルマのようにパカパカとミカンを食べている。

ある日、ついに

「気持ちわるー。みかん食べすぎて、きもちわるー」といいだした。


「今日は何個食べた、ネン?」

「7個」

「食いすぎ。もうやめるように」

「もうちょっと待てば、あと2個は食べられる――あのさあ、皇帝」

「ん?」

(水ぎわ家では、ガクとネンは水ぎわのことを“皇帝”とよぶ。理由はえらいから)


「大事なことだよ――いま 頭を剥いたらきっとミカンが出てくると思う」


水ぎわ、やけくそで申しました。

「あー、そーかい! おまえの頭をぱっかん! とむいたら、ミカンが出てくるわけね! そりゃすごいなああ」


するとネンは静かにうなずき

「ただのミカンじゃないよ。じゅーーーーしぃーーーーな、愛媛ミカンだよ」


そういうと、水ぎわ家のミカン……じゃない、子熊はフンフンといいながらミカン箱のほうへ行ったのでした。

もう食うな。

この、ミカン頭(笑)。



★★★

こんなふたりのために、本日は140字を書きました(笑)。


https://kakuyomu.jp/works/16816700427794332987/episodes/16816700429501572468


よろしければ、どうぞ。


さて、まだちょっとリハビリ中の水ぎわ。明日はお休みをいただきます。

みなさまもどうぞ。ごゆっくりなさってください。

休み明け、月曜日にはあの長編をスコップいたします!

 

カクコン長編、そろそろ話数がたまってきた方も多いみたいなので。

来週あたり、パンダが勝手にレビュー祭りをいたします(笑)。

まだレビューのない方。

お待ちあれ💛


では、みなさまよい週末をお過ごしくださいね。

今宵もおやすみなさい。


また月曜日にね。

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