夢の舞台へ 【Act 1】

　それぞれの夢の舞台という氷上に立つまでの日々、とある三人の女子高生たちは苦しい時期を過ごした。
　清華（せいか）は成長期、友香（ゆか）は自分自身のこと、伶菜（れいな）は病気に苦しめられていた。
　その苦しみから解放されたとき、三人の可能性はどこまでも広がっていく。
　無謀かもしれない夢にも挑み続け、それぞれの夢の舞台へ立つ物語。
　そして、四年に一度の大舞台が待っている特別なシーズンの幕が上がる。