あとがき

この度は「ばかものな私たち」を最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。


真夏のある日、本当に軽い気持ちで書き始めましたが、あれよ、あれよと季節が流れ、気が付けば、冬になってしまいました……。

何で夏?と思われた方もいらっしゃったかと思いますが、全ては私の遅筆のせいです。

本音を言うと、めちゃくちゃ難しかったです。

詩に合うように……詩に合うように……と呪文のように唱えながら執筆いたしました。

また、当初は登場人物たちを繋げる予定はありませんでしたが、書いていく内に遊び心が芽生えてしまい、それも遅筆になった要因の一つです(完全なる言い訳)


因みに、全てフィクションです。

私はありがたいことに様々なことに恵まれて、毎日楽しく笑顔で過ごしております♪


今回ご紹介した詩は、一見、辛辣で強い言葉に感じますが、私はそうは思いませんでした。

いえ、初めてこの詩を目にした時は、弱い自分を叱咤されているようで少し恐ろしいものを感じました。

しかし、大人になるにつれて、世間を少しずつ分かっていくにつれて、何と温かい励ましなのだろうかと感じるようになりました。


様々な困難にぶち当たり、悩み、苦しみ、藻掻く上で、自分というものがいかに大切かをこの詩から学んだのです。

悩んでいる自分も、苦しんでいる自分も、必死に藻掻いている自分も、全て受け止めて自分で守りなさい。それは自分にしか出来ないことだから。そう言われているように感じたのです。

とっても素敵。


生きていれば様々なことが起こると思いますが、私はこの先も、この詩を胸にのらりくらり生きていこうと思います♪


最後になりましたが、私の物語をブックマークして追ってくださった皆様、ハートマークをつけて応援してくださった皆様、そしてお星様をくださった皆様、Twitter上で紹介、宣伝して下さった皆様に心よりお礼申し上げます。


皆様の応援のおかげでこの短編集を作ることが出来ました。

本当にありがとうございました。



2021年12月13日   浦科希穂

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ばかものな私たち 浦科 希穂 @urashina-kiho

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