妖と屋敷が紡ぐ不思議な和風ファンタジー。細かく丁寧な描写がすごい

泡沫のいのちの前(10話)まで読んだ感想です。最初は化け物屋敷と危ぶまれる所から始まりますが、途中で古都織というバイトを見つけ、青龍に会うと一気に物語に引き込まれます。屋敷に入る描写が続きますが、そこの池や風景、装飾品の細かく丁寧な描写が素晴らしく、感動しました。
この作品は作品に呑まれる、作品の世界に入った気分になれる素敵な作品です。
あやかしの奇妙な雰囲気も物語を良く演出してくれています。
私はあやかし系の作品はこの作品しか読んでいません!他に良い作品があれば教えてほしいくらいです。紙の本(現実世界)ならあやかしの本沢山読んでます。他に負けず劣らずです。
続きが気になる所もあり、四季の正体や三途の実態などまだ10話では明かされてない部分もあるので、続きも楽しみたいと思います。今は四季が屋敷で手伝って陰陽師になるか、ならないかが気になります。

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