エピローグ また会う日まで
俺はハデスの死を見送ったあと、陽火の亡骸を埋葬し、お墓を立てた。
「…安らかに眠ってくれ…ごめんな……だめなお兄ちゃんで…」
よしっ。行こう。
そして今は、これまで過ごした街を歩いて回っていた。
「生きていたのね。」
そこに、神楽 火織が来た。
「…お前はここにいなかったのか?守れなかったのか?」
俺が問うと、
「ええ、少し遠くまで行ってたのよ。そういうあんたは?」
「…俺もだ…帰ってきたときには。」
「そう。誰がこんなことやったのかしら。」
「もう…決着は着けた。」
「誰だったの?」
「ハデスっていうやつだった。」
それから俺達は無言だった。
「これからどうするの?」
「俺は…目的がある。力を付けなければならない。」
「修行ってこと?」
「そういう事だ。お前は?」
「私は好きに生きるわ。」
それから結構歩いて
「それじゃ、私はもう行くわ。」
「あぁ…」
火織は遠ざかっていく。
「………なぁ!」
俺が呼び止めると、
「?」
火織は振り返った。
「また会ったとき!もう一度!俺と戦ってくれますか!?」
俺は叫んだ。
火織はひどく驚いていたがすぐに笑って、
「はいっ!」
と、答えた。
────────────────────どうも!エンディングっぽいですけど…まだ月火の戦いは始まったばかりです!♡やレビューお願いします!!(泣)
月の支配者 サーモンエビマヨピーマン寿司 @ttttttttyyyyyyiiiii
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