第3話気が狂う

上の娘は来週には帰ってくる。

それまでは、猫と二人

心配で気が狂いそう。

訳もわからず掃除を毎日する。

寝ないで、床を磨く。

ノイローゼになっていたと。

学校の嫌がらせに腹が立つより、気持ち悪いと言うのが本音。

子供を守る場所が、子供を突き落とす。

嫌がらせ

虐待では無いのに。

許せない。

ただただ

寂しくて

子供が居ないのが。

私の命。

猫を抱きしめる。

暖かい。

1人では無い。

明日は、娘の退院。

嬉しくて、泣いてしまった。

自分の行動の記憶が曖昧。

でも、生きている。

娘に会うのが楽しみ。

明日は、何を作ってあげよう?

私は強くない。

威嚇している猫と同じ。

必死で子供を守っている。

明日にむけて眠る。


次の日娘を見て絶句した。

ガリガリ

「ママのご飯が食べたい。肉じゃがが食べたい」

美味しい肉じゃがを作ってあげよう。

じゃがいもが大好きな娘の為に、たっぷり。

お肉は豚肉

私が好きだから。

お昼はクレープとハンバーガーを食べた。

私はあまり食欲が無かったので、ポテトだけで。子供が美味しいそうに食べているのを見て、胸がポカポカする。

いじめって表現であってるのかな?

違う

殺人未遂だよ。

心の中で呟く。

今日の晩御飯は、肉じゃがに、ほうれん草のおひたしに、ゼリー。

子供が喜ぶ姿を想像する。

下の2人に会いたくて、不安で。

毎日児相に電話するしかない。

様子を聞くだけ。

子供を返して欲しい。

毎日掃除をしている。

命をかけて守ってきた命。

母子家庭だから?

鬱病だから?

学校にいじめについて聞いたから。

圧力?

勝てない

でもね

子供が不安にならないように

笑顔

当たり前の日常を過ごす

私は学校が嫌いだ

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