ずっと内緒にしてたこと

それはきっとうっかりで

つい口が滑ったみたいで

なんでもないって

つっけんどんにそういって

そっぽ向いた君が

僕のことが好きなんだって

わかっちゃうには簡単で


最近ちょっと微妙だった距離感も

いつもたくさん食べる君が

ちょっと小食になったのも

そのせいだったんだって

理解しちゃったんだ


黙りこくっちゃった君と

言葉を見つけられない僕とを

照らしながら夕焼けが

眩しく眩しく照りつけて

君の顔が真っ赤になってるの

きっと見間違いなんかじゃない


こっちを見てくれたらいいのに

僕の顔が真っ赤になってるのも

夕焼けのせいじゃないって

君ならきっと気づくだろう?


伸ばした手で触れ合って

目を見て言って欲しいんだ

照れないで、ごまかさないで


教えてよ君の気持ち

君だけが知ってる君の秘密


内緒なんかにしないでさ

僕と君とで分かち合おう


最初は曖昧かもしれないけど

きっといつか形になってく

それを愛と呼ぶのかなんて

いつか大人になってみないと

わかんないんだろうな、きっと





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