待ち合わせはこの場所で

いつだって心配かけてばかりで

無理はしないでって言われてばかり


だから心に決めたんだ

誰にも心配されないくらい

強い自分になってやるって


無理はしないけど

諦めたりもしない

そんな加減は難しい


それでも人生かけて誓ったことなら

あなたの笑顔がみられるのなら

私はどれだけでも頑張れる


これまで見上げ続けた夢を

そう簡単に諦められないよ


小さい頃からそうだった

あなたの笑顔がただ眩しくて

スポットライトに照らされるみたいに

神々しくてきらきらしてて

幻なんじゃないかって

ときどき疑いたくなるくらい


そんなあなたの全てが好きで

あれからもう何年経ったっけ

思い出すのが怖くなるほど

いまだに私の心は変わらず

あなたのほうを向いている

ふたりの距離はどうかなあ

少しは縮まったかなあ


もしも生まれ変わったら

同じ場所に生まれられたらいいのにね

もう少し、もう少しだけ近くにさ


そんな風に思っちゃうときは

諦めちゃってるときなんだ


それじゃだめなの

諦めないって誓ったの

愛情なんて限界がないって

夢なんて掴めるものなんだって

教えてくれたのは

他でもないあなたじゃないか


幻なんかで終わらせない

夢なんかで終わらせない

あなたの吐息が、温もりが

感じられるほど近くへいくよ

大切なのは揺るがない想い

覚悟と決意とたっぷりの愛情で

信じる場所へただ進め


いままで流した涙は無駄じゃない

今の私の心を彩るイルミネーション

輝いたまま、スポットライトの下へ


この足で進んできたんだ

この手で掴みとったんだ

あなたと同じ場所に立つために

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