第30話 数字

33333333333333.3


ひとつ風吹く

ふたつ匂い

みっつ見れば

私は私にほらなった


よっつ続いて

いつつで終わる

私の指数えもそろそろ完成


いちにいさんで終わって

よっつ続いていつつめ無関係それからエキストラ延々と3になる


宇宙一番空の中、ゆりかごに麗かな昼下がり

ひとつをみっつにみっつをひとつに

分けて崩して溶かして呑んで形作って私になる


私の頭文字は五十音で1番最初

その次に横から数えて3である

みっつめの終わり言葉は3を表すみ


君を忘れたくなかった。


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