F10:敵の敵

「こんにちは、渡辺政樹君。私が古田ちゃんのお友達、中谷ゆかりです」

「渡辺政樹です。今日は宜しくお願いします」


 古田さんにお願いした次の土曜の午後、僕は古田さんと共に糞ビッチの旧友、中谷さんと出会うことが出来た。都内のカフェで、古田さんを含めた三人でお茶をしながら話をしようと言う予定だった。

 中谷さんは余裕のありそうな微笑みを浮かべながらカフェラテを少し飲み、それから僕に訊ねた。


「今日はどういった話を聞きたいのかしら? ああ、その前に改めて自己紹介するわね。私は杏里の旧友、ということになっているわ。同級生で、大学時代に同じサークルで4年間一緒だった。逆を言えば、その程度の仲でしかないとも言えるわね」

「そうですか」


 では、具体的な情報、僕にとって有利になりそうな情報までは得られないかもしれないな。

 そのように思い、少しガッカリはしたものの、今はまだ情報を集める時点なので、やれることはやっておこう。そのように思い、僕は話をする。


「あの人が大学時代、どんな人だったかを知りたいと思いまして。その話、聞かせてもらえますか?」

「別にいいけれど、わざわざ私からではなく、杏里から聞けばいいんじゃない? どうして、私なのかしら?」

「覚えているかどうか分かりませんが、結婚式の二次会で挨拶回りした時、中谷さん行ったんですよ。よくあんなのを娶ったわって。それ、嫌な違和感があったせいか覚えてましてね」

「ああ、何か言ってましたね。私も覚えてます」


 僕の言葉に古田さんも同調した。結構飲んでいたようだったが、覚えていたのか。まあ、酔っていても覚えている性質なだけだったかもしれないが。

 その一方で、中谷さんは少し首を傾げた。言ったかしら? 小声でそう呟き、ちょっと考えてから。


「まあ、言ったかもね。あんま覚えてないけど」

「ええ、だから話を聞きたいと思ったんですよ。僕の周囲には彼女のことを知っている人間は、義理の両親しかいない。義父は彼女のことを天使のような子と言ったんですよ。今の彼女も性根の良い子と言っているんですよ。違和感、ありません?」

「ぷふっ。ああ、あるわね。こうして鼻で笑ってしまう程には。とは言え、アイツはそういう奴よ? 良い子でいないといけない相手にはそのように見せるし、そうしなくて構わないと判断すると、素の姿を見せる。ご両親の前でも良い顔しか見せないのでしょう。それだからこそ、結婚式の時もまだ良いサイドの顔だった。でも、結婚したら貴方には素を見せるようになった。だから、貴方は私に会いに来た。違う?」

「違わないですね」


 僕は間髪入れずに断言した。そして、反省したからこそ此処にいる。此処で話をしている。

 糞ビッチとのあれこれがあるまで、僕は独りだった。両親は既に亡く、学生時代の友人との縁も既に切れている。職場では上手くやれていただろうが、あくまで仕事上でのもの。あれこれ相談し合うようなものではなかった。

 クソのように酷い目に遭わされ、僕自身も倒れて健康面を損ない、それではダメだと思ったからこそ僕は変える。その為に、明言する。


「結論から言います。あのク、いや杏里は不倫をしています」

「あ? マジで?」


 僕が言った瞬間、それまで穏やかな表情だった中谷さんは、まるで般若のような恐ろしい顔になった。その顔のまま、僕に問い掛けてくる。


「いつから? 貴方達、式を挙げてからまだ1~2ヶ月程度よね?」

「式の日の晩からです。二次会の後に僕は予約していたホテルにすぐ行ったんですが、まだ挨拶があるので後で行くと言った彼女は、終ぞそのホテルに来ることはありませんでした。別の場所で、他の男に抱かれていたのです」

「他には? 何かある?」


 中谷さんの顔の険しさが増す。ムッチャ怖い。ムチャクチャ怖い。これが漫画だったならば背後に殺気のオーラが出ているに違いないって程に。


「そもそも不倫相手の男とずっと付き合ってたらしいんですが、その男が既婚者ということもあって、別れるよう強要され」

「親の前では良い子ちゃんなあのバカは、カモフラージュを考えたと」

「はい。僕が世間的にどうでもいい人だから丁度良いって」

「よし、あのクソアマを殺しに行こう!」

「はい、そうしましょう!」


 中谷さんがそう言って立ち上がり、古田さんもまた立ち上がった。って、止めないんかい。

 ストップ。ストップ。ストップ……

 そう言いながら、僕は二人を落ち着かせようとした。

 どうどうどうどう。


「どうどうどうどうって、馬じゃないんだから」

「まあ、落ち着いて下さい。物理的に殺してもしょうがないじゃないですか。こちらが犯罪者になってしまいますよ?」

「まあ、そうか。殺すなら社会的によね」


 元の穏やかな微笑みに戻って、中谷さんはそう言った。それはそれで、いやその方が却って怖かったですけど。

 中谷さんは続けて訊いてきた。


「何か客観的な証拠みたいなものはあるかしら? 残念だけど、貴方の証言だけだと弱いと思うのよね。アイツも否定するだろうし」

「では、これをどうぞ。複製ですが、データで無修正ものが入っています」


 僕はそう言って、DVDを数枚中谷さんへ差し出した。これと同様なバックアップは会社の僕の机に1セット、鍵のかかる自室の机の中に1セット、今持っている鞄の中にもう1セットある。

 そう、例のブツであるが。


「ちょちょ、ちょっと渡辺先輩、こんな時こんな場所で何てモノ出してるんですか。セクハラですよ」


 古田さんは慌て、頬を赤らめながらそう言ったが、中谷さんはアニメに出てる悪役令嬢のような偽悪的な微笑みを浮かべ、僕に念押しをしてきた。


「アイツのが入っているのね?」

「はい。動画ファイルではアレが糞野郎とぶちゅぶちゅしたり、交尾している様がモザイクなしで入っています。音声ファイルではアレが僕に対して、金出せって恫喝している様がピー音なしで入っています」

「な、なんでそんなものがあるんですか?」


 落ち着きを取り戻した古田さんが、僕にそう訊いた。

 確かに。普通、そんな明確な証拠など出ないだろう。しかし、と僕は古田さんに経緯を言う。


「ちょっと前の週明けに僕が怪我を負ったまま出社したことがあっただろう?」

「はい。私達みんなが心配しましたが、先輩は転んだだけと言ってました。嘘ですよね?」

「ああ、済まない。本当のこと言っても信じてもらえないと思ってね。そう、アレは殴られてできたものだ。あの時僕は一人自室で映画を観ていて、それが終わったのでヘッドホンを外した。すると、隣から喘ぎ声が聞こえるではないか。それが何なのか理解した僕は、狂ったような爆音を上げた。そしたら殴られたのさ、アレとその相手からしこたま。手で、足で、そしてへし折った観葉植物で何度も、何度も、何度も!」


 おっと、嫌なことを思い出したせいか、少し熱くなってしまったようだ。

 僕は一つ長い息を吐いて、少しブレイク。それから再開した。


「そんな酷い目に遭ったのでね、試しに家の中に監視カメラを設置してみたんだ。そうしたら、すぐさまそれに映り込んでくれたという訳。後はそのデータを保存して、バックアップを取っただけ」

「よし、上等よ。私の友達に弁護士事務所に勤めている子がいるんで、その子に渡してもいいかしら? これを元にして奴等へ地獄を見せてやりましょう」

「ああ、いいですよ。お願いします。バックアップはまだ他にありますし、必要ならばまた焼き増しすればいいだけですから」

「オーケイ、オーケイ。それで進めましょ。準備が整ったら古田ちゃんに連絡、ああ、いっそLINEグループ作りましょ。まずは私と渡辺君と古田ちゃんで。いいよね?」

「「あ、はい」」


 中谷さんの誘いに、僕と古田さんは首を縦に振った。それからLINEでグループを作り、僕達三人はグループとなった。グループ名は『最低最悪を討つ会』。これといった人がいれば、仲間は増やす予定とした。

 そう決めると、早速とばかりに中谷さんは僕に仲間となれそうな人はいないか訊いてきたので、僕は答えた。


「現状ですと、職場の仙波先輩とその奥さんくらいじゃないですかね」

「岸本部長はどうです? 真面目な方だから、娘さんとは言えこういう行為をするなんて許せる方ではないと思いますけど」

「岸本部長はダメだね。職場復帰後の面談で軽く振ってみたけれど、アレの本性を知らないのか信じてくれなかったし。録ったものがあると言っても、捏造かって怒鳴られたしね。まあ、本当に知らないのかどうか怪しいところではあるけど」


 岸本部長を誘ってはどうかと言う古田さんの案に、僕はそのように現状無理だと言った。昔々のその昔、本当にあの糞ビッチが天使のような良い子だったかは知らないが、その時の姿を妄信し続けているように見えた。それを壊す為には時間と労力がかかるが、そこまでする時間も理由もない。

 ただ、中谷さんは言う。


「恐らくだけれど、お父さんは本当に知らないと思うわよ。私と杏里は大学で同じサークルの同学年だったんだけれど、入学した当初の彼女はごく普通の真面目そうなお嬢さんに見えたもの。お父さんやお母さんに言われるままに勉強し、特に反抗することもなく大学進学まで来ました、みたいな」


 それは僕と同じだと思った。僕も具体的な将来の展望もないまま、親に言われるまま勉強し、そこそこ良い大学に入れてもらって、就職活動を経て今がある。それだけならば、所謂『歩み寄り』というのも出来たのだろう。

 ただ、それだけではないのだろう? 僕のそんな視線に、中谷さんは首を縦に振る。


「私やアレが所属していたのはテニスサークル。ああ、そうそう。渡辺君は大学のテニスサークルに対してどんなイメージを持っている?」


 テニスサークル? 僕はテニスのルールも良く分からないって程、テニスには縁が無い生活を送ってきた。そんな僕が、勝手に悪い想像を言ってしまうのはダメだろう。

 僕はそう思ったのだが、中谷さんはサラッと言う。


「悪い想像でいいわよ? 寧ろ、そっちを頂戴」

「え? それじゃあ、渋谷のハロウィーンで大騒ぎするような、陽気なパリピがラケット持ってヒャッホウ、みたいな?」

「それもオブラートに包んだ言い方ね。口の悪い人からはペ*スサークルだなんて言われたものよ」

「ペ、ペ*……」


 さすがにそれはどうなんだよ、と僕は思った。それは偏見の塊ではないかと。しかし、中谷さんはサラッと言う。


「まあ、そう言われても仕方ないどうしようもないサークルがあったのは確かよ。ただ、私達の属していたサークルは、そんな連中に対して怒りを抱き、きちんと真面目にテニスをやろうって考えて創られたものだったの。私やサークルの他の面子はそれを知った上で入ったのだけれど、アレにはそれが不満だったみたいでね。テニスをやっている私達とは最初から距離があったわ。お世辞にも友達とは言えないレベルでね」


 所謂大学デビューという奴なのだろうか。高校時代までの受験という目の上のたん瘤が除かれて、その開放感のままに遊び回りたくなるという類のもの。嗚呼、僕も深夜アニメを自由に観られた時はそんな自由を感じたものだ。

 僕は頭の片隅でそんな自分を思い出していたが、中谷さんは続けた。


「テニスバカなサークルとは言っても、他のサークルとの接点がない訳ではない。アレはそれを利用して、他所の連中との付き合いが密になっていって、ウチのサークルには殆ど顔を出さなくなったわ。悪い連中との付き合いが多くなっていたって噂も聞いたけれど、そこは確かではないわね。最初から付き合いが薄かったせいか、アレに対して誰も興味持ってなかったので、調べもしなかったし。ただ、稀にウチのサークルに顔を出しても挨拶一つせず、テキトーにラケットを何回か振って、すぐさま姿を消していたわ。それの繰り返し。アレもサークルに居場所はないと感じていたのでしょうね。ウチらもいないものとして見ていたし。ただ、それでもアレは卒業まで終ぞ辞めることはなかったけれど」

「何でなんです? 合わないなら合わないで、合う所へ行けばいいと思うんですけど」


 古田さんはそう訊ね、僕もそう思った。

 僕も大学入学直後、漫画アニメ系サークルに入ろうとしたけれど、ちょっと覗いて無理と感じて、断念した覚えはある。あの連中は古の漫画に描かれていたヲタクのようだった。一人称が吾輩とか拙者で、語尾には必ず「ござる」を付ける眼鏡、眼鏡、眼鏡な軍団。目を血走らせながらアニメを語り、声優を語る連中。嗚呼、合わない以前に一緒になりたくなかっただけか。そんな閑話休題。

 中谷さんの話は続く。


「要はカモフラージュね。真面目だった娘さんが大学入っていきなり乱れたら、何処の親でも普通止めるでしょう? それを防ぐ為なんでしょうね。私は真面目な子達とサークル活動してます。心配しないでね、みたいな。嗚呼、今にして思えばアレは最初からそれが目的だったのかも」


 中谷さんは続けた。大学では男子生徒と並んでカップルのようにしている姿をよく見掛けたが、その相手は結構な頻度で変わっていたこと。相手の感じがガラの悪い感じになっていたこと。友達と思っていなかったので、誰も止めもしなければ話すらしなかったこと。案の定、卒業後には一切の付き合いがなくなっていたこと。他のサークル仲間とはたまに集まってテニスをしたりしているが、その際にアレを呼ぶことはなかったどころか、思い出すことすらなかったこと。

 それでも。中谷さんはそこで一秒くらい間を置いて言った。


「それでも私達サークルの面子、同学年全員にアレの結婚式の招待状が届いた。どういうことかと思って皆で集まり、話し合って、私一人が偵察で出ることにしたの。何らかの心を入れ替える奇跡でもあればと思いはしたけど、結果はこれ。またカモフラージュ。二次会では挨拶に来ないし、渡辺君への扱いも最低最悪。私がよくあんなのと結婚したわって言ったみたいだけど、もう分かるでしょ。嘘偽ることばかり達者な、自己中クソ女じゃないの。この一件が終わったら、完全に縁を切るべきだと私達サークル仲間でも意見は完全一致するでしょうね」

「ですね。ああ、そうすべきですね。今なら分かります」


 僕は俯いた。何故、僕は結婚前に糞ビッチの本性に気付けなかったのだろうか。何故、僕は表向きの淑女が本当だなんて思っていたのだろうか。

 糞ビッチと付き合っていた時、彼女の過去についてロクに聞いたことなかった。彼女の友達を紹介されることもなかった。嗚呼、僕自身の過去にも誇れるようなものが何もなくて、ただ虚無。学生時代から続く友達も皆無。そんな僕だから、それが普通と思っていた。

 そんな僕に中谷さんは問う。


「渡辺君に改めて問うわね。何故、あんなのと結婚しちゃったの?」

「ああ、焦ってましたからね」

「焦って? 君はまだ30前でしょ?」

「はい、それでもです。大学卒業直後の事故で両親を亡くしてから数年、僕はずっと一人暮らしで、ずっと独りでした。仕事ではある程度任せてもらえるようになって、進歩も実感出来るくらいにはなったんですけど、プライベートでは何も変わらず独り。働いて、家で独りご飯を食べて、独りで休みを過ごし、そしてまた働く。その繰り返し。それが数年続いて、じわりじわりと実感していったんです。このまま僕は独りで生き、年老い、独りで死んで逝くのかと。誰にも顧みられることもなく、死体になるのかと。それが僕にはとてつもなく怖かったんです。そんな時、岸本部長に言われたんです。私の娘とお見合いしてみないか、私達と家族にならないかって」


 気が付くと、僕は一気に喋っていた。そして、少し上の何もない場所に目を向け、ちょっと溜め息をついてから言った。


「それが、僕にはとてつもなく嬉しかったんですよ」

「ああ、先輩。それが嬉しいって言ってましたもんね」

「その想いを無碍にした訳ね、アレは。絶対に許さないわ。ええ、絶対に。地獄を見せてやりましょう」

「はい」

「先輩、私も頑張りますよー」


 それで話し合いは終わりとなった。最後にもう一度、改めて『最低最悪を討つ会』で何をするのかを再確認し、解散とした。話を聞いてもらうのだから会計は僕がするといったが、そうする訳にはいかないと古田さんと中谷さんの両者が言い、会計は各々別箇に済ませることになった。

 会計が済めば、帰り支度を済ませ、お終い。また、今度。と、そのタイミングで中谷さんは僕に言った。


「そうそう、渡辺君。敵の敵は友達だからね。つまり、君はもう私達の友達。古田ちゃんやその仙波先輩だってそうでしょ? だから、君はもう独りではないよ」

「独りでは、ない」


 独りではない。独りではない。独りではない。

 僕は中谷さんの言葉を頭の中で反芻した。こうして話をして、糞ビッチ共に地獄を見せるなどして何かを成し遂げたりしていく内に、そういったものは実感してゆくのだろうか。

 実感など何もなく、それ故に何も言えなかった。ただ、ありがとうと言うのも軽過ぎ、何か違うような気がしていたのだが、最後に中谷さんは余計なことを言ってきた。


「だから今度、みんなで集まってテニスしようね。渡辺君、貴方もよ」

「それは遠慮します」


 僕は運動が苦手な上、テニスを一度もやったことがない。ラケットの握り方も怪しければ、ルールの理解も怪しい。うん、それはご勘弁。僕なんかとやっても面白くないだろうし、僕もみっともない想いをするだけなのだから。

 それ以外で宜しくお願いします。








 古田さん中谷さんとの会合を終えた僕は、家路についた。ただ、ちょっと早い時間だったので、家電量販店に行ってアレのバックアップ向けに書き込み用DVD50枚セットを買ったら、やっぱりあれも見てみよう、これも見てみようとなって、結局店を出たのが夕方になってしまった。恐るべし、電器屋マジック。

 魔法の解けた僕は近くのカレー屋で食事をして、自宅のマンションに着く頃にはもう午後7時になっていた。

 戻ったら、アレをすぐ設置しておかないと。そう思いながらエレベーターに乗り、自分の部屋まで進むと、僕の部屋の前に知らない二人組がいた。一人は女性で、歳は40くらい。もう一人は少年で、小学校高学年くらいだろう。

 親子か? 何にしても奇妙な二人組だ。それが、何故僕の部屋の前にいるのだろうか。

 間違いか? 間違いだな。そう思った僕は、部屋間違ってますよって言おうとしたのだが、女性の方が僕の姿を確認すると話し掛けてきた。


「渡辺政樹さんですね」


 え?

 僕は言葉が出なかった。この部屋を尋ねてきたのが間違いではないならば、この人達は一体何者で、僕にどんな用があるのか。

 といったことを思ったが、どれも声には出来なかった。女性はそんな僕に続けて言った。


「私は和田忍の妻の和田茜といいます。この子は私の息子の翔真です。今日は渡辺政樹さん、貴方にお話があってやって参りました」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る