おわりに

 このレポートの作成中に秋学期の授業が開始されました。私は大学4年ということもあり、履修している授業はわずかに4つですが、そのうち3つは対面となり、久々に教室へ向かいました。やっぱり対面授業だと理解力が跳ね上がると思います。

 オンライン授業はもちろん時勢に合った形式だと思います。また、場所に縛られないという意味で、経済的にも時間的にも、あるいは環境的にも優れているとさえいえるかもしれません。しかし、以前述べた通り、オンライン授業は授業を聞く側の態度が強く試されます。見回せば何をしているかわかり、すぐに注意が出来る対面授業とは違い、カメラもオフ、音声もミュートとなればこちら側がどんな状況かはわからない訳ですから。大学での授業はともすれば受け身になりがちだと言われますが、オンライン授業の浸透によって、はからずも主体的に学ぶ態度が試されたともいえるでしょう。皮肉なことです。

 

 さて、一小説投稿サイトで投稿したに過ぎないこのレポートが、専門家や偉い先生に伝わるとは思えませんが、いつかの段階でオンライン授業について考察していただきたいと思います。どの学問領域に入るのかは甚だ疑問ですが、逆に言えばどの学問にも通ずる要素は秘めていると思うので、ぜひお願いしたいです。


 以上、一大学生によるオンライン授業レポートでした。ちなみに、とっくに案決したものだと思っており、投稿期間に謎の空白が生まれてしまいました。深く謝罪いたします。

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【レポート】オンライン授業論 蓬葉 yomoginoha @houtamiyasina

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