オトナコドモ


 「バカなこと言ってないで」

 

 わたしはバカなんでしょうか

 

 諦められない夢があるのはバカなんでしょうか



 「きちんと頑張って勉強しなさい」


 頑張ってないように見えているのですか


 それより なにより なぜ私の目を 


 あなたの目は捉えていないのですか



 今 イマを私たちは生きています


 ゲームの2周目みたいな ラジコンみたいな


 そんな風に生きたいのではないのです


 今 イマを私たちは生きています


 あなたの18歳は、秋の混じった風の時間は


 通り過ぎた過去であるかもしれないけれど


 オトナたちの18歳は、まだ触れられる思い出は


 通り過ぎた過去であるかもしれないけれど


 


 オトナとコドモの、丁度その境目に


 今日、私は立ちます

 

 


 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る