大日本帝国の皇軍は世界一ィィィ!
大日本帝国の皇軍は世界一ィィィ!と叫びたいところだが、そうともいかない。
陸軍がロシア帝国の崩壊を聞き、ドイツ帝国はソビエトと協力して満州を攻撃すると本気で信じられていた。
そのため、ドイツ軍と荒野で相手できる分だけの改革を掲げ日本を陸軍大国にしようと考えていた。
まぁ実際のところはソビエト社会主義共和国連邦はドイツが潰したし、日本とも白紙講和を結んだ。
だが、陸軍の改革は進められている。
史実、いや僕の元いた世界では終結と軍縮によって計画は中止されたが、今回は違う。
陸軍の改革はこのまま進め、海軍においてもロンドン海軍軍縮条約なんて話はないので、自由に作れる。
インドと豪州からの資源で海軍を強化させるのだ。
あ、ちなみにインドと豪州の資源は僕の会社が運営しています。
天皇直轄の財閥を僕が作ったのだ。お金稼ぎたいし。満州鉄道の利益は我ら天皇家のもんじゃい!
まぁ、天皇家の資産は日本のために使われるから結局関係ないんだけど。
大艦巨砲主義とか古臭いもんじゃなく航空主兵論に基づいて海軍の軍拡を進める。このまま行けば統治に苦しむドイツを抜き、大日本帝国の皇軍は世界一ィィィ!と叫べる日が来るかも知れない。
あと、陸海の対立も問題なので、総合参謀本部を設立し、前近代的なり陸海の対立を終わりにし、陸海の完全な協力体制を作った。
……ちょ、お前ら!ぽまえら!協力せい!協力せんか!喧嘩するな!
インド、豪州でも軍拡が進められ、イギリスでも復興が進んでいる。
これならばドイツにも負けないだろう。
フランスのサンディカリズムもイギリスいなくて弱体化しているだろうし、余裕やろ。多分。きっと。おそらく。
軍拡を推し進めたことで、軍部からの僕の支持は高いが、政府からはあまり良く思われていない。
しかし、これで皇道派の暴走も抑えられるはずだ。
世界恐慌。
これが来るまでは日本は立派に成長できるはずなのだ。
……あ。
満州国とシベリア出兵で手にれたトランスアムールは日本領として編入したいから、日本国民の移住と皇民化をどんどん押し進めて!
満州には油田があるし、トランスアムールを獲得しておくと日本海の安全を確固たるものにできる。
あと、北欧美人の奥さん欲しす。
あー、エッチなことがしたいでござる。
ちょっと!イギリス王室さん!婚約者!婚約者頂戴!
……え?年齢?まだ二桁にもなっていなから駄目?そんな!あんまりだ!もうすぐ10歳だよ!まだ精通してないけども!
……え?だったら駄目じゃんって?
何だよもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!またかよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!また年齢が僕を阻むのか!先生との恋愛も許してくれよ!
子供にはまだ判断能力がないって。差別だよ!僕は下手な大人よりよっぽど知的だよ?
昔、女性は判断能力がない。とされていたけど、度重なる運動によりそれが覆された。なら!いつか!僕たち子供にも!
というかなんで子供には選挙権がないんだよ!
判断能力の無さを言ったら老害たちにもねぇだろうが!
ボケのせいで判断能力が落ちたとして老人たちから選挙権奪えよ。
じゃないといつまでたっても老人たちのための政治ばっかで苦労している子供たちや少子化問題も解決しないよ。
僕が法律変えてやろ。偉い人だし。僕
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます