信頼

 早朝に永井組の門から庸平と斎藤が出てきた。

「あとは林とやりとりしてくれ。壬沓社には明日連れていく」

「はいよ」

 斎藤は気のない返事をする。

 駐車場が見えてくると、庸平が斎藤へ振り向いた。

「お前運転しろよ」

「ああ、いいけどよ」

 わざわざ言ってくるとは珍しい。

 車が発進すると、助手席の庸平は深々と座り、寝る体勢に入った。

「お前、ちゃんと寝てんのか?」

「ん?ああ」

 昼夜問わず、千紗の警固や隊の仕事をしているのを、斎藤は知っている。

「夜の警固だったら俺たちも交代でやるぞ?

 外の警備も出してることだしよ」

「俺が守りたいんだ」

「でもよ、たまには休め」

「今休んでる」

「そうじゃなくてよ…」

 庸平には斎藤のこの心配がうるさいらしい。

 かまわず目を閉じた。

「何度も言うが、自分の人生大事にしろよ」

「ああ」

 庸平が腕を組み直す。

「俺は今幸せなんだ」

 なるほど、幸せそうな顔してやがる。

 それから10分も寝ただろうか。

「おい、着いたぞ」

「ああ、さんきゅ」

 車を降りた二人が基地に入ると、本堂で千紗がバタバタと荷物を運んでいた。

 そこに、加藤がやって来た。

「お、今日の髪型似合ってるね」

「そう?ありがとう」

 千紗は嬉しそうだ。

「チッ」

 入口で見ていた庸平は面白くない。

 加藤は千紗の荷物に気づいた。

「重いだろ?持つよ」

「いいの?ありがとう」

 庸平はキッと斎藤を睨んだ。

「さっさと行くぞ」

 そう言って一人部屋へ入っていった。

 追いかけて斎藤が部屋の扉を閉めると、庸平はふて腐れてベッドに座っている。

 かわいいとこもあるじゃないか。斎藤は笑いが込み上げてきた。

「見たか桐野、ああいうのを優しさって言うんだ」

「へん、くだらねえ」

 庸平は頭の後ろで手を組んで仰向けに倒れた。

「お前は不器用なんだよ」

 もはや言い返してもこない。

「お前の厚意は相手に見えないから、感謝もされねえんだ」

「感謝なんてされたら負けだよ」

「ほう」

「あんな恩着せがましいことはしたくねえんだ」

 なるほどね。

 斎藤は隣の椅子に座った。

「それで毎晩こそこそやってんのか」

「ああ、そうだよ」

「馬鹿だなあ」

「なんとでも言え」

 そのまま庸平は目を閉じた。

 人のために、国のために働いて見返りは求めちゃダメなんだと。それでいて誰も自分をわかっちゃくれないと。

 つくづく馬鹿だ。

「なあ、もういいんじゃねえか?」

「なにが」

「もっとよ、我が儘になれよ」

「ふざけんな」

 斎藤もムッとなる。

「心配して言ってやってんのになんだ」

「今さら幸せになんてなってやるもんか」

 なるほど。

 斎藤は納得した。

 拗ねているのだ。人生に。

 斎藤が黙って出ていくと、ガバッと跳ね起きて仕事に戻った。


 その夜、千紗がそっと部屋の中から扉を開けてみると、廊下に椅子を置いて庸平が座っていた。

「まだ起きてたのか」

 近くで見ると、庸平の顔には疲れが出ている。

 毎晩こうして見張ってくれていたのだろう。

「ねえ庸平」

「ん、どうした?」

「部屋に来て」

「は?」

 庸平は口を閉じることを忘れた。

「どうした?部屋に虫でも出たか?」

「違う!いいから来て!」

 千紗は庸平の手を強引に掴んだ。

 そのまま部屋へ連れていくと、ベッド横の机にパソコンを置く。

「何突っ立ってんの。早く寝なよ」

「……」

「今日は私のベッドで寝ていいから。隣で作業してたら安心して寝られるでしょ」

「いや、でも…」

「人の厚意も受けれるようになりなさい」

 庸平は渋々ベッドに横になった。

「これじゃあどっちが守られてんだかわからねえな」

「たまには悪くないでしょ」

「フッ、まあな」

 その間も千紗は淡々とパソコンを操作している。

「進捗はどうだ?」

「何度も分析してみてるけどやっぱりこの、世界の潮流より切り離されし地ってのがわからないと…。

 壬沓社からもらった資料を見ても、バクの足どりが全然掴めない」

 千紗は大きく息を吐いた。

「やっぱり会いに行くしかないわね」

「誰に?」

「山内さんに紹介されたお婆さんがいるの。

 明日会いに行きましょ」

「わかった」

「ところで、またそんな格好で行く気じゃないわよね?」

 千紗が苦笑する。庸平の服はいつも地味で暗い。

「他に何があるんだよ」

「私に任せて、庸平はもう寝なさい」


 翌朝、人々で賑わう観光地に停まったバスから、観光客らしくポップに身を包んだ二人が出てきた。

 二人ともサングラスをかけ、千紗はキャップをかぶっている。

 人混みをかき分けて前から山内がやって来た。

「今日はいつもと感じが違うな」

「こいつのファッションじゃ暗いからね」

「なるほど、確かにな」

 庸平があからさまに不機嫌になったところで、後ろから斎藤がやって来た。

 だんまりの庸平に代わって千紗が紹介する。

「山内さん、彼がうちの斎藤よ。戦闘に関することは彼に」

 斎藤は山内に会釈すると、また人混みの中に消えた。

「今日は念のため、離れたところから見張るように言ってあるわ」

「そうか。

 先方が待ってる。急ごう」

「行くわよ」

 という二人に庸平は渋々ついていく。

 門を一つくぐると、庭園の中に木造の伽藍が並び立つ。

 山内が前を指差した。

「この庭園をずっと行けば、三階建ての洋館が出てくる。やつはそこだ」

「一緒に来てくれないの?」

「俺は武内のババアに会うのはゴメンだ」

 そう言うと来た道を戻っていった。

「仕方ないわね。行きましょ」

「ああ」

「なんだか今日は機嫌悪いわね」

「千紗があいつと一緒になって馬鹿にするからよ」

「プフッ。何?拗ねてるの?」

 千紗は腹を抱えて笑いだした。

 庸平の顔が赤くなる。

「ほら、さっさと行くぞ」

「うん、そうね」

 千紗はまだ笑いやまない。

 観光客の流れに乗って進むと、大きな池が現れた。

 さらに池の上を回廊が横切り、その中央に瓦葺きのお堂が鎮座する。

 二人は池を挟んでその正面に来た。

 観音開きになっているお堂の中には、神を型どった木像が鎮座する。

 庸平は立ち止まって、木像の目を見据えた。

 千紗には不思議だ。

「神なんて信じないでしょ」

「神を信じないのと認めないのとは違う」

 千紗は庸平の方を見た。

 顔は真剣だ。

「神はいる」

 前を向いたまま、ポツリと呟いた。

 二人を木の顔が黙って見つめている。

 千紗は気味が悪くなってきた。

「行きましょ」

「ああ」

 池の前を過ぎると、遊歩道は小さな林に入っていく。

 その奥の木陰に小さな小屋が見える。

「あれじゃねえよな」

「たぶん、さすがに…」

 すると小屋から数人の男が飛び出し、二人の方へ向かってくる。

「あれかも…」

 はたして、男たちは二人の前で立ち止まった。

「伊藤千紗に桐野庸平だな?」

 庸平はそっぽを向いている。

 千紗は安心した。変に殺気立たれるよりよっぽどいい。

「ええ、そうよ」

「武内さんのところに案内できるのは一人だけだ。もう一人はあの小屋で待ってろ」

「人質ってわけね」

「そういうことだ。どっちが行く?」

「じゃあ彼を人質に」

 千紗は庸平を指さした。

 庸平は心配そうに千紗を見た。

 千紗を一人で行かせて大丈夫か?

 しかし千紗は、庸平の目を見て固く頷いた。

 その目に迷いはない。

 庸平はクスリと笑った。

 俺が千紗を信じないでどうする。

「よし、ついてこい」

 二人ともまず、小屋の中へ案内された。

 庸平は指示の通り部屋の中央の椅子に座ると、後ろ手で縛られた。

 それを見てさすがに千紗の顔がひきつる。

「…、待っててね…」

「ああ。戻ってきたとき寝てたら起こしてくれ」

 この様子だと本当に寝かねない。

 千紗の頬が少し弛んだ。

 案内人が壁際に備え付けられたタンスに手をかけた。

「違う、そっちじゃない」

 他の男が制止する。

「悪い。久しく使っていないからな」

 そう言うと案内人は部屋の中央を振り返る。

 庸平はジッと案内人の足元を見ていた。

 タンスの下から光が漏れている。

 光に見とれている間に案内人は、庸平の前に立ちはだかった。

 そうして無言で見下ろすと、庸平を後ろへ突き飛ばした。

「う゛っ」

「ちょっと!」

 飛びかかかる千紗を他の男たちが制止する。

 中央の男が庸平のいたところに手を当てると、ガタッと床が開いた。

「ついてこい」

 案内人は千紗を呼ぶと、床の下に飛び降りた。

 千紗は倒れている庸平の目をジッと見つめると、案内人に続いて飛び降りた。

 床の蓋が閉じられると、庸平と椅子は元の位置に戻される。

 男たちは黙って庸平を見張る者、その場に腰を下ろす者、一人として言葉を発する者はいない。

 庸平は庸平で、仏頂面でそんな男たちを眺めている。


 すると、外からドアをノックする音。


 男たちが立ち上がり、一人がドアに近づく。

「誰だ?」

 外からの返事はない。


「おい」


 中央に座る庸平が低く声を発した。

「そのドアを開けるな。

 そして今すぐこの縄を解け」

 男たちに動揺が走る。

「お前たちのためにもう一度言うぞ。

 今すぐこの縄を…」

「うるさい!黙ってろ!」

 と叫んだのと同時にドアが勢いよく破られ、男たちはたちまち無数の銃弾を受けて倒れた。

 その中央で庸平だけが不敵に笑みを浮かべて座っている。

「なんだ?お前たちは」

 入ってきた男たちは庸平に銃を突きつけた。

「女はどこだ?」

 やれやれ、と庸平は首をひねる。

「そこのタンスをどけてみな」

 男たちがタンスをどけると、地下へ続く通路が現れた。やはりここから光が漏れていたらしい。

 縛られたままの庸平に先頭を行かせ、男たちは地下道へ消えていった。


 千紗は洋館の前にいた。

 建物には蔦が這っている。

 入口を開くと、薄暗い廊下が奥へ伸びている。

「奥の階段を上がって二つ目の扉だ」

 そう言うと案内人は立ち去った。

 廊下を一歩踏みしめるごとに木の軋む音が響く。

 今にも崩れそうな階段をおそるおそる上ると、確かに扉が並んでいる。

 言われた通り二つ目の扉の前に立つ。

 一息ついて、遠慮がちに扉を叩いた。

「どうぞ」

 ドアを開くと、老婆がこちらに背を向けて腰かけている。

「あなたも座って」

 言われるまま老婆の向かいに座った。

 彼女がどうやら武内らしい。

 椅子を転回させた武内は、思っていたよりも穏やかな顔をしている。

「ここはバクの別荘なのよ」

「ここが?」

 千紗の驚きなど気に止める様子もなく、武内は話を続ける。

「バクはどうしてもと庭に池を作ってね。

 池の上にお堂があったでしょ?普段はあそこにこもって、人前に姿を見せるときだけ出てきたわ」

 唐突に始まった話に千紗はついていけない。

 キョトンとしている千紗を見てさらに言葉を足す。

「人前ってのはつまり、この世界に姿を見せるときね」

 千紗はハッと目を見開いた。

「世界の潮流…」

 じゃあ宝はどこに?

 考えこむ千紗を老婆はニコニコと見つめている。

 この世界に姿を現すとき、バクは池を渡ってきた。

 ということは、世界の潮流から切り離されているのは池の上…。

「もしかして…!」

 千紗の口角が上がる。

 老婆はニコリと笑った。

 それに対し千紗は再び首を傾げる。

「でもどこの…」

「あなたはもう知っているはず」

 考えこんでいた千紗はゆっくりと、眉に皺を寄せた。


「わかったみたいね」

 コクリ、と頷く。


「武内さん、あなたは一体何者なの?」

「私?私はただのプレイヤーよ」

 と老婆は気さくに笑う。

「私が今日来た目的を知っていた。

 バクのこともまるで、自分で見てきたみたいに…」

「みんな見てるわ」

「……」

 パンッ

 と武内の手を叩く音で千紗は我に帰った。

「さあ、わかったなら早く行かないと、あなたのパートナーが待ってるわ」

 それを聞いてガバッと立ち上がる。

「庸平に何かあったの?」

 武内は黙っている。

「どこ?どこにいるの?」

 千紗が詰め寄る。

「彼についていきなさい」

 振り返ると、出口に子供が立っていた。

 千紗は慌ててそちらへ駆け寄ったが、思い返したように武内へ向き直った。

「最後に一つ、いいかしら?」

「ええ、どうぞ」

 千紗は深呼吸をする。

「"それ"を見つけたら、どうしたらいいの?…」

「思ったままにすればいいわ」

 答えは早かった。

「そう…」

 子供に手を引かれ、千紗は部屋を後にした。

 歩きながらスマホを取り出すと、急いで斎藤へ電話をかける。

「斎藤、聞こえる?」

「よかった!今どこだ?桐野がつながらねえ!」

「今から庸平を助けに行く」

「待て!俺が行くから伊藤は戻れ!」

「大丈夫。これは私がいかなきゃ」

 ね、と手を引く少年に微笑みかけると、少年は無垢な笑顔を見せた。

「じゃあ、もう行くから切るね」

「おい!待…」

 千紗は少年と廊下を突き進んだ。

 一階に降りて扉を開くと、目の前にトンネルがある。

 トンネルを進むと、やがて木造の渡り廊下が現れた。

「これってあの、池の上のお堂?」

「そうです!」

 廊下に足を踏み入れると、外界が暗く感じた。

 中央にくると先ほどの木像が居座っている。

 木像と目が合うと、千紗は一瞬身震いした。


「ここは交差点です!」


 急に少年が声を上げた。

「交差点って、何の?」

 池の方を見ると、人影がこちらへ歩いてきている。

 その影が近づいてくるにつれ千紗の目は見開かれていった。

 お堂へ上がってきた影の正体は、涙ぐんでいた。


 しばらくして廊下へ出てきた千紗は、幽霊でも見たような顔をしていた。

「あれは、どういうこと?…」

「だから、交差点なんです!」

「ということは、未来はもう、決まっているの?」

「それは僕にもわかりません!」

 千紗は黙りこくってしまった。

 少年は相変わらず笑顔で千紗を見つめている。

 千紗は振り払うように顔を上げた。

「ごめんなさい。行きましょ」

「僕はここまでです!」

「えっ、でもまだ…」

「では、お気をつけて!」

 少年がニコッと笑った瞬間、千紗の立つ床が開いた。

「うわっ!」

 叫ぶ間に床の下へ消えていった。


 千紗は穴を転げ落ちると、柔らかい泥だまりの上に吐き出された。

「うぇっ、何これ…」

 顔についた泥を払うと、辺りがやけに明るいことに気づいた。

「何?…ここ…」

 目の前は透き通った池に日の光が差し込んで水底を照らし出している。

 後ろを見ると、岩壁に千紗が落ちてきた穴が開いている。岩壁に沿って視線を上にずらすと、てっぺんで岩肌が突き出して天井になっている。

 おそらくあの上にお堂があるのだろう。

 その突き出た岩肌から、滝が目の前の池へ流れ落ちてきていた。

 向かいの岩壁へ目を移すと、中腹に窪みがあった。

 よく見ると誰か立っている。

「庸平!?」


 庸平は窪みの縁に立たされていた。

 前には銃を構えて男たちが並んでいる。

「女の居場所を言え。さもなくばここで死んでもらう」

 チラリと下を覗いてみる。

 下の池まで20mほどか。

 右足を半歩下げたが、何かを躊躇うかのように固まって動かない。

「どうするんだ!」

 庸平は大きく息を吐き出すと、気味の悪い笑みを見せた。

「じゃあ、おさらばさせてもらうとしよう」

「は?」

 二の句を待たずに、庸平は後ろへ跳んだ。

 男たちは騒然となって滝壺を覗いた。

 庸平の姿はもう見えなかった。


 その庸平はというと、水中で必死にもがいていた。

 後ろ手を縛られたまま落ちてくる滝の勢いに抗えない。

 縄を千切ろうと力を入れれば入れるほど酸素が失われていく。

 沈みながら、意識が遠のいていった。


 次に目を覚ましたときには、庸平は岩場の上に転がっていた。どうして助かった?

 両手の縄が解かれている。

 頭上で誰かが咳き込んだ。

 見上げると、びしょ濡れの千紗が背を向けて座り込んでいる。

「あ…」

 庸平が何か言いかけたところで、千紗のスマホが鳴った。

「斎藤だ!桐野は見つかったか?」

「ええ、今一緒に地下にいる」

「地下?まあいい。

 上は今武装した連中が踏み込んでえらい騒ぎだ!

 急いで出るぞ!」

 それを聞いて庸平は立ち上がった。

「よし、行こう」

 しかし千紗は下を向いて立ち上がろうとしない。

「どうした?」

「何か言うことは?」

 髪から水を滴らせながら、拗ねた顔を庸平へ向けた。

「ああ…」

 庸平は千紗の目を見て頬を赤らめはにかんだ。

「ありがとう」

 見たことのない庸平の表情に千紗も照れ笑いを必死に隠す。

「どういたしまして」

 千紗が少し嬉しそうに立ち上がると、二人は出口へ駆け出した。

 地上に上がると辺りは逃げ惑う人々、怒鳴り散らす男たちで充満している。

「走れるか?」

「うん」

 二人は微笑みを浮かべて手を握った。

「よし」

 庸平が千紗の手を引き、人々の間を駆け抜ける。

「あそこだ!」

 遠くから叫ぶ声がする。

 そんなものも聞こえないかのように、二人はひたすら前を見て走った。

 前方に通りが見えてくると、車の窓から斎藤が顔を覗かせている。

 そこへ二人が飛び込むと、車は発進した。

「成果はあったか?」

 と斎藤が振り向くと、後部座席で二人はぐったりしている。

 ゆっくりと千紗が庸平の方へ顔を向けた。

「高いとこ、ダメなんだね」

 意地悪な笑みを浮かべている。

「ダメじゃない、嫌いなだけだ」

 久々に千紗に無愛想な顔を見せた。

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