BONUS STAGE

~おまけ&あとがき~(*ネタバレがあります)


チヒロ:前回のあとがきにあった超展開ってコレなの?

アコ:普通、超展開っていったら、主人公が覚醒するとか、チートスキルを習得するとかじゃないのかな?

チヒロ:作者が覚醒してどうすんのよ!

アコ:それも変な方向性だよね……。こんな小説、誰が読むの?

カミラ:アグリさんはマスター農夫だけが覚える唯一無二の究極魔法『パチャマンカ』を使用しましたが? あなた方の目は節穴ですか?

チヒロ:あれって魔法じゃなくてただの合言葉だよね!

アコ:コエダメネタはもう止めて!


チヒロ:ところでこのゲームブック、いくらなんでも酷過ぎない? お笑いネタがここまでエロネタに傾倒するとさすがに読む方もキツイわよ……。

カミラ;作者は二ヶ月で書き下ろしたと自慢してました。

アコ:手抜きって意味かな?

カミラ:お笑いネタが下ネタに偏る時は、ネタ切れの兆候です。作者の言い訳でしょう。


チヒロ:そもそも、エログッズを集めないと必ず死ぬってどんなアドベンチャーゲームなのよ! お笑いネタの内容以前に作者の頭おかしいって!

アコ:チヒロおねえちゃん! ネタバレしてる!

カミラ:あとがきから先に読む読者も多いのです。自重してください。

チヒロ:わ、分かった……。でも、死亡ルートが多すぎるのは問題よ。読者から苦情が来るかも……。

アコ:私はトゥルーエンドも疑問だった。ラスボスを倒してないし……。

カミラ:どうせ苦情が来るほど読まれませんよ。シナリオ5くらいまで読まれて残りは未読スルーです。

アコ:私、アグリお兄ちゃんのふんどし踊り好きだったけど……。

カミラ:それはあなたの性癖がイタいだけです。

アコ:…………私ってそんなにイタい?

チヒロ:でも、死亡ルートだけをAから順に斜め読みすると、デスペナの謎が解けるからプレイヤーには参考になったかも……香典返しも神殿で買えるって便利にできているわね。

アコ:死んだ本人が香典返しを送るとか、ゲーム世界の風習っておもしろい!

カミラ:あんな酷い蘇生ネタ、何の参考にもなりませんよ。それとも、あなた方はマッパ願望でもお持ちですか?

チヒロ:カミラこそやけに絡むじゃない。今回、出番が全くなかったから、拗ねているだけでしょう?

カミラ:違います! あなた方の戦闘があまりに拙すぎて呆れているだけです~!

チヒロ:出番が欲しいなら、次のゲームブック版で一緒に踊るといいんじゃない? 農民カップルだし、お似合いかもよ?

アコ:私も踊りたい! ふんどし踊り!

チヒロ:女性はふんどしを装備できないわよ……男性限定装備だから……。

カミラ:だからあなたは親や同級生からもイタいJKと評されるのです。

アコ:どうしていつもいつも私のターンで炎上するのっ!


チヒロ&カミラ:アコちゃんが(あなたが)ザンネン過ぎるのよ(です)!



~あとがき~


このゲームブックは「夏休みだけど超暇!」「オリンピック特番ばかりで見たい番組がない!」「暑すぎてゲームコンソールが壊れた!」「猛暑で何もやる気が起きない」といった方々のために、急遽、書き下ろしました。

本編の進行よりも若干早くしておりますので、読むタイミングによっては、前後のエピソードに時間的ずれがあるかもしれません。


いかがでしたでしょうか?

HELLO, GAMERS!初のゲームブック。


スマホやビデオゲームが普及した現代において、ゲームブックは完全なオワコンです。

小説を掲載させて頂いているこの『カクヨム』はおろか、現代日本、果ては古書店でもゲームブックはほぼ見つかりません。

そんな時代において、今回の『HELLO, GAMERS ~攻略のすゝめ~』におけるゲームブック化は、まさに作者にとっても大冒険でした。


大昔(小学生五~六年?)、ゲームブックにはまり、コミック版を書いてクラスメートに読んでもらっていた経験があります。

下ネタばかりの内容で、今では黒歴史として作者の記憶に留められているだけです。

その当時の情熱の残滓がどこかにあったのでしょう。

インターネットが普及した今ならば、「身バレしない」「恥ずかしくないかも!」という理由で、投稿へと踏み切ったわけです。

いやはや、黒歴史を完全にこじらせてますな……。


実は、第一章からゲームブック化の構想はありました。

しかし、ネット小説初心者(初投稿は2021年1月)にとっては、「こんなおバカな小説を誰が読む?」「現代人はゲームブックなんて知らないよね……」という疑問が尽きず、(面倒もたたって)断念しました。

その名残として、第一章でも現代小説ではちょっと珍しい選択肢が残されているのです。


読者様の反応しだいで(PV次第で)、今後もゲームブックを書いて行こうかと検討中です。(非常に手間がかかるのであくまで検討中です!)


難易度は『鬼畜レベル』に設定しております。(作者の主観です)

なにせ、選択肢を誤るとほぼ死亡ルートです。初見クリアできる読者は皆無でしょう。洋館へのハマりルートやラストのトラップがエグすぎます。

しかも死亡後のエピソードがまた酷い。まさにエロゲ並みの鬼畜仕様。


この『カクヨム』には、ページごとにPV数が確認できるため、どの死亡ルートに読者様が陥るのか、書いている方としても大変楽しみです。(だから……飛ばし読みしないでね!)

あまりに未読スルーが多い場合は、本編で『山鳥タクミ版完全攻略ルート』として書き直す予定です。


内容については、忌憚のないご意見お待ちしております。

小説的にでも、ゲームバランス的にでも、なんでも構いません。

「シナリオが長すぎる」

「SFや異世界モノで、ここまで悲惨な主人公やヒロインはない」

「ヒーローなのに死に過ぎ!」

「話のネタが、社会風刺、エロネタ、オヤジギャグに傾倒し過ぎている」

「絶対、この作品の作者、頭おかしい」

といった意見でも構いません。面白くない、作者の頭おかしい以外は修正可能です。今後の投稿作品にも参考にさせていただきます。


緊急クエスト攻略後のシナリオは、『HELLO, GAMERS ~攻略のすゝめ~』の本編で続きます。

後日談ネタ盛りだくさんで書いていく予定です。


それではまたあとがきで会えることを楽しみにしております。


ジョージ・柿句

2021年8月

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別冊ゲームブック HELLO, GAMERSⅢ~攻略のすゝめ~ ジョージ・柿句 @kakiku-ajin

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