第7話 形のない被害者たち

「先日の午後三時ごろ。冒険者・開拓者ギルド本部の受付嬢ミリアさんより通報がありました。被害者は二十一歳無職の女性ルミさん。約束の正午になってもギルドに現れず、心配になって居候している開拓者のアベルさんの家を訪れても不在。その後、彼女が通っている図書館にも姿が見えないことで通報したとのことです」


 王都の外周部。兵士の拠点の一つで、近衛騎士団の新人──カインは淡々と状況を読み上げた。椅子に座って並ぶベテランの兵士たちが静かに耳を貸している。

 年上の鋭い眼光を一身に受けても尚、冷徹な少年の貌に曇りはない。さして緊張した様子もなくカインは続ける。


「通報内容に関しては調査済みで、ルミさんが午前十一時半ごろまで図書館を利用していたことは、利用記録より確認できています。恐らく図書館からギルドに向かう途中で何かしらの事件に巻き込まれたかと推察できます」


「図書館からギルド、それに事件当時が真昼間となると……横着して路地裏を突っ切ろうとしたな?」


「はい。彼女の容姿はとても目立つものなので、すぐに目撃情報は得られました。同時刻に白髪の少女が路地裏に踏み込んでいくのを見たと、複数人から証言を得ています」


 思い浮かべるのは二回しか顔を合わせていないルミの姿だ。あまり他人に興味があるとは言い難いカインは顔を覚えるのが苦手だった。けれど、彼女のあまりに整い過ぎている容姿は、とてもではないが忘れられるものではない。

 それは近頃、急増しつつある集団と同じ特徴で。


「ずいぶんと整った容姿に、身寄りのない立場……カインくん、正直に答えなさい。その被害者女性は異邦人だったのか?」


「……本人は異世界から訳もわからないまま転移してきたと主張していました」


 一切の顔色を変えずに答えつつも、カインは内心でため息をついていた。これは面倒なことになったと。せっかく上への報告は止めておいてやったというのに。

 四十台ほどの如何にも古参の兵士と言った風貌の男性が、次々と質問を投げかけてくる。


「何故報告しなかった? 異邦人については難民キャンプで保護するように王家から通達があったはずだ。キャンプ設立前に間所を通り抜けた異邦人も確認次第、身柄を確保するようにと言われていただろう?」


「申し訳ありません。軽口の一種だと判断しておりました」


「つまり君個人の勝手な判断だったと? 現状、異邦人たちの正体はわからないままだ。我々はもちろん、彼ら自身にとってもな。正体不明の人間……潜在的な危険を排除するために異邦人の隔離は徹底しなくてはならない」


 そんなことはわかり切っている。何処から現れたのか、どうやって現れたのか、何もかもが不明な人間──見た目は人間でも、本当に人間かさえ確信が持てない集団。彼らの出現が何かしらの計画の一部であり、今この瞬間に王国へ牙を剥き始める可能性を否定できないのだ。

 だから慎重を期す国王は彼らを発見次第、保護と称して収容する施策を採った。衣食住の確保で身寄りのない難民の不満を抑えつつも、管理下に置くために。尤も見た目からは“容姿が異様なほど優れている”点でしか判断のしようがないのだが。


 だからこそ、異邦人の疑いがあれば確信がなくとも身柄を確保するように、各地の領主や騎士団には通達が送られていた。

 けれどカインはその通達を無視した。ルミを確保せずに自由にさせたまま野放しにした。この自尊心ばかりが膨れ上がった男は悠々としてその事実を突いてくる。


「最年少で近衛騎士団への抜擢……実に素晴らしいご身分だが、責任感が伴っていないようだね。君の行動一つ一つが良くも悪くも王国の威信に響くと自覚したまえ」


「申し訳ありません。今後はこのような不手際がないように心掛けます」


 ──さっさと話を本題に戻せ。


 口での発言とは真逆の想いが胸を満たす。彼がどうしてカインを執拗に攻撃するのか、その理由を知っているのだから尚更、苛立ちは増した。

 

 王都には当然、防衛戦力として兵士が多く滞在しているが、同時に王家直属の近衛騎士団も治安維持に勤しんでいる上、兵士を罰して管理する憲兵としての側面もある。故に他の都市と比べて兵士の発言力は強くない。目の前の男は兵団の部隊長にまで昇り詰めたものの、騎士に転職できるほどの能力はないのだろう。

 最年少で近衛騎士団に所属したカインが、妬ましくて妬ましくて仕方がないのだ。


 本格的に近衛騎士として働く前の下積み。そんな理由で兵士と共に事件を追うことになったが、果たしてこの男の苦言を聞くことが騎士として必要な経験なのだろうか。


 ──アベルだよ。カインくんにあんなこと言われて、凄い困ってたよ。


「…………」


 とある少女の、新たな被害者となってしまった女性の言葉を思い出して苦笑する。他人をいびっているのはカインもだ。いくらアベルに原因があるとはいえ、カインだって部隊長の男と同じ穴の狢なのだろう。


「この件については後程、騎士団長に報告させてもらう。君は……」


「私の不手際によってご迷惑をおかけしたことは重々承知しております。しかし、こうしている間にも被害者たちの安全は脅かされているはずです。早急に調査についてお話を進めさせて頂けないでしょうか?」


「……む。ああ、そうだな。君の処罰については後にしよう」


 小言なら受け入れよう。だが、それで救出が遅れ、被害が増えることだけは受け入れられない。幸いにも兵団全てが腐っているわけではないようで、咎めるような視線が部隊長に集まる。

 彼も周囲が味方しないことを理解して、素直に引き下がった。


「では報告に戻ります。今回の事件ですが、先週から続く連続誘拐事件との関連が疑われています」


「そうとしか考えられませんよね」


 若手の兵士が相槌を打つ。それにカインも頷きつつ、手元の資料に視線を戻した。


「現在、確認されている被害者は九名。どれも若い女性とのことです。ですが住民からの通報から推察するに、実際に誘拐された人数は更に膨れ上がります。恐らく王都の内部に転移してきた異邦人が身寄りのないまま彷徨い歩き、犯人に捉えられていると考えられます」


「犯行グループについては?」


「見るからに荒くれ者のチンピラ崩れが最低でも五名。加えてリーダー格らしき中年男性の姿が確認されています。詳しい容姿についてはこちらの資料に」


「そこまでわかっているのか。なら一体何故、野放しになっている?」


 あの部隊長がこの事件に関わるようになったのは、重大性を認識し戦力を拡充したこの場が初めてだ。当然の疑問だろうし、理由もある。


「構成員の中に高度な魔法使いがいるようです。恐らくは幻影系の魔法を操り、調査の目を掻い潜っております」


 魔法には生まれのつきの適性が大きく関わってくるが、その代わり魔術と比べて汎用性に優れている。幻影を生み出す魔法を自由自在に使われては、いくら騎士や兵士でもすぐに根城の特定はできなかった。

 部隊長が顎に手を置く。ゆっくりと瞳を閉じたまま思考に更けて。


「だが、それだけではないな。よっぽど手馴れている犯人だろう」


「はい。となると……」


「我々の捜査が進めば、すぐに勘付いて王都から逃げ出す可能性が高い。王都の出入りは……異邦人関係で既に警戒しているか」


 嫌味な男だが、部隊長にまで昇進した経験と勘だけは本物だ。例え腕っぷしでカインが負けなくとも、集団を指揮する能力では足元にも及ばない。そこだけは素直に認めて、頷いて見せる。


「今回の捜査は早さが命だ。王の膝元での狼藉、これ以上は見過ごせん」


「はいっ!」


「もちろんです!」


「すぐに犯行グループのアジトを特定する。総員、行動開始ッ!」


 部隊長の掛け声とともに、予め決められたとおりに兵士たちが動き出す。外様であるカインも彼らと同じように部屋を後にした。


「カインくん、よろしくな。戦いの実力では敵わなくても、こういう調査は俺らを頼ってくれよ」


「はい、よろしくお願いします」


 行動を共にする男性たちと挨拶を交えつつも街中へ繰り出す。捕らわれた無辜の民を救い出し、騎士としての義務を果たすべく。その中には仲が良いとは決して言えないが、知り合いの女性だっているのだから。


「……ったく。ちゃんと守ってくださいよ」


 だが、そもそも被害者にならないことに越したことはない。その知り合いの女性を保護していたはずの青年の顔を思い浮かべて、カインは悪態を付いた。


☆ ☆


「……兵団が……めた」


「そ……どき……すねぇ」


 曖昧な意識に雑音が差し込まれる。身体が痛い。ごつごつとした硬く冷たい床がじわじわと体力を奪っている。


「あ、れ……?」


 おかしい。寝相はそこまで悪くない自負があるし、仮にベッドから転げ落ちたにせよ、木製の床ならもう少し温かみがあるだろう。疑問を解消しようとゆっくりと重たい瞼を開けた。


「……どこ?」


 それでルミはようやく、洞窟のような狭い空間で横倒しになっていることに気が付いた。石の床で眠っていれば身体に負担だって溜まっていくだろう。家に帰って温かいベッドに戻りたい。


「っ……!?」


 けれど、腕が動かせない。脚も動かせない。立ち上がることができない。背中側で両手首が、足首も同じように合わせられて、縄で縛られている。どうにか身を捩って上半身だけは起こすが精いっぱいで──


「だ、だいじょうぶ……?」


「……ぁ」


 泣きそうな顔の女性が、案じるような言葉を投げかけてきた。他にも十人以上いる若い女性たち。彼女らと共にルミは地下の牢屋に幽閉されていた。


「そうだ……僕、あのチンピラたちに……っ」


 無理やり意識を奪われたせいか、痛む頭に記憶が蘇ってくる。路地裏で誘拐されている女性を見かけて、助けようとした。ルミ自身もまた、ちょっと力が強いだけの少女である自覚を忘れ、身の程知らずにも救出を試みたのだ。

 その結果がこれか。助けるどころか、状況を悪化させてしまった。


「ご、ごめんなさい……あなたは私を助けようとしてくれたのよね……?」


 視界に捉えたのは一瞬でしかなかったが、あの時の女性とルミの身を案じてくれる女性の姿が重なる。間違いなく同一人物だ。やはり彼女も同じ集団に捕らわれてしまったのだろう。


「僕こそ、ごめんなさいっ。あんなことせずに素直に兵士か騎士に通報しておけば……!」


「いいのよ、大丈夫。ここは王都だもんっ。すぐにでも近衛騎士団か兵団の優秀な人たちが助けに来て──」


「──ええ、来やすね。優秀な兵士たちが」


 縋るような言葉に牢屋の外から返事が届く。二人で揃って顔を上げれば、小太りの中年男性──ニバスがにやにやとルミたちを見下ろしていた。


「へ、兵団が来るならあんたたちなんて……!」


「真正面から戦えばあっしらが負けるでしょうね。けど、その辺りを考えずに王都で商売するわけねえじゃないっすか」


 意地の悪く、気味の悪い笑みに、ルミは寒気を覚えた。そんな表情のままでニバスが話を続ける。

 

「兵団内に内通者がいるんで、あちらの情報は筒抜けでやんす。そのうちここにも辿り着くでしょうけど……その時には、あっしらはトンずらこいてるわけで」


「そ、そんな……よりによって王都の兵士に内通者なんてあり得るわけ……」


「まあ、あっしも最初は罠だと疑ったっすよ。けど王都でこれだけの商品を仕入れられてるのが証拠でしょう?」


 何も、否定できなかった。兵団に──日本でいう警察に共犯が紛れ込んでいる。眉唾物な話だが、事実としてニバスはこれだけ好き勝手に女性を誘拐しても未だ自由に外を歩き回っていた。

 兵団や騎士団からの助けは期待できない。助けが来たとしても、その時には手遅れだ。ならば、ルミが期待できる救いなんて後はもう一人しかいない。


「……っ」


 黒髪の青年。大して年の離れていない男性の顔を思い浮かべて、ルミは自己嫌悪に陥った。また彼を頼るのか。命を救われ、危機に巻き込み、生活の面倒を見てもらって、尚も救いを求めるのか。

 この世界に来てから、ずっとそうだ。いつもルミの行動が引き金となって優しい彼を巻き込んでいる。今回だってルミ一人で女性を助けられると傲慢な判断をしなければ、兵団に通報して済む話だった。


「だめ、だ」


 できない。アベルの助けをただ震えて待つなんてできないし、許されない。ゆっくりと地下の空間を見渡す。

 リーダー格のニバスに加えてチンピラが五人。ルミを含めて牢屋の中には十三人の女性が両手足を縛られ、転がされている。出口はここからは見つからない。

 この状況から逃げ出すの策を──


「──君、いいでやんすね」


「ぅ……っ。な、なにさ?」


「反抗的な目をしてる……どうにかして逃げようと考えてる表情っすね」


 図星だ。醜い顔から生み出される汚らしい視線が、こちらの胸の内を全て見通しているようで。ルミは言葉に詰まった。すぐに視線を外して少しでも距離を取りたい。

 けれど、そんな逃げの行動を一つでも取ってしまったら、もう立ち直れないと理解しているから。視線を逸らすわけにもいかない。


「あっしがどれだけの商品を捌いてきたと思ってるんすか? 君みたいな商品だって時折いやしてね」


「…………」


「怖がってる。怖くて怖くて仕方がないのに、自分がどうにかしねえと終わっちまうって、状況を冷静に判断してる。だから気丈に振舞おうとしてるんすよね?」


 気が付けば、鉄格子の隙間から伸ばされたニバスの手が、ルミの頬を撫でていた。舐めまわすようなねっとりした手つきだ。


「……ひっ」


 気持ち悪い。こんな外見も内面も汚らわしい男に触れられた。なのに足腰には力が入らず、縛られていることも相まって一歩も動けない。

 彼の指がゆっくりと顎から鎖骨に通って、ルミの身体をなぞろうとして──


「やめ……っ!!」


 嫌悪感が恐怖を上回り、勢い良く身を捩ったルミによって手が弾き飛ばされる。それでも、歯が噛み合わず、身体の震えが止まらない。

 先ほどの女性がゆっくりと身を寄せてくれても、動悸が止まる気配はなかった。


「ああ……っ! そそりやすねぇ……せっかくの上物で高く売れそうっすけど……いいかなぁ。たまにはつまみ食いしても」


「な、何をする気で……」


「わかってるでしょう? まずは無理やりに股を開かせて素材の味を楽しんで……それから肉を削いでいくんすよ。ちょっとずつちょっとずつ、女として終わらせて、それから人としても終わらせるでやんす。ちゃんと一部始終は写真に撮って見せてあげるから安心してくだせぇ」


「親分! そいつで遊ぶなら俺たちも混ぜてくださいよ!」


「もちろんいいっすよ。まあ、最初はあっしがいただきますが」


 粘ついた視線がルミに集中する。その正体は、本来ならば男性であるルミならすぐに看破できてしまった。

 男が女に見せる醜い獣の本性。理性で抑えることもせず、ルミの人格を慮ることもせず、ただ身体目当ての汚らしい欲望だ。


「ぅぇ……っ」


「お、落ち着いて……っ。大丈夫、すぐにでも助けが……」


 吐き気が止まらない。寒気は増していくばかりなのに、頭の中身は発熱したように朦朧とし、ろくな思考が回らない。


「ああ、でも検査だけはしないっとすね……魔力計を持ってきてくだせい」


「うっす。すぐに」


 一度意識してしまえば嫌でもわかる。胸元に、スカートから伸びる脚に、男たちの遠慮のない視線が突き刺さっている。肉欲の対象として見られている。


「無傷で全員、あっしらから逃げ出したい。ずいぶんとご立派な理想で。残念でやすが──力のない人間じゃ理想は理想のまま終わるんすよ」


「う、うるさい……! 来るなっ、やめ、て……」


「この子に触らないで! あなたたち、これ以上罪を増やしたら死刑よッ!」


「あっしらの余罪を考えれば今更っすね」


 牢屋が開く。けれど、それは脱出のチャンスには成り得ない。ニバスを含めて五人の男がルミを取り囲む。女性が一人でルミを守ろうとしてくれているが、他の被害者たちは遠巻きに震えているだけだ。

 だからどうにもできない。必死に虚勢を張る女性と、覚悟に反して震えることしかできないルミでは、何も状況を好転できない。


 今更だった。今更になってルミは自覚させられた。ルミは女なのだ。悪い男に目を付けられ、少しの油断がこうして地獄へと叩き落されるきっかけになるか弱い存在。

 もっと早く気付くべきだった。そのうち自覚も芽生えるだとか、何時かは男に戻るからだとか、言い訳なんてしている余裕は全くなかった。

 

 水晶を持ったニバスの腕が近づいてくる。

 だからこうして、死ぬよりも苦しい地獄へ引きずり込まれて──


「……っ」


「──ありゃ」


 頬に触れた水晶が緑色に輝き出した。黄色ではなく緑色。ギルドでも言われたルミの特異性な魔力反応。その光を見て──ニバスたちの瞳に落胆の色が浮かんだ。


「参りやしたね……よりによって君が緑っすかぁ」


「え、じゃあニバスの親分?」


「ダメっすね。つまみ食いはやめっす。流石にお得意様の依頼を蹴るわけにもいかねえんで」


 肩を落としながらニバスたちが牢屋から去っていく。中にルミを残したまま。助かったのだろうか。怪我一つない身体で茫然と床を見つめた。


「ゆ、ゆっくり呼吸して……っ! 大丈夫、私がいるから……きっと一緒に帰れるから、ね?」


「だ、だ……ぁ、は、ぁっ……」


 あまりにも気づくのが遅すぎた。悪魔と“プレイヤー”を退けられたから勘違いしていた。そもそも奴らを撃退できたのだって、アベルのおかげでしかない。

 ルミは所詮、日本で暮らしていた一般人だ。そのうえで、多少は力が強いだけの小柄な少女になってしまった。そんな人間にできることなんて、さほど多くない。


 悪魔と呼ばれる怪物と戦う。

 誘拐された女性を救う。

 犯罪集団の檻から自力で脱出する。

 

 どれもできるはずがない。あまりにも傲慢で身の程知らずな考えだ。ルミにできることなんて、恥も外聞も捨てて助けを祈ることだけ。

 力なき人間には理想は理想でしかない。ルミが何もかもを自力で解決できるはずがない。それに気づけなかった代償を、ルミは嫌と言うほどに味合わされていた。

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