第5話 猫ツーリング

 今日もいつも通りの残業。また時間がない。


 ということで、今回はやっとツーリング話ですが。いきなりですが、私は犬より「猫」が好きです。


 多分、自分が「猫っぽい」と言われる性格だからでしょう。昔、実際にある人から「猫っぽい」と言われました。気まぐれで、人になかなか懐きません。


 基本的に、自由気ままに生きてるし、孤独を愛してる部分があるから、かもしれません。


 不思議と関東に来てから、ツーリングに行くと、猫によく会います。まあ、地元の北海道に比べ、暖かいから、というのもありますが。むしろ、北海道は寒いから、実は猫より犬の方がよく見かけます。

 犬の方が寒さに強いのかもしれません。というか、実家では動物飼ってなかったので正確にはわかりませんが。親が動物苦手なので。


 で、様々なところで猫に会っては、触りに行き、引っ掛かれ、あるいは触れたり、逃げられたり。


 でも、可愛いですね、猫。


 大体、暖かい海沿いにいることが多いので、関東だと江の島、城ヶ島あたりで見かけますが、面白いことに、明らかに高地の、箱根や群馬県の山の中の城跡でも見たことがあります。


 猫の写真はその都度撮っています。

 だんだん、猫コレクションと化してきましたが。


 まあ、大体猫って奴は、気まぐれで、露骨に触りに行くと逃げられたり、かと思ったら寄ってきたりしますが。


 ちなみに、犬が少し苦手なのは、昔、地元で郵便配達してた時に、野犬に追いかけられたり、一軒家に配達してたら、郵便受けから噛みつかれそうになったことがあるからです。


 でも、キャンキャン吠える小型犬は苦手ですが、おおらかで大人しい大型犬は好きだったりします。


 最近は、あまりツーリング先で猫を見かけることはなくなりましたが。


 面白かったのは、箱根のコンビニにいた猫。(近況ノートに写真載せています)

 この子は、このコンビニで飼われているのか、入口に待ち構えるようにしていました。


 中には、「邪魔だ」と追っ払ってる客がいて、少しかわいそうでしたが。もちろん猫好きの私は、喜んで触りに行って、ひたすら撫でてました。


 非常に人懐こい猫で、毛並みが綺麗な猫でした。


 考えてみれば、我が家は父も母も動物苦手で、さらに祖父も祖母も苦手だったらしいですが、実は父方の曾祖父が大の猫好きで、何匹も猫を飼っていたという話を、父から聞いたことがあります。


 一種の隔世遺伝なのか、私は昔から猫は好きでした。なお、私以外の家族は誰も猫好きではないのですが。


 もっとも、ほとんどが「片思い」のことが多く、逃げられてしまいますが。


 今も、ペット不可のマンションに住んでるので、猫は飼えないんですが。あと、仕事とツーリングで家を空けることが多いから、実際飼うのも難しいんですが。


 ある意味、羨ましいですね、猫が。


 よく寝てるし。


 ちなみに猫というのは、人間が好意的に見えるような容貌、つまり丸い輪郭に目が大きくて、口が小さく、身体のバランスがいい、そして鳴き声などなど、「人間が好みやすい」容姿をしているという研究結果があるのだとか。


 なお、猫は「目を合わせる」と敵だと認識するらしく、目を合わせずに近づく、とか手は下から出すとか、一応ルールみたいのがあるらしいですね。そうしないと触らせてもらえなかったり。


 まあ、彼らは気まぐれなので、一概には言えない部分もありますが。


 とにかく、可愛い猫を求めて、冬には海沿いをツーリングしたりしてます。


 ああ、なんだか全然ツーリング話になってませんね。いつもながら脱線してました。


 要するに、地元の北海道に比べ、関東は冬でも暖かいから猫が多い、というのはあると思います。


 もう慣れましたが、北海道から上京してきたばかりの頃は、真冬の湘南海岸や伊豆半島に行って、感動しましたからね。


「なんて暖かいんだ!」


 って。

 ウチの地元じゃありえないくらい、別世界でした。ある意味、カルチャーショック。


 生まれ変わったら、猫になりたい。もっとも、きっと猫の社会もボスとかいて、上下関係があって大変なんだろうけど。


 次回はいつになるかわかりませんが、ちゃんとしたツーリング話をしたいです。まあ、私は気まぐれなので、わかりませんが。

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