第37話 2022/07/11 PM05:55から
B 貴様ーっ また何か買ったろう!
A 必要経費だ、防水ボストンバッグと防水されて無いがキャリーケースの六十リットルのものを導入したのだ。
B そんな訳に行くか! ただでさえ擦り切れそうな予算枠だというのに。
それだけではないはずだ、そこのリュックはどうした。
A 防水リュックの扱いやすいやつだな。
B ウッ! リュック沢山あるやん?
A 八月の七日が雨だった場合に活躍するんだが?
B ぐぬぬ、その八月からの自分ところのヤツに使用するのか。
A そっちは晴だったらキャリーケース転がせるけど、雨の場合は無理なのでな。
B この際復活でも何でもいいが、プリンタ壊れとるやないか? そっちはどないなった?
A まだ何も手を付けておらん。
文字が印刷できるから、それだけで今のところ凌いでいるぞ?
B うっ、まあそういうことなら鞄類だけか出費は……。
A その通りといいたいが一般消費品は出ているがそっちはいいのか?
マスクとか水分補給兼糖質獲得用のものだが……。
B 一般消費品は仕方なかろう。
だが課金は最小にしろよ? 後がないんだぞ。
A うむ、言われるまでもない。
B だが、部屋から荷物が出しにくい時に限って何で六十リットルキャリーケースなんだ?
A まず、部屋からケースを出し、その中に荷物を詰めるのだ。
とりあえず入れる項目は、ボストンバッグかな?
B ちょおま、中身が先か外側が先かやないか。
それにウチの近辺でキャリー転がすのは問題があったんと違うんか? 坂の関係で。
A それな、一回運用してみようと思ったんだ。
だからテストだと思ってくれればいい、更にはどうせ移動の足は車だしな。
B 車買ったんか!?
A いや? タクシーの話だが。
どうせウチから降りる際と、登ってくるときは車やん?
水平移動はキャリーだから、苦にならないとしての話だが。
B さらにはまさか、会館までの足もタクシーなのか?
A さすがにそこまではせんよ、あっちは自力で登っていく。
無理だとか思ったら、タクシーの可能性はあるがね……。
B ぐぬぬ、九百+九百+千二百+千二百やないか! 無理ぬかすな。
登りだけなら手を打とう、どうだ。
A 登りだけって、下りが一番懸念されとるんだが?
B そんなこといったってだな、水平移動だけで済ませられないじゃねえか?
A 今住んでるところを呪うんだな。
本日はここまでか?
B ぐぬぬぬぬぬ、そういえば出張経費は換算されて無いが大丈夫なのか?
A 旅費なら問題はない。
五百円くらいで、穴は開かないから大丈夫だ。
B うーむ、プリンタはかっ飛ばさないのか?
A レーザープリンタも安くはなってきてはいるんだが、未だに二万後半~三万くらいするしな。
ヘルプにかけたが駄目だったからな。
だが、新品は整理がつかんから今は無理だ。
B そうか、出来れば買い物は最後の手段にしたいところだな。
だが六十リットルのケースってことは重いのか? 普通は四キログラム程あるのだろう?
A いいや? そいつは二点五キログラムしかないぞ。
B 強度は大丈夫なのか? 構造として持つのか?
A ある程度までなら保証できるが、それ以上は無理そうだな。
B ある程度って?
A それもテスト項目になるんじゃないか。
B 行き当たりばったりってことか? そんなんで大丈夫か?
A すべては運用テストだと言ったろう。
B し、しかしだなぁ……。
A でウィオラの旅日記の執筆最中の割込みはこれで終いかな?
B う、仕方ないじゃないか。
でもまあこれ以上言ってもせんないわ。
A では執筆再開ということで。
TS:2022/07/11-AM06:25(30分)
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※この作品は作者の自作自演による葛藤を対話形式にした物語です。
A:感情 B:理性 ですので地の文がありません。ご了承ください。
TS:タイムスタンプの略です。この葛藤が終わった時間を掲載しています。
ほとんど買い物前後の葛藤ですが、執筆の最中に降ってわいた思考の為考えがバラバラです。
尚、思考時間は三十分ほどです。
坂の件:筆者のウチの近辺は斜度が厳しく上り下りにはそこそこの労力を持って
行かれるので、このような話になっています。
更には階段などもあるため運用テストといっているのです。
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