第16話 2021/11/15 PM2:05から

A ううーん。(´・ω・`)


B どうした?


A いや、大したことではないんだが……。


B そういって結構なことであることが多いだろう?


A 本当に大したことではないんだよ。


 注文商品がいつ届くのかとか、G'z-ONE Type-XXがいつ販売になるか。


 といった悩みだからな。


B 今度は大したことではないんだな、本当に。


 注文商品はいない日を除いてもらう様にセッティングしてもらってるではないか……。


A しかしG'z-ONE Type-XXはいつ発売になるか分からんしな。


B 十一月中ではなかったのか?


A 今は今冬中になってるんだ、春まで伸びないよな?


B それは私に聞いても分からんぞ?


A コネクタの調子がおかしいのとバッテリーの持ち時間が怪しい事はこの前話したところだが……。


B それはだまし騙し持ってくしかないぞ?


A 今日は朝、電源ケーブルから外した時点でバッテリーが残五十パーセントだったからな。


B 調子がどんどん悪くなっていくな……。


A それが問題なんだ、いつ交換できるかで変わってくるはずだ。


 一応バックアップは内蔵してあるSDカードに取ってはみたが、正直それだけでは不安だ。


B 一応専用のバックアップソフトなのだろう? ならよほどの事が無い限り大丈夫ではないか。


A まあ大丈夫だと思う。


B それはいいとして、小説は書かんのか?


A んー(´・ω・`) 乗り気がしないんだ。


 気分が落ち込んでしまっている。


B 気分転換のために買い物をしてたわけではなかったのか?


A そのはずだったんだが、途中から消耗品の発注に変わってしまったからな。


 テンションが下がったんだ。


B まったくもう、仕方のないやつだ……。


A あとは気分が乗らないのだよ、一番大きく締めているのはそれだ。


 薬のせいかもしれないが、やはり財力に影響しているのかもしれない。


B 財力があっても無理はさせんぞ?


 今でさえ危ういのだから。


A しかしテンション上げようと思ったら、かなり無理をしないといけないんだ。


B しかしなあ……。


A まあ今は革製品で多少テンションアップが望めるからいいんだが。


B 特別注文品か?


A 特別といって名入れとかだけの話だがな。


B でもオンリーワンではないか?


A まあ、確かにオンリーワンかもしれないな。


 それで気が晴れるならばと思っている訳で、二つ程発注しているのだ。


B 二つか値が張るだろう? それは……。


A 確かに値が張った商品だった、万以下とはいうもののA6サイズ……。


 片やトラベラーズノートのレギュラーサイズとはいえ五千円未満だったからな。


B よくもまあ、そんなに出せたもんだ。


 そうか、別注品が出てきてないから今のうちにということで発注したのか。


A その推論であってる。


 売り切れて悶々もんもんするよりはマシだったからな。


B まあ仕方ないな、売り切れるとさらに悪化するなら入手しておいた方がいいだろう。


 特に気になっていたものなら、猶更なおさらか。


A しかしいつ届くのかで悶々することになるわけだが。


B それは仕方ないんじゃないか?


 そういうものは時間がかかるのが常だろう?


A 39ショップで買ったから四千円以下に出来なかったのも痛かった訳だが。


B そりゃそういうものだからな、ある程度の金額で送料を飛ばすやり方だからな。


 てことは? ん? それだけではないな!?


A 初めはそれだけで良いと思っていたんだが、筆記具がそれぞれに合ったものが無かったからその店の中で探したんだ。


 軸径十ミリメートルのディプロマットの万年筆と、ロディアのマルチペンだ。


 其々それぞれにオプションとして付けたのだ。


B ちょ、おま。


 予算越えしとるではないか……。


A テンション上げて――、といったではないか。


 だからテンションが、上がるやつを導入したのではないか?


B それで待っている最中が、外からではわからないくらいにウキウキしているのか。


A うむ('ω') それであってる。


 尚且なおかつついつ届くのかという電話もした。


 現在は回答待ちだが、今週中に届くなら打ち合わせにウキウキしながら持っていくのだ。


B ま、テンションが上がることそのものは良いことだが。


 まあ、しゃーないか。


 ムートン導入に加え革製品の導入でテンション維持できるなら。


A 維持はできるかはわからないぞ? G'z-ONE Type-XXがまだだからな。


B そいつも噛むのか、困ったことだ。


 でも今週中に革製品は届けばウキウキできるのであろう?


A まあな。


 お披露目が二十二か二十三かになるがな。


B 話は変わるがG'z-ONE Type-XXの対応マイクロSDカードは容量幾つなんだ?


A まだわからないと店側ではいっているし、テイザーサイトにも詳細は載って無いわけだが。


B それで二百五十六ギガバイトから百二十八ギガバイトと六十四ギガバイトまでのサンディスクのエクストリームプロが発注されとるのか?


A そうだ。


 現行仕様のKYF35が三十二ギガバイトまでだから二百五十六と百二十八は多分無いにしても六十四ギガバイトは目があるからな。


B 新型だからか? でも三十二ギガバイトでも十分な容量では無いのか?


A その場合は、エクストリームプロをさらに発注しなければならん。


B うーむ、そのままではいかんのか? 同じ容量だろう。


A スペックがな、かなり違うんだよ。


 特に耐久性面で今使っている奴は劣る、同じサンディスクの製品でもウルトラとエクストリームプロでは違うんだ。


 後読み出し性能とかもな。


B そこまで違うのか。


A 細かい所だからな。


 前はそこまで気にしていなかったからウルトラにしたんだがG'z-ONE Type-XXにすることによってハードに扱うことになるだろうから対候性の高い、いい読み取り性能のものにしたいんだ。


B 気持ちは分からなくもないが……。


A 予算は三十二ギガバイトくらいなら持つが、変わっていなければという条件が付くぞ?


 もし変わっていれば現行の三十二ギガバイト級と新型で用意した分が、そのままメモリレコーダーのほうに移ることになる。


B 行く先も問題ないではないか、承認しよう。


A よし分かった手続きをしよう。


 五分ほどあく……


A よし手続きは滞りなく済んだ。


B 少し掛かったな?


A いつものお店には売ってなかったんで、二番目によく使うお店に発注したんだ。


B そういうことか。


 A2品ではなくってA1品なんだな。


A そこは規格上仕方がないだろう。


 A2とA1は体感速度はそんなに変わらないんだ。


 容量も小さいしな。


B それならばよかろう。


A いま文具店から連絡が入った、ノックスの革手帳は来週くらいでトラベラーズノートについては十七日の午前だそうだ。


 キングファイルについても十八日の午前にしてもらった。


B いい感じではないか、だがノックスが来週中ってのはどういうことなんだ?


A ノックスは店舗在庫ではなくメーカー側になるそうなんだ、だから手配が間に入ってそれから名入れをしてからの発送になるそうだ。


B そういうことか、それは仕方がないな。


 ノックスを打ち合わせに持っていきたかったのだろう? 少々残念か。


A まあトラベラーズで我慢するよ。


 蝋引きのノートも入っているしな、雰囲気は抜群だろう。


 それにマルチペンと消しゴムも発注しているから、消すと書くができるんだ。


B まあよく練られているな。


A とまあそんなところだろう。


 ネタが尽きた。


B 分かったここまでにしよう。



TS:2021/11/15-PM3:40まで


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※この作品は作者の自作自演による葛藤を対話形式にした物語である。

 A:感情 B:理性 ですので地の文がないのでご了承ください。

 TS:葛藤が完全に一区切りがついて終了した時のタイムスタンプです。


 今回は主に注文した商品の話です。


 尚、思考時間は約一時間三十五分ほどです。

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