残念ですが、福良家は呪われています。

父の不祥事で、様々な要因で子孫を残せない呪いを掛けられてしまった福良家。
事の原因、福良家の大黒柱であり子達の父である祭（まつり）は『異性から意味も無く軽蔑される』呪いに。
福良家長男、外面は爽やかイケメンだが中身ド変態と評判の大学生の憩（けい）は『〇ックスどころかオ〇ニーだけでも生死を彷徨う危険性がある程の虚弱体質になる』呪いに。
福良家次男、根暗で無機質っぽいが確かな正義感を持ち積極的に善人的活動を行っていた思春期高校生の灰（かい）は『人の心がまったくわからなくなり、人を信用することが出来なくなり、故に人にとてつもない恐怖心を抱いてしまう』呪いに。
福良家三男、レベルの高い男の娘でありながら漢らしさを磨くことに人生を費やしていた若干中二病の気がある中学生の春（はる）は『気付けば仕草が女の…続きを読む