第46話「勅書」

王様が私に「クァン、それは一体どうゆうことだ、詳しく申せ」「はい王様」「それは私がお答えします王様、」とエンが王様におしゃる王様がエンを見て「エン、そなたはその意味を知ってるのか?」「はい、王様、罪人、ヘ、スインが朝鮮を倭国に売ることができたのは恐らく私が代々伝わる倭国と朝鮮が結んだ勅書の契りを破ってしまったでございます」









王様は「勅書の契りを破ったってことはつまり、倭国の武将の首をはねたのか?」「はい、左様でございます、王様」「エン……」私が呼ぶとエンは私を見て微笑み「そんな心配そうな顔で私を見ないでよ、クァン、大丈夫、初めからこうなることは分かってた、私は勅書の契りを破っても倭国の武将に囚われた師匠をお助けしたかった、巻き込んでごめんね、クァン、大丈夫、クァンは私が必ず守るから」







「「……」」「王様、これから私は自ら倭国に出向き自害します、そうすれば、私が契りを破ったことは無効となりこの朝鮮は倭国の支配下に侵されることはありません、罪人、へ、スインはこの朝鮮とクァンに手を出せません」「「!?」」





エンは王様に一礼して私を見て微笑みかけ私の頬を撫でたあとを離して真剣な顔をして戸へと向かって歩いていった私はそんなエンを腕を掴み引き止めて「それは違うよエン、そんなことをすればこの国は間違えなく滅びる」「!?それは一体どうゆうこと?」「エンはこの国と倭国の昔から続く歴史を知らないんだね」







「昔から続く歴史?」エンが何それ?みたいな顔して私に聞く「それについて今から説明するからとりあえず戻ってきて」私はエンの腕を引き王様の御膳に行くと「王様、今から私がお話するのは倭国と朝鮮による昔から続く政についてのお話です」王様は「あぁ申してみろ」とおしゃったあとを私は軽く一礼をして「王様はこの朝鮮の国が四度倭国の支配下に束の間の間でもおかれた歴史があることをご存でございますか?」








王様は「あぁ知っている、その三度の危機を脱してこの国を救ったのは、そなたの肉親へ、フェス、へ、ヒジェ、娘へ、カユン、そしてそなたの母、へ、アロ」私は「はい、左様でございます王様、そのお三方の尽力のおかげでこの朝鮮の国は倭国の支配下から逃れ再び独立の国として存在し続けれています、」







世弟様の「しかしその危機が再び起きようとしている、淑寧翁主、そなた先程この国と倭国の契りを知っていると申したな?」「はい、世弟様、申し上げました」「なら何故、倭国の将軍の首をはねたりしたのだ?そなたのせいでこの国やクァンが危険に晒されるかもしれないのだぞ」私は、「その理由は私がお答えします、」と言う「「……」」







「確かにエンは非がないとは言えません、ですがエンが首をはねた将軍は、宮崎勝春殿はいずれこの国の貧しい民を餓死させるかもしれない相手だったのです」世弟様は「それはどうゆうことだ?」






私は「はい、世弟様、その理由は、エンが凄腕の情報屋だということはここにいる方々全員そのことをご存知のはずです、エンが集めた情報によれば都以外の村で商いをしている商売が人が三十日に一回倭国から米、塩、絹などをしい入れるのです、どうゆう訳知りませんが宮崎殿が倭国にある米、塩、絹を買い占めてしまったのです、そんなことすれば倭国から品を入手して売っている商売人達にとっては大きな痛手になります」








王様が「その状況が続けば、商売人達は商売が出来ず更には食事も満足に出来ず餓死するというわけか?」私に問うと「はい、左様でございます、王様、ですからエンがしたことはただ肉親である、へ、チェヨンさんをお救いする為ではなく、この国の官僚として、命を懸けて貧しい民達が餓死する未来を食い止めたのです、」







私は世弟様を見て「それなのに何故世弟様はエンをまるで謀反人のような扱いをして攻めるのでございますか?」と世弟様に問う「「……」」王様、「クァンよせ、今は急を要する、そなたのことだからこの危機を打開する策はもうあるのだろう?」「はい、左様でございます王様、かなり残酷な方法ではございますが、もはやこれしかないかと思います」









「ならその策を実行せよ、世弟、そなたはクァンが臣命下か会議の決定で王座に就くその日までは政には関わることはできない、故にこれ以上口を挟むな、これ以上挟むなら決定通り絞首刑に処すからな」「はい、王様」世弟様が返事をなさると私を見て「クァン、それでその策とは何だ?」と問う









「はい、その策は敵にとっては好都合な状況を作り、時間を稼ぎます、例えば、私がエン、そして世弟様を連れて王宮を出て逃亡したら敵はまで先に何を考えると思いますか?」私は、私の護衛武官を見る「「!?」」私達の護衛武官が私の言いたい言葉に気づき戸惑いの表情になる









それはエンも同じで「ちょっと待ってクァン、つまりクァンの護衛武官達を敵にわざと捕まらさせて時間稼ぎの為に敵の拷問に耐えろと言うの?」「「!?」」王様、世弟様含めた私とエン、護衛武官達以外の臣下達がその言葉を聞いて驚く「……私も出来ることならこんな策を提案したくない、だけどそれ以外この状況を打開出来る策はない」








エンは私に「だからって相手は血も涙もない極悪非道な罪人だよ?拷問にかかれば酷い目に遭うのは目に見えてる、それなのに何も罪のない皆にそんな酷い策を提案するなんてどうかしてるよクァン」私は、涙を堪えきれず流す







「私だって誠はこんなことしたくない、出来ることならその役目を私がやるべきだとすら思う、だけど私は、この国の翁主、この国の象徴とも言える王族の私とエンその役目をやれば間違えなく殺され晒し首にされる、そうなればこの国は一生、倭国の支配下に置かれる、そしてもう独立国として存在できない」







エン、「じゃあ、今まで四度の朝鮮の国が倭国に支配下に置かれる危機が迫っても自由を失わず独立国として存在できたのは、王族が誰一人犠牲にならなかったから?」というエンの問に私は頷き「私達が敵に捕まれば、完全な敗北が決まる、時間がない時期にへ、スインが倭国の将軍と、大勢の手下を引き連れてこの王宮に乗り込んで来るはず、だけどこの状況をひっくり返す勝利の策も既にある」








エンは「それは誠なのクァン」「うん、昔から続く勅書が原因で朝鮮は危機に晒されてるけどこの世にはもう一つの勅書がある、その勅書さえ見つかればこの危機を打開出来る」エンは「だけどクァンの策で実行するとなるとクァンの護衛武官の皆が拷問を受けることになる」






ハソンとジンそしてへ家の私兵で私の護衛武官になった者達が前に出てジンが「私達は構いません、例え酷い拷問を受けたとしても私達は貞順翁主様をお恨み致しません」「……ジン」










ハソンが「貞順翁主様、私達は貞順翁主様のように国を救えるほどで知恵はございませんが、そんな私達にも貞順翁主様の為に出来ることはあります、それはいついかなる時も貞順翁主様を信じこの命ある限り忠誠を尽くして護衛武官としてお守りすることでございます」








ジン「私達は貞順翁主様の護衛武官です、貞順翁主様のご命令ならどのようなご命令でもお受け致します、」とジンが言うと全員合わせて膝を立てて座り込みジンが「どうかお命じください貞順翁主様」「「どうかお命じください貞順翁主様」」と残りの護衛武官達も言う





私は両目を閉じて「私の護衛武官は全員聞いて」「「はい、貞順翁主様」」と皆が言うと「もうすぐ敵が兵を引き連れて現れる、皆はその敵の兵を前に達食い止めて、わざと捕まり尋問を受けよ、」「「はい、貞順翁主様」」と皆が返事をする、






全員立ち上がると私は王様の方を見て「王様、私の策を完成させるために王様にお願いがございます」「申してみろ、」王様が私に言うと「はい、王様、私の願いは王命書をお書き頂けませんか?」「どんな王命書だ?」と私に問う






「はい、私の護衛武官を尋問する時刻を制限した王命書でございます、」エンが「クァン、尋問の時刻を制限した王命書って罪を犯す罪人がその王命書に素直に従うとは思えないんだけど」








「いや、従うよ、罪人達は必ずその王命書に従う、朝鮮は皆王命に従うのはこの国の規律だ、朝鮮人というと身分があるからそこ、地位と権力、財力が存在する、王命に従うこそが朝鮮人である証だ、だから例え法を犯した罪人でも王命には従う、罪人達が逃亡したのだって王命により自分達の罪が問われると分かっているから逃亡を測った、」私はエンを見ながら言うと







「もし、王命を無視して罪を償わない者なら逃亡などしない、それに今回は朝鮮と倭国の昔から続く歴史を使って朝鮮を倭国に売った、その点を踏まえれば王命に従わないとということは、自分達は朝鮮ではないと自分達で宣言しているようなもの、自分達が朝鮮人だと周りに認識してほしいから今回この策を選んだ、だから何も案ずることはない、私の考えた策なら間違えなく勝てる」








私はそう堂々と宣言した周りを見渡すと周りは驚きと納得が混じった表情をしていた私は周りに「驚いて納得してる場合じゃあないです、国の一大事なのです、ですから今は私のことを毛嫌いしてる方も国を守る為だと思って協力してください」







「「……」」私は「今は一刻を争います、これから策を行う指示を詳しく書いた文を今から皆様に配ります、その文を読み書いてある指示に従ってください」と言って私の味方の武官と官僚、そして私を敵視する武官と官僚の部署の中心人物に文を渡した「王様、それからこれが王命書の内容でございます、この文に書いてある通りに王命書をお書き頂けますか?」







「分かった、ハン、内官受け取れ」「はい、王様」といい私から文を受け取って王様に渡した「では私達準備してこの王宮を出ていきます」王様が「あぁくれぐれも気をつけろよクァン」私は微笑み「ご心配なく、この国は必ず守ります」王様私に頷いた、私は王様に一礼してエンと世弟様を連れて便殿を出た後








私達はそれぞれ動きやすい服に着替えて、私は、シルを呼び都以外に住む民達をへ家の私兵達二百万人を使って守って欲しいと頼んだ、そして私は私の護衛武官に申の下刻〈十七時〉までに必ず戻ると約束した









その後私達は馬に乗り王宮を出た、そして私達はまだ誰も知られていない勅書がある場所をに二人を案内したそこは地図には乗っていないへ家の人間が代々使ってきた別邸だった、着くと世弟様は「クァン、誠にここがその勅書があるのか?」







私は、「はい、勅書の場所は母上が亡くなる数日前に教えてくださいました、将来必要になる時が来るかもしれないからとおしゃって、急ぎましょう、今頃ハソン達が尋問を受けている頃でしょうから」











私はそう言って、勅書がある部屋に行き勅書をは見つけた「あったこの箱が勅書の入った箱です、ねぇエン、今の時刻は?」エンが「未の刻の初刻〈十三時〉だよ」「もうそんな時刻?、急がないとこのままでは申の下刻まで尋問場に行けない」私は走り出した









後ろから「クァン!」と世弟様が私を呼び追いかけて来たそして私の腕を掴み私は立ち止まる「お離しください」私が言うと「止まれ、走るなそんな勢いよく走ったら発作が……」「!?」私は発作が起きてその場でしゃがみ込み、「クァン!」いつもより激しい発作が起きて自分では玉薬を飲むことは出来ない、そんな時世弟様が私の玉薬が入った巾着袋を取り出して発作の玉薬を出して








「クァン口開けろ」とおしゃるが私は「ハァハァ」あまりの苦しさに世弟様のギュッとしがみついてそれどころではなかった、世弟様がその玉薬をご自分の口に入れて噛み砕いた後そのままで私に口づけをした、「!?」









私は驚きながらもいつもより飲む苦い玉薬がとても甘く感じられていけないと思いながらも私は薬を全て飲み終わった後でも更には強く世弟様に抱きついてそのままで口づけをした、「「!?」」






しばらくして我々にかえって急いで私は世弟様から離れると「申し訳ございません、いつもより強く発作が出てしまって、」と世弟様を見ながら言うと








「クァン、さっき……」世弟様は戸惑いながらも少し嬉しそうな表情をして「忘れましょう、先程のことはお互いに、世弟様はただ親戚である私が発作で苦しんで倒れていて玉薬を飲むことさえ出来なかったのでただ人命救助の為の処置だったのです、それ以外の意味はございません、」





「……」世弟様は黙り込んで何もおしゃらない「では参りましょう、王宮に」そう言って私達のやり取りを黙って見ていたエンと世弟様と共に私は王宮に戻った







そして時刻は申の刻下刻一刻前、私達は裏門から王宮に入り裏門で待機していた世弟様の護衛武官達と合流する、「世弟様、私は今からエンと共に尋問場に向かいます、世弟様は危険ですので決していらしゃらないでください」







世弟様が心配そうに「クァン、体はもう大丈夫なのか?」「はい、玉薬を飲んだのでもう大丈夫です、世弟様は世弟様の護衛武官達と共東宮殿の中にお入りになり私がいいと言うまでは決して出ないでください」「あぁ分かった、」私は世弟様が護衛武官達とは東宮殿に向かわれたのを確認して「私達も行こう、」「うん」








私達は義禁府と司憲府軍事達と共に尋問場に向かい、申の刻の下刻の鐘が鳴った後に尋問場にの門を開き突入して「そのこまでだ!国を揺るがした罪人を一人残らず捕らえよ!」「「はい、貞順翁主様!」」そう言いヘ、スイン含めたその護衛武官達が刀を抜き罪人の手下、そして七人の倭国の武将を大勢の罪人を取り囲み罪人達を私の護衛武官達から離した











私は「そこまでだ、ヘ、スイン、それ以上の尋問は認めない、」「ヘ、クァンまさか私を嵌めたのか?自分の護衛武官を劣りにして」と私に聞くと私は微笑み「今更気づいたか?そうだこの状況を打開する為の勅書を見つけた、これさえ見つかればそなたらの敗北は決まる」





私は風村、力に勅書を差し出し「声に出して読み上げてください」と言う風村力は受け取り勅書を開く「!?」驚く表情に変わる「早く読んでください」







「私、倭国の八十八代目皇帝陛下宮川春馬は朝鮮に戦に負けた、それを認めて今後、何があろうとも倭国は朝鮮の国を支配下に置かないことをこの勅書を通して固く誓う、もしその誓いを破ったら朝鮮の国を支配下に置こうとした者の首を差し出すことを固く誓う」と読み終わった後に私は









「それは八十八代目皇帝陛下宮川春馬様の勅書で間違えないですか?」と言う通り「それは……」「答えてください、間違えありませんか?」「はい、間違いありません」私はヘ、スインを見て微笑むとヘ、スインは悔しそうな顔して私を睨む私は風村力から勅書を取り








「言ったはずだ、この先そなたが何度私に戦いを挑んできても最後に勝つのはこの私だと、だがここまで追い込まれたのは初めてだで、悔しいがこの勅書をの存在を知らなければ私はそなたが考えた策に完全に敗北していただろう」







ヘ、スインは「私に勝てたからと浮かれるのはまだ早い、ヘ、クァン、そなたを殺したい者はこの世は多く存在する、私はその一人に過ぎなかっただけだった、」






私は「そんなことは私自身がよく知ってる、ヘ、スイン私は罪人であるそなたに同情はしない、私達は決して同じ空の下では生きられないそんな仲だった、だけど私はこんな結末を望んでいなかった、そなたには何を言っても信じてもらえないかもしれないがだけど来世では何があっても私と出会うな、それだけは偽りのない誠の気持ちだ、」







「「……」」「ヘ、クァン、そなたは最後の最後まで気に入らないな、早く連行しろ」「……義禁府は全員聞いて」「「はい貞順翁主様」」








私は「罪人を直ちに処刑場に連行してこの国を乱した罪、そして倭国の八十八代目皇帝陛下の命に背いた罪でこの場にいる罪人を斬首にせよ、これは王命より今回この件を処理するように命じられた私、貞順翁主ヘ、クァンの命令だ」「「はい貞順翁主様」」「罪人を連行せよ」「「はい貞順翁主様」」そう言い全員連行されて行き私はすぐに皆の所にに行った







「ハソン、ジン、皆大丈夫?」私エンと王宮に入った時に合流した、エンの護衛武官とエンと共に皆の縄を解いて行く、ジンは「貞順翁主様、そんなお顔をなされないでください、私達なら大丈夫でございます」「どこが大丈夫なの?、こんなも傷だらけになって、皆誠にごめんね、痛かったよね、さぞ苦しかったでしょう」私は涙を流しながら言うと






ハソンが立ち立ち上がると同時に皆も立ち上がったそして微笑んで「ご自分を責めるのはおやめください、貞順翁主様、私達は私達の意志で貞順翁主様にお仕えしているのです、私達は貞順翁主様のお役に立てて嬉しいのです、武術にしか出来ない私達でも貞順翁主様がお考えになった策の一部になり貞順翁主様をお助け出来るそれが貞順翁主様の護衛武官である私達にとってとても誇りに思うことなのです、」








私は皆を見ると皆もハソンと同じ意見だと言うような顔で私を見ていた「もうそんな傷だらけの体で一体何を言ってるの、すぐに手当しないとエン、皆を手当して」「言われると思った」「言うに決まってるじゃん、凄腕の医者はこの国にはチェヨンさんか、エンしかいないんだから」








エンが呆れ顔で「だとしても手当して当然みたいな風に言うのやめてよ、私はこれでもこの国の翁主だから」「そんなことは知ってるよ私の妹なんだから、今はそんなことは、どうでもいいよ、皆の手当よろしく」そう言いと「全員医務室行くよ」といいよ、エンは私の護衛武官を連れて尋問場を出ていった






私はその姿を見た後、「さて最後の仕上げにいくか、」斬首刑に処された罪人の首を晒した後に、倭国の武将の首を箱に入れて保管して首なし亡骸を国の船に運び、そして義禁府と司憲府の軍事含めた各部署に所属する私を敵視する軍事合計百万人を引き連れて私は直接天皇陛下に百十四代目宮川竜成〈ミヤガワタツシゲ〉と直接会いった








首のない亡骸を見せると「!?」天皇陛下の顔が驚き真っ青になり「そのご様子だと八十八代目の天皇陛下、宮川春馬様が残した勅書をご存知内容ですね、まぁご存知なら勅書の契りを破り朝鮮を支配下に置こうとはしないはずですよね?」







「つまり勅書の誓いを破ったから将軍達は斬首刑に処されたということか?」信じられないみたいな顔で聞く「信じるも信じないも陛下のご自由に、ですが私の妹が倭国と交わした勅書の誓いを破ったたのも事実です、ですからこれ以上はこの件にはついて争うつもりはございません、」








陛下は私を見て「何が望みだ?」と聞くと「私の望みはただ一つでございます、私は、これ以上倭国争うつもりはございません、ですからこの際倭国と我が国にである両班、王族以外の身分の者達と関係を全て断ち切りたいと思っております」「「!?」」私と共に来た者たちは驚きを隠せない






陛下は「それはつまり、倭国人が朝鮮人の王族、両班、以外の身分の者と一切取引をしてはいけない、そうゆうとことか?」陛下が言う







私は「はい、その通りでございますこの条件が飲めないのであれば今は朝鮮の国にある七人の倭国の武将の首を王宮の正門に勅書を破ったから罪人として晒します、そうなれば倭国国は完全に朝鮮の国に敗北が決まり、倭国の国は朝鮮の国に吸収されることを意味します、取引に応じるか、それとも最後まで悪あがきして朝鮮の国に倭国を吸収されて倭国の国ごと滅ぼすか?お好きな方をお選びください」








「……取引に応じ、そなたの言った内容で勅書を書く」私は微笑み「ではこの文に書いてある内容で書いてください」といい、陛下には文を渡すそれを見た陛下は「!?」驚いた表情をして私を見た後「分かった」と答える「では、お書きください、勅書受け取り次第、朝鮮に使いを送り今朝鮮にある、七人の武将首を届けさせます」








「ヘ、クァンと申したか?」「はい」「見事な策であった、」私は微笑み「恐れ入ります」と一礼をしてその場を去った













































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