第44話「盟統」

六十日後私はチェジュン陛下に依頼を受けて陛下の妹君のラファ皇女様に会いに行った、それに、タムタ陛下は本当に同行していつもより多いい三十万にの護衛を引き連れて私にはついてきた私は西の明国に行った、西の国の宮殿に入り私はそのまま一人で皇女様に会いに行った






「そなたがヘ、クァンか」「はい、ラファ皇女様、私がヘ、クァンでございます」「陛下から話は聞いた、絵を私の人物像を描いてくれるとか、」「はい、早速準備に取り掛かります、」私は墨をすり二刻ほどで下書きを書いた後に顔料を取り出して色を付けていく、そしてて二刻が過ぎて仕上げに台紙に絵の描いた紙を糊で貼り付けて完成させた









「出来上がりました」ラファ皇女様が「描き上げた?」「はい、完成致しました」「なら見せて、クスク私の前に持って来て」皇女様付の女官達に命じられて皇女様が見えるところに私が描いた絵を見ると、「!?」皇女様とても驚かれた様子だった、私は「皇女様、申し訳ございません、私の描いた絵がお気に召しませんでしたでしょうか?」








皇女様は微笑んでおられて「いえ、とても素敵でよ、色使いも色鮮で、絵はとても繊細、私好みの絵だわ、そなたの絵は誠に素晴らしいね」私は、微笑み「恐れ入ります、皇女様」「そなたの絵はとても不思議ね、私の好きなことを陛下に聞いたの?」




「はい、以前陛下が教えてくださりました、皇女様が馬に乗り、武芸を行い体を動かすことがとてもお好きだと、ですが今回の人物像の絵には四つに人物像の絵を一つの作品にまとめ描きました」そうゆうと皇女様は微笑んでいたそして私は皇女様にお茶を頂きそのまま部屋を後にした







私はそれからチェジュン陛下の居所に行くとそこにはタムタ陛下もいらしゃった「失礼致します」「どうであった?ラファは笑っていたか?」「はい、私の絵を見て素晴らしい絵だと微笑んでくださいました、」「そうか、それでラファに何の絵を描いたのだ」 








「はい陛下のご希望通り、人物像を中心とした絵で、皇女様が乗馬、している姿、弓を射ている姿が、刀を使い竹を斬っている姿が銃を的に当てている姿を描きました」「そうか私の聞いた話を元に絵を描いたのか」「はい左様でございますチェジュン陛下」






「絵の代金をだ受け取れ」私は袋に入った代金を受け取り「私は失礼してもよろしいでしょうか?、これから店を開かなければなりませんので」「そうか、仕事があるのか、」「はい、」「分かった、下がって良いぞ」「はい失礼致します」私はそのまま居所を出てタムタ陛下と南の明国に帰った









そして店に行き描いたの絵を売った事前に注文を受けていた絵はもちろん売っていた残りの絵も売れた店を締めて宮殿から迎えが来て帰った、それから十日後、都で買い物をいていた時、市場で商品として物のように扱われ売られている奴婢の身分の人達を見た、私はその場に行き「ではまずはこの商品を紹介します」赤子を抱えた一人の女性が台の上に立たされた、「この商品を三十両からどうぞ」




私は歩きながら「随分悪趣味なことをされるんですね、同じ命と人権を持つ人を商品と呼ぶなんて」「誰ですか?」下品にも人を商品扱いした男が叫ぶと私は一番前に出てその男の見える所まで行くと私を見た男は「誰だか知りませんが商売の邪魔をしないでください」





私はその言葉を聞いて「邪魔?人権持つ人を商品扱いして売り飛ばそうとして自由を奪おうとする人にそんなこと言われたくないね!」私の発言にその男含めてその場にいる奴婢を買いに来た権力者達と売られている奴婢達が驚いていた「「!?」」







「何が商品よ?身分が奴婢というだけでその人達にを一体何の罪があると言うの」「ですがこの者達は奴婢です家畜同然の存在です」「違う、その人達は家畜なんかじゃない、この私が家畜とは呼ばせないし、そんな扱いを受けさせない、私が全員買い取る、いくら払えばいい?」








「五〇〇〇両ほどで」「なら望み通りの代金を払うから全員分の身分書を渡して」私は五〇〇〇両が入った袋をタドが直接持っていて行って手渡し男が確認すると驚いた顔で私を見て近くにいた男に「全員分の身分書を持って来い」といい近くにいた男が「はい」取ってくると私の代わりにタドが身分書を受け取り私に見せると







「人数分ある?」と聞くとタドが持っている身分書を数えて「はい、ございます」と言うと私はタドに、「すぐに燃やして」と命じる「はい、クァン様」といいタドは近くに会った火で燃やした「この人達は私の買い取ったから私の好きにさせてもらう」と言うと男は「お好きにどうぞ」と言った







私は「タド、百人の民達を買った馬車に乗せ、医者に診察してもらい怪我をしているば治療してあげて、代金は後で払うと医者に伝えて」「はいクァン様」タドと三名の私の護衛兵は一人ひとり縛られた縄を解いていく





「クワは百万人以上が住める屋敷を探して買ってきて」私は五〇〇〇両が入った袋を渡す「はいクァン様、」クワが行くとテムが来て「クァン様、皇帝陛下がお呼びだそうです、」とテムが言うとそれを聞いていた周りが私が皇帝陛下が直々に連れてきた客人ヘ、クァンだと感づいたと悟りながらも私は「分かったすぐ行く」と返事をする







馬車で宮殿に戻り陛下の居所に行くと陛下はいつもと変わった様子だった「陛下お呼びでしょうか?」私の近くに来て「何故、あのようなことをした?」「あのようなこととは一体何のことでしょうか?」「都での一件だ、市場で奴婢達を全員買い取ったそうではないか」





「はい、左様でございます、売り物のように売られていたので他の権力者に買われればあの売られた人達は家畜同然の扱いを受けるかもしれないそう思い全員買い取りました」






「そんなことをすればそなたが目立つではないか、前に、言ったではないか、目立つのは控えよとあの場にはずる賢くたちの悪い貴族達が沢山のいるのだぞ」「陛下、もしかしてお怒りなのですか?」「いやそうではないか、ただそなたが心配で危険な目に遭わないか案じているだけだ、今後は目立つことは控えよ」







「あの、陛下それは難しいと思います、」「なんだと、難しい?それは一体何故だ?まさかこれからも今日と同じように奴婢の身分の者が売られていたら同じように、買い取るとでも言うのか?」「はい、そのつもりです」







「一体何故だクァン、何故そこまで奴婢達を気にかける、今日みたいなことを続けていればそなたは、ずる賢くてたちの悪い貴族達に目をつけられる、そうなればどんな目に遭うか分からないぞ」






私は「例えそうだもしても私の考えは変わりません、あの人達は私と同じ命を持ってます、生きる権利を持ってます、例え話す言葉が違くても例え生まれた国が違くても、例え考え方が違くてもそれでも私と同じ命を持った一人の人間なのです、」「「……」」






「それなのにそのことを誰も認めようとはしていません、奴婢身分だからと人とは思わず家畜と呼びに物のように扱うそんな権力者ばかりの国だから奴婢の身分の人達は不自由になり踏みつけにされています」






「「……」」「クァン、」「私しかいません、今あの人達を奴婢の身分から開放できるのはこの国でただ一人私だけなのです、それを分かっているからこそ見捨てれないのです、私がもし、他の人達と同じように、気づかないふりをし続ければ今の奴婢の身分の者達は人とは扱われず踏みつけにされ続けいつか命を落とすかもしれないそれなのに私には気づかないふりをするなんてそんな酷いこと私にはできません」






「そなたの気持ちはよく分かった、だが私は反対だ、そのせいでそなたが傷つくかもしれない、危険な目に遭うかもしれないのだから」「陛下に、賛同してほしいとは思いません、ご迷惑をかけるつもりもございません、私は、今後陛下に深入りすることはございませんので陛下も私とは深く関わらない方がよろしいかとでなければ誠に面倒な問題に巻き込まれます、」





「クァン、それは一体どうゆうことだ?」陛下は私に訪ねて私は、「言葉通りの意味でございます、陛下、私はこの宮殿を出ていきます、あと、あの店もお返しいます」「!?突然何を言い出すのだ!そんなことは認められない、そなたを連れて来る時に言ったではないか、私の命従わなければそなたの護衛の首を一人ずつはねると」







「でしたら私は陛下が私の護衛の一人の首をはねた瞬間と同時に私はこの舌を噛み切り自決します」「「!?」」陛下は含めたその場にいる陛下の護衛と、私の護衛達が驚いていた、







私は、陛下に「私を九歳の子供だと思い甘く見ないことですね、陛下、私は、一度決意したら決してその決意を曲げません、私が偽りを申しているのだと思っていらしゃるなら試しにこの場で私の護衛の首をはねればよろしいかとそうすれば私はすぐにでも舌を噛み切り自決します」






「「……」」「それから私が出ていく際今一緒に暮らしている女官、雑用係の百人は連れて行きます、私は倭国との一件で取引を成功させて陛下に自らに好きにせよとご許可を頂きました、ですからこの宮殿から連れ出しても何も問題はないはずです、」







陛下の護衛武官スドル殿が「ヘ、クァン様いくらなんでも勝手すぎます、」と私には向かって言うが私は、その言葉に反論するように








「果たしてそうでしょうか、官職はそのままです、ただ陛下ではなく私の元で女官、雑用係としての仕事を行うというだけの話でございます、女官と雑用係は、本来宮殿から出れません、ですが明国の皇帝陛下が自ら招いた客人が望んだ場合、その客人が宮殿の外で暮らすことを希望した場合、そのお世話として役目を担うとして宮殿を出ることが法により認められております」







「「!?」」陛下含めた陛下の護衛達が驚いた表情で私を見る「そなたは南の国の明国の法を知ってるのか?」「はい、この南の明国に来たあと法の本を買い、毎晩少しずつ覚えました」陛下は「そなた、なかなかやるな、そなたの勝ちだ好きにせよ、ただしそなたを見張る護衛武官の人数は私が決める、それで良いな」








「はい、陛下、早速明日の朝出ていきます、」私は、一礼して居所を出ていったその日に女官達と、私の護衛達にそのことを伝えて朝早い時間から出ていった、だが護衛武官が今までより多いい百万人を引き連れてクワが買った屋敷に行くとクワが買った屋敷は私が想像していたよりも大きく、余裕で全員住める屋敷だった





「クァン様、」私はタドとクワそして私が助けた元奴婢達の護衛をしていた二万人の私の護衛の皆がいた「へぇ〜意外とこの屋敷大きいね、陛下の護衛武官の方を入れても余裕で入る、ありがとうクワ」クワが微笑み「はいクァン様、お役に立てて何よりです」






私も微笑み「タド、そういえば私が買い取った人達はどんな様子?、やはり怪我をしていた?」「はい、やはり元に奴婢の身分で酷い扱いを受けていたせいでしょう、体が傷だらけで治るのに六十日は、かかると」「六十日ってそんなに酷いの?」「はい、それにくあえて、食事を満足に与えられていなかったようです、診察した医者が言うには酷く痩せ細っていたと」







「なんてことをそんなに酷い扱いを受けていたの?そうだ、赤子は?私が買い取った人達の中に赤子もいたはず」クワが「ご心配なくかなり衰弱しておりましたが医者に治療してもらい、峠を越したそうです」「そうそれは良かった、これで一安心だね、そうだタド代金はいくら?」





「はい、医者十名に診てもらいましたが五両でございます」「分かった用意するゆえその医者にタドが届けて」「はいクァン様」私は部屋に行き金庫に行くと五十両を取り出しタドに渡し届けさせた、南の明国に来てから一年が経った頃私は十歳になった私はあれからずっと画師の仕事をしながら奴婢として市場、役所で売られる人達を全て買い取り気づけば、市場、役所の奴婢はいなくなっていた







それから私は自分が買った店で画師として仕事をしていた時に店にタムタ陛下が来た「久しぶりだなクァン」「お久しぶりでございます、タムタ陛下、この一年間私のこと避けていた陛下が自ら私の元へお越しになるとは、宮殿を出ていく際あんな失礼なことを申し上げたのでお怒りになりもうお目にかかれないかと思いました」







「何を言う、クァン、私はそなたに怒ってなどいないただそなたのことが心配で宮殿を出ていくことに反対していただけだ」「左様でございますか?、では今日はどのような絵をお望みでしょうか?」「クァン私は今日絵を買いに来たのではない、」「でしたら何故こちらにいらしゃったのですか?」私がお聞きになると陛下はいつもより真剣な顔なさり






「クァン」「はい陛下」「私はそなたに盟統〈メイドウ〉を申し込む」「「!?」」「はい?盟統ってあのこの国伝統の決闘の事でございますか?」「そうだ」「確かに明国の人ではない人も参加は可能ですが何故私と盟統したいのですか?」「この一年間、そなたをどうやったらあらゆる危険から守れるか考え続けた結果、そなたを娶るほかないと思った」







「「!?」」私と私の周りにいる者達が驚く「はい?何故そのような結果が出たか私にはよく分かりませんが私は陛下と盟統するつもりはございません、」「クァン、そなたこのまま明国で今と同じ生活を続けていれば、そなたは誠に危険な目に遭うぞ、そなたは知らないかもしれないが貴族達が集まりどうやってそなたの動きを封じるか策を巡らせていると情報が入った」







「はい、そのことは知っています、いざとなれば私は貴族の方々と命を懸けて潰し合うことなるでしょうね」「クァン!そんな悠長なことを言ってい場合ではない、そなたらは貴族達の残酷さを知らないからそんなことが言えるのだ」






私は陛下の話を遮るように「陛下、私は前陛下に申し上げたはずです、私は今後陛下に深入りするつもりはありませんとですから陛下も私には深く関わらない方がよろしいかとそう申し上げたはずです」







陛下は「私も前に、そなたに言ったはずだこの先何があってもそなたを必ず守る、だからこれは命令だクァン、私と盟統を行え、南の明国の法を知ってるそなたなら分かっていると思うが皇帝陛下自ら連れてきた客人は……」「皇帝陛下の命令に絶対従わないといけない」私が陛下がおしゃろうとした言葉を私が言うと陛下は「分かっているなら従えクァン」







「ですが陛下、私は……」「ならその盟統私も参加させてもらおう」と声が聞こえて声がした方を見ると私は立っていた人物の名を呼ぶ「チェジュン陛下」陛下はこちらに向かってきて「久しぶりだなクァン、」「お久しぶりでございます」「そなたのことは度々西の明国でも噂になってるぞ」






「はい、それは私自身理解しております、その原因は恐らく私が西の明国の奴婢の身分の人達を全員買い取ったからでしょうか?」チェジュン陛下が「そうみたいだな、だから私もそなたに盟統を申し込む、」




「チェジュン陛下まで……タムタ陛下は筋も通ってますしなんとなく理解できますが、何故チェジュン陛下まで私と盟統したいのが理解出来ません」「クァン、とりあえず宮殿に来い」そう言って私の腕を掴み歩き出すタムタ陛下






そして私とチェジュン陛下とタムタ陛下で話し合いお二人の陛下は私がお二人の陛下の護衛武官合計三十万人と戦うことになりその代わり勝てば二つの願いを叶えられるという条件で私はその盟統を受けるなった、だけど私が負ければ負けた方の陛下に嫁ぐという条件なのかよく分からないが話はついた







そしてその三日後私は大きな盟統を行う武芸道場で貴族、民達の前で三十万人と戦うことになった、その中には生まれつき特殊な能力を持った護衛武官がいた普通の人間の護衛武官十万には二刻ほどで伝説の剣をを銃、弓に変形させて戦闘不能にすることができた






だけど厄介なのは特殊な能力を持った一人倒すのに一刻近くは必ずかかる、霧、火、氷、雷、風、植物、水、などの能力を操るそんな特殊能力を持った護衛武官を十五万人倒して私の体は体力の限界を迎えていた、背中、足、腕お腹を怪我していて万全の状態ではないなかった、それでも私は食らいつき、残り十人となった







そんな時に奥義を沢山出したせいで体が動かなくなってしまいそのまま倒れてしまった観客席から「「クァン様!」」と三万人の護衛達の声が聞こえてきた、そんな中戦っていた護衛武官のスドル殿が「ヘ、クァン様、もうおやめください、このままではない貴女のお体は無事では済みません貴女には成人にも満たない幼い子供この国の歴史を変えることなど出来ません」








私の体はほとんど動かなかった、〈このままでは負けてしまう、このまま私が敗北になればこの国の奴婢として生きる民達も、この国に理不尽に捕らえられた貢物者達、捕虜兵達ももう救えないかもしれないそれが分かってるのにどうしても体が動かない〉





そう思っていた時私の頭の中から昔の記憶が蘇ってきて〈クァン〉と私を呼ぶと母上の声が聞こえた私はなんの抵抗せずに母上の記憶を見た


「クァン、人より優れた者の中にはそれをいいことに私服を肥やす者が多いい、だけどそなたはそうなってはいけない、そなたは信じないかもしれませんがそなたは人並み外れた知恵と武術を持っている、それは母親である私が断言する」





私を褒める母上に「母上、お褒めの言葉を頂けて光栄ですがお話の内容が理解できません」私はそう伝えた母上は微笑んで「そなたはまだ自分の可能性を信じていないようね、今はそれでも構わないわ、でももしクァンにとって大切な人、どうしても守り抜きたい人がいたその時はどんな困難がクァン自身を襲っても絶対に逃げたり諦めたりしては駄目よ、自分の可能性を信じて最後の最後まで守り抜いて、いいわねクァン」




「はい、母上」記憶の中の私はそう返事をしたそうすると母上は私を抱きしめて「母上?」と私が呼ぶと「クァン、私はクァンの母親になれて幸せだった」私は思い出を思い返すのをやめると私は心の中で〈母上、私も母上の娘に生まれることができて光栄でございました、〉






私は最後の力を振り絞り立ち上がった「信念の道を進み信念に生きる私がやらなくて誰がやる」「「!?」」私の言葉に驚きを隠せないスドル達、それでも私達は「私の願いは何一つ変わりません、私の信念はこの国の人達全員が人権を持ち誰にも支配されず自由に生きることだからです、そして朝鮮の国の罪なき民達が国の身勝手な理由で貢物、捕虜にならないならないそんな法をつくり、私と同じ命と感情を持った明国の奴婢の身分の民達が奴婢の身分から開放されて自由の人権を持って好きなことをしながら自分の人生を生きてほしいのですです、」






会場の誰もが私に注目する「この国の奴婢の身分の民達は家畜なんかじゃない、」「「……」」「私が諦めたら罪なき人がまた犠牲になる、人権を持ってるのに権力者の身勝手な理由で支配されて踏みつけにされる未来が待ってる、それを分かってるのに自分が助かりたいからと簡単には諦めることは出来ません、」








「「……」」会場全員が私に注目する「私は中途半端な気持ちでこの盟統に参加したんじゃない、私は本気でこの国の残酷で平等じゃない歴史を変えるために命を懸けて戦ってるんです!奥義大雷門」そう言って私は七つの奥義中難易度が高い奥義を使った、私がその奥義を出したあと青い空が雷雲に覆われて空から落ちた雷に包まれて私が契約した伝説の剣を精霊、雷刀と一つになった









そしてそのまま雷となって攻撃する隙を作らず一気に決め込んだ「奥義、雷鳴の十撃」そう言って技を出しその技を直接食らった十人はそのまま場外に出て気を失っていたそれを確認したい私は勝利を確信して奥義を解除すると雷刀の刀の先を高く突き上げた、それを見た審判をしていた武官は「そこまで勝者挑戦者ヘ、クァン」






観客からは歓声が聞こえてきた私はその歓声を聞き嬉しくと思い微笑みながらそのまま意識を失った




















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