第37話「念願の復職」

私は大殿に行き王様、王妃様の前に四人で座り「今日は王様と王妃様にご報告があり参りました」「報告?何かあったのか?」王様は私に聞くと「悪いことが起きたのではなくて、むしろ喜ぶべき事でございます」




「それは何かしら?」王妃様が私に尋ねると「はい、私、へ、クァンは、この四人を夫に迎い入れようと思っております」「「!?」」驚きを隠せない王様、王妃様、でもすぐに王妃様は喜びの表情になって「クァンが婚姻するの?良かったじゃないおめでとう、幸せになってね」





「はい、王妃様」王様を見ると何故ご納得されてないお顔をされていて「王様、王様もクァンにお祝いの言葉を申してあげてください、クァンはこれまで国の為に頑張って来たのですから」王妃様のお言葉に







「あぁそうだな」と返事をして「クァン、婚礼おめでとう、幸せになれ」「はい、王様十三日後に婚礼を致しますのでその際は是非式にいらしゃってください」「あぁ必ず行こう」王様は微笑んでいたが作り笑顔だとすぐに分かったそしてへ家に戻り婚礼の準備を始めるその三日後に寝室にいたら「クァン様、オギでございます」「入って、」








オギが入ると私に一礼して「どうしたの?」「それが世弟様が今こちらに向かっていらしゃいます、とても険しい顔お顔で」「えっ世弟様が?こちらに向かっていらしゃっているしかもものすごい険しいお顔で?もしかして婚姻することをお知りになったの?」戸が勢いよく開いて「「!?」」







世弟様が現れる私は立って一礼してすると「世弟様、どうなされましたか?」私の元に来て私に近づき私の右腕を掴むと「一緒に来い」「えっ」私は訳も分からないまま力ずくで連れて行かれて「世弟様お離しください、私これからやることがあるのです、それが終わってから世弟様にご挨拶しに行こうと思っておりました」






世弟様は立ち止まり私を見ると「挨拶?王様と王妃様には三日前にご挨拶をして婚礼を上げることをご報告したくせに私には婚礼が終わったら婚姻することを報告しようと思っていたのか?」「……」「図星か?そなたはこんなにも分かりやすい態度をするのに何故四年前そなたが世弟賓の座を諦めて官僚になったことに気づかなかっただろうな」






「世弟様……」「いや、気づかなかったじゃない、そなたに私との婚礼の話、私達の子供の話をした時そなたはいつも泣いていた、そなたは私より先に自分が世弟賓になれないことを知っていたから泣いていたのだろう?」「「……」」他の使用人達、私兵達が注目する中




世弟様は気にせずに「私はそんなそなたの姿を見て嫌な予感をしていた、まるでそなたはもうすぐ私に別れを告げるような様子だった、こんな気持ちだったんだな、私が他の女人と婚姻すると知った時そなたはこんなにも苦しい思いをして世弟賓の座を諦めたのだな」








私は世弟様に「……世弟様、他の使用人達が見てます、私に何かお話があるなら私の寝室でお話しましょう」「いや、このままでいいから黙って聞け」「……」私は黙って世弟様を見るとまた話し始める






「そなたはどんな思いで私には別れを告げたのか、どんな思いで私に世弟の座に就きそなたではない別の女人と婚姻しろと申したのかそれをずっと考えた、でも分かったのは心から愛した人が他の者と婚姻すると知った時の胸の苦しさだけだった、」








「「……」」「世継ぎが作れない体というのは嘘だな?」「!?」「そなたは誠に嘘つくのが下手だな」「世弟様、私は……」「世弟賓選びの茶会の前日、そなたは私には聞いたな、「いい恋人だったか」と」「……はい、お聞きしました」






「あの日を堺にそなたは私と恋人ではなくてこの国の臣下になると知っていたから、だからあんな質問をしたのだろう?、」「……」私は出そうな涙を堪える





「テヤン様、臨海君様、世弟様ってどんどん私の名を呼べなくなっていって最後は恋人同士だった時間がなかったようにこの国の臣下として振る舞わなくいけなくなっていく、それがどんな辛いことか、私はそなたの心の苦しみと引き換えにそなたにずっと守られていたのだな、だがすまないクァン、そのことは分かっても、そなたがどんな思いで世弟の座に就けと申したのかそれだけはどれだけ考えても理解出来なかった」







「……世弟様が私には謝る必要はございません世弟様は何一つ悪くございません」「そう思うなら私と共に来い」私は私が世弟様と王宮に行くことを引き留めようとするシルを婚礼式までに必ず戻ると約束して説得させた上で、抵抗しないまま輿に乗ったまま王宮に入り輿が降ろされた時にはすでに東宮殿の中にある建物の前にいた、私は輿から降りて世弟様を見て






「またに足禁立令(ソクリツキンシレイ)をお使い、私をこの建物に閉じ込めるおつもりですか?」「そうなることは、私がへ家に訪ねた時から分かっていたはずだ、それなのにそなたはついてきた」「何をお考えなのですか?何故このような事をなさるのです?」「怖いか?、このまま一生ここから出れなそうで」







「いえ恐れていません、私を一生この建物に閉じ込めることで、世弟様の苦しみ、辛さを少しでも和らげることが出来るのであればどうぞ世弟様の気が済むまで私を閉じ込めてください」世弟様は驚いた表情で私を見るそんな世弟様




「ですが私が世弟様にお伝えできるのはただ一つでございます、世弟様、いくら私をここに閉じ込めても私達が結ばれる事はございません、そんなことしでも世弟様は今よりもっとお苦しみになるだけでございます」「「……」」世弟様の護衛武官達が注目されながら私は世弟様に思いを伝える






「私はどんなに苦しくて辛くても構いませんが世弟様が苦しまれたりお辛い思いをなさることだけはどうしても耐えられません」「「……」」世弟様は私を見つめる、世弟様は私の手を握って寝殿に連れて行くと





「必要な物は何でも用意する、婚礼当日までここで大人しくしてろ、もし私の命令に逆らったらその分日にちが一日ずつ増えていくからここにいる間は決して私には逆らわないこと、良いな?」「……」「返事をせよ」「……はい」「夜にまた来る」







そう言って世弟様は出ていく私は用意された夕食を食べ終わり入浴した後、寝室に戻ると世弟様がいらしゃった「!?、世弟様」「何を驚いている、夜にまた来ると申したではないか?」「はい、私に何か話でもあるのですか?」「あぁ」







「ではお茶をお入れ致しますね」私がお茶をお入れ入れようとすると後ろから世弟様に抱きしめられる「!?世弟様?どうなされたのですか?」私は世弟様の腕を振り解こうとすると「動くなこのままじっとしていろ」「ですが……」世弟様は「私が午の刻正刻にそなたに申したことをもう忘れたのか?」





私は世弟様の言葉を思い出して「婚礼当日までは決して世弟様のご命令に逆らわないこと、逆らえば一日ごとにここにいる日数が増えていきます」「そうだ、だから私の命令は絶対だ、予定通りを婚礼を上げたいのなら私がこれからも何をするとしても大人しくしていろ」




そう言うと世弟様は私を抱きかかえて寝床の台の上にに乗せられて私の体に馬乗りにすると「!?世弟様一体何をお考えなのですか?」「動くな!、世弟の命令だ」「世弟様……私をここに呼んだのはやはりこの為だったのですね」「あぁそうだ、今更気づいたか?」私の衣の紐を解く私はその手を止める「世弟様なりません、おやめください」






「怖いか?懐妊しそうで、懐妊したら私の側室になることは免れない、そなたがどれだけ拒んでも私の側室になってもらう」「世弟様……」「私があの時必死でそなたを引き止めようとした、だけどそなたは私の手を離し官職に就くことを選んだ、私が何度、そなたに想いを伝えても、そなたは私への想いを封じて私達が恋人同士だったことを全てなかったことにして赤の他人のように私に接した」






「世弟様、私は……」〈私はあの時、貴方様の手を離したくありませんでした、ですが私にはそれしか道がなかったのです、この国の臣下になる以外、貴方様をお守りする方法がありませんでした〉






「何だ言いたいことがあるならはっきり申せ」世弟様がおしゃると「……申し訳ございません、貴方様にお心苦しい思いをさせてしまい、ですが私は貴方様を傷つけるつもりなかったのでございます、貴方様を欺き、官職に就くことを選んだ私の言葉を信じて貰えないかもしれませんが、私はただ貴方様をお守りしたかっただけでござます」





「私を守る?世弟の座に座ることが私を守ることだとそなたは思ってるのか?」「はい、少なくとも王子の座よりは世弟の座にお座りになられた方がより安全が保証されます」「クァン、私が何故世弟の座に就いたか分かるか?」「それは将来国王になられた時のにこの国を身分に関係なく誰もが好きなことをできる国をおつくりになる為ではございませんか?」






「違う、世弟の座に就けば欲しいものは全て手に入ると思った、元々私は世弟になる気はなかった、私はそなたさえ手に入れればそれで良かった、世弟の座に就けば生涯そなたを失わずに済むと思った、だが世弟座にいるのに一番欲しいものは手に入らない、」「……」私は今まで堪えてきた涙を流す





「私はその程度の器だ、この国の民達に関心がなくそなたさえいれば他は何も望まない、そんな私がこの先、王座に就き民達を守る聖君になれると思うか?」「……」「そなたが手に入らないなら力ずくで手に入れる」






世弟様はご自分の衣を脱ぎ始める、そして私は抵抗しないまま着ていた衣を脱がされ世弟様と一夜を共にした、それから私は婚礼当日までの十三日間世弟賓様に申し訳ないと思いながらも世弟様と何度も一夜を共にした婚礼当日朝の何故キム武官に脈を測られた







「あのキム武官、何故脈を測っているのですか?」「世弟様のご命令ですので」脈を図りながら目を閉じ私に答えた後に目を開き「!?」一瞬驚いた顔をして私を見る「キム武官?どうかしましたか?」「……いえ何でもございません、世弟様がお帰り頂いて構わないと申しておりました、私邸まで私がお送りいたします」





そしてへ家に行くと婚礼準備はもう進んでいてあとは私が婚礼衣装に着替えるだけだった私は自分の部屋に戻ってキム武官の脈を測った時の反応が気になり部屋にエレンを呼んで脈を測ってもらうことにしたエレンが脈を測ると「!?」キム武官と同じ驚きの顔になって私を見る「エレンどうかしたの?」








「クァン様、申し上げにくいのですがクァン様は懐妊なさっております、」「えっ懐妊?」「はい、脈を測った時、微かですが活脈を感じました」「懐妊してるなんて、まずいこのままでは……」「まずいってまさかそのお腹の子は世弟様と子なんですか?」







「うん、だからこの子の存在が明るみになっては行けないの、世弟様は私を懐妊させて側室に迎えるつもりだとおしゃっていた、何とかこの子を隠さないと」「では婚礼はどうなさいますか?」「婚礼の儀式は行うけどその後のお客様含めての宴は出ない、でもきっと世弟様の命令でキム武官が私の動きを見張ってるはず」






「えっキム武官はクァン様の懐姙をご存知なのですか?」「うん、今朝脈を測って貰ったからその時に気付いたのだと思う」「どうなさるおつもりですか?このままでは世弟様の側室になってしまいます」「婚礼の儀式が終わったあとヤンに私の代わりになってもらう、婚礼の宴の最中はキム武官も私には近づこうとしないはずだから上手くピョリに逃がしてもらう」







私はオギに事情を説明して私が飲む盃はお酒ではなく水に変えてもらったそして王様と王妃様、世弟様、私には良くしてくださる王族の方が私の婚礼式に祝いの品を持って来てくださり皆様に見守れながら無事に四人夫との式を終えた私はピョリに荷物を持って連れ出してもらった





そして母が昔お世話になった縁切寺(えんぜつじ)というお寺の隠し部屋地下で過ごすことなったクァンへ家を出てて婚礼式が終わった直後ヤンから報告来て入れ替わったのが世弟様にバレたと心の中で繋がり伝えられた「ピョリ、」「はいクァン様」









「ヤンから、今報告があった、どうやら世弟様が私を捜し回ってるらしい、私の所有する別荘全てに護衛武官を行かせて」ピョリは「ご心配なく奥様とこのお寺の関係を知る者は今のへ家の使用人の中には誰もおりません」







私はお腹を撫でながら「うん、オギとエレン以外の皆にはこの子の存在を知らせないつもり、私ね予知夢を見たの、予知夢の通りならきっとこの子は男の子、つまり世弟様が無事に王座に就かれたらこの子は王子なる、私、遠いい未来の予知夢を見たの」






「どんな予知夢をご覧になられたのですか?」ピョリが私に問うと「私がこの世を去った後四年後に私とエンに瓜二つのクオン、メルがこの国を守る為に命を懸けて黒い月の組織と戦うの、それだけではない、この国に住む民達の為に奴婢の身分をこの国からなくして貧しい民達を、苦しめる両班達を次々と臣命下会議を使って断罪していくの」







「クァン様……」「そんな顔しないでピョリ、私はもう死の運命から逃れられない、だけど私の思いを受け継いでくれる者がいずれ現れる、その者の名はキ、クオン、とキ、メル私はあの二人のこれからの可能性を信じようと思う」





「「!?」」二人は驚き「確かにキ、クオンとキ、メルは頭もいいし人脈もかなりある、だが政を行うほどの能力は持っていない、下手をすれば二人は命を落とすことになる」雷刀が言うと私は「そうなるかもね、だけど私は二人に賭けてみようと思うこの国の未来を」「クァン様」






「だから二人共私と賭けしない?」「賭けでございますか?」「うん、もしキ、クオンが私の家族、ヘ家の皆、王族の皆様、罪なき民達を傷つけようとするなら二人を殺しても構わない、だけどもし私の言う通りの人の未来を守れる人だったら何があっても二人には手を出さないで」






「「……」」「それから私がこの世を去った後ソフィアとこの子が世弟様の子だと世の中に知られる時が必ず来る雷刀」






「何だ?」「私がいなくなった後、ソフィアをお願いね」「まさか私にあの泣き虫と契約しろと言っているのか?」「うん」「断る、あんな泣き虫と契約するなんていくらクァンの娘でもお断りだ」






「雷刀、また私と賭けをしよう、ソフィアが二十歳なった時、仮契約をして、そして一年後以内に七つの奥義全てを習得できたらその時はソフィアと正式に契約して」「分かった、その賭けてやろう、それからあの二人のことも」「ありがとう」そして三百日日後にお寺の和尚様の気遣いで知り合いの医女達を呼んでくださり、私は出産して予想通り男の子だった







出産から三日後縁切寺のスクホン和尚殿と話をする「ご出産お祝い申し上げます、ところで名はお考えになりましたか?」「はい、この子の名は正しいせいに与えるのよセヨと名付けます」「良い名ですね、」「あのスクホン和尚殿私が今から話すことを誰にも言わないと約束していただけますか?」







「はい」「実はセヨは私とこの国の世弟様と間に出来た子なんです、」「えっ」「驚いて当然ですよね、ですが誠なのです、ですが私にはその事実をどうしても隠さなければいけない事情があります」





「その事情とは何なのかお伺いしても宜しいですか?」「はい、私は十一歳の時にへ家が黒い月の組織に襲われてその時に黒い月が作り上げた未知の病になる薬を飲まされてしまい私はそれ以来人一倍体が弱くなってしまいました、ですがその数カ月後に世弟様と出会私は持病を持つにも関わらず自分の欲に負けて世弟様と男女の情を交わしました、」




「もしやもう一人お子がおられるのですか?」「はい、娘が一人おります、その子はソフィアといって出産してすぐにある家の養女として引き取って頂きました、ですが私は持病を持っているので世弟様間に出来た子供がいるだなんて世間に知られる訳にはいきませんでしたですので私は世弟様に世弟賓になって欲しいと申し出がありましたがそれを断り官僚になりました」







「……持病のある方が世弟賓の座に付けば賜薬刑に処されるからですか?」「はい、そうなれば世弟様のまで窮地にお立ちになることになります、故にどうしても娘と息子が世弟様と私の子だと言うことを隠さなければならなかったのです」








「お話は理解しました、私にこのような重大な秘密を打ち明けたということは私には頼みでもあるのですか?」「はい、セヨのことをお願いしたいのです、私はセヨを育てることができません、私自ら養子に引き取ってもらえる家を捜すべきなのですが今都では世弟様の護衛武官達が世弟様の命令で私を捜しております」







「もしかして、世弟様が懐妊しているとお気づきになられたのですか?」「はい、今私がセヨを連れて私邸に戻ったら都を見張ってる護衛武官、あるいは私邸を見張ってる護衛武官に見つかり捕らえられ世弟様の元に連れて行かれる恐れがあります、そうなれば側室になることを免れないでしょう」






「それはどうしてですか?」「私が官職を自ら退いた時に作った法が王族の動きを記録すること決められてます、故に私が東宮殿に九日間いたと証明されてしまい、しかも婚礼前なので世弟様と私の子だと証明される可能性があるのです」







「理解でしました、知り合いの両班の方でかなりの子供好きな方がいます、ご子息をその方の養子に迎えるって言うのはいかがでしょう」「はい、どうかセヨをお願いします」私はそう言って抱きかかえるセヨを抱きしめて「ごめんね、セヨ、私の息子よ、私の手で育ててあげられなくて本当にごめんね、愛してる、愛してる私のセヨ」私はセヨの頬にキスをする「……」






スクホン和尚にセヨと世弟様から頂いた男の子用の龍の模様が入った腕飾りを私は「これは世弟様がいつか、私達に息子が生まれた時に渡す為に作った物です、ですのでこれはセヨの物です」「はい、ご子息を養子に迎える両班にこの腕飾りはご子息の物だと伝えます」腕飾りを受け取ってセヨを連れて出ていく、







私は我慢していた涙が溢れる「セヨ……情けない母親でごめんね、」セヨに謝りながらなきつづけたそしてその三日後に私邸に戻り「ただいま」「「クァン様!」」使用人、私兵全員が私には押し寄せる「ごめんね、一人で勝手に出ていって」プニは「すごく心配致しました」





ハソンが「クァン様、クァン様の復職が臣命下会議で決まりました、今日復帰しても良いそうです」「そうか、分かったありがとう」私は官服に着替えて王宮に向かうそして王宮の門を通り過ぎると沢山の女官と内官、そして司憲府の部下達、私の夫四人、私に良くしてくださる、王族の皆様の姿があった








そして私が歩いていき王族の皆様の前に立つと拝礼して「王様、王族の皆様、温かいお出迎え心より感謝致します、私へ、クァン、この国が今よりもっと良い国になるように全力を尽くします」王様は微笑み「あぁ期待してるぞ、クァン」とおしゃっていた後に



私の四人の夫、「「大司憲様、お祝い申し上げます」」私は微笑み「ありがとうございます、皆さんのお陰で復職できました、皆さんには心から感謝しております」すると周りの女官内官達そして司憲府の部下達が一斉にその後全員が「「大司憲様万歳!、大司憲万歳!」」と繰り返し声を出して私の復職を祝う私はその光景を見て微笑むそしてしばらくして私が片手を前に出してやめるように合図をすると女官、内官達は私に向けて拝礼をした































  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る