第27話水晶館の探索

 レイの放つ巨大な雷撃が幾つも飛ぶ。神の裁きの如く山すら貫き破壊し尽くす巨大な雷は付近の石を蒸発させながら魔獣のリオン目掛けて喰らいつく。球電すら生じる程の電撃に対して当然リオンも負けじと闇の魔力を込めた右手で弾いて雷を逸らせるが。



(今は逸らせるのが精一杯だ……!)



 その事実に人ならぬ存在の魔獣リオンの頬に冷や汗が伝う。自分は魔獣で人類よりは強い存在だ。そして今は黒い雷の精霊と連携を取って戦闘している。


 それなのに目の前に居る黒魔術士のレイは自分達なんかより遥かに強い。それこそ人間なのか疑いたくなる位に。


 全力を尽くしても勝てるか判らない。それ程に強大な相手だ。自分が屋敷を守りたくともこの黒魔術士を倒さなくては叶わない。リオンはぎゅっと白い骨の拳を握り締めて覚悟を決めた。



(あの魔獣、素質は凄い高いな)



 そしてそれは。レイも同じだった。相手は屋敷を守護する為に生まれた魔獣や精霊でそれなりの能力は彼も予想していた。


 しかし自分の予想より魔力や素質が高いというのが、迫る闇達や黒い雷の一閃を躱しながら感じた感想だ。考えてみれば自分が圧倒出来ているのは相手が魔獣として生まれたてだからで、だんだん自分の素質を使いこなせれば実力差が覆る可能性は高い。速攻で勝負を決めるのが本来なら一番良い戦術だろう。



(まぁそれは出来たらさ。なるようになるさ)



 だがレイは戦意を隅々まで巡らせているのとは裏腹に、気楽そうに決めた。戦うなら後悔しないように相手に全力で挑み相手の力の全てが見てみたい、それが彼の戦い方だからだ。虚空を引き裂く疾風と迅雷、そして闇と漆黒の応酬は苛烈を極め続けていた。


◇◇◇


 レイと魔獣リオン達との交戦が始まってまだ数分も経たない頃、三人はずっと奇妙な土地を早足で抜けていた。理由は二つ。日暮れ迄にこの土地を安全を確保して領民や難民達の新しい住居にしたい事。


 そしてもう一つは。魔獣の大群が発生する可能性がカミーリャの日記帳に予測されたからだ。本来魔力の存在しないこの場所は今現在、大量の魔力が流入し魔力の在る世界に成ろうとしている。その為魔力過剰になり自分達の存在が要因となって魔獣が大量発生する可能性が有るとの事だ。


 『魔獣』は魔物とは似たようなものだと思う人々は多いが前提から異なる存在だ。魔物は人間と違うだけの生き物だが魔獣は『魔力の揺らぎから発生する存在』であり『魔法を使う』事、率いては『生命体の行動や物質の流動』における結果として発生するのだ。自分達は現在、この魔力が莫大に流入する場所に侵入し。あの少女姿の魔獣から「ここは通さない」という警告を受けた。つまりこの土地は自分達を歓迎してはおらず、侵入者として撃退するつもりだと予想できた。遺された都市圏の情報を読む限りその為に対策されているような魔導陣も見られるのがその証と言えた。


 だからこそ早足で旅慣れない二人を気遣いながらカミーリャは日記帳から流れ込む情報を読みつつ魔力と情報を集束し因子として融合させ続け、準備を整えていた。二人の体調や体力を気遣い付近の魔力情報からこの土地の現状を調査しつつ発生するかも知れない魔獣対策。これらは複数の事象を冷静に分析して最善策を出す彼女の独壇場と言えた。



「しかし広い土地ですねー、無きアルフィード領にも匹敵するかも知れませんね」



 馬車が二台位は平気で通りそうな石畳とは全く違う滑らかな石の道を歩きながら。周りの魔力に語りかけて聞き出すニノと、



「 でもニノ様、我が領地よりは狭い可能性も感じますよ」



 白線の傍に落ちていた灰色と白い縞が刻まれた石を愛おしく見つめながらジストは返した。



「そうね。土地の広さは田舎よりの都市といった感じですし、山間に畑や人工的な山林の跡地は在りますが未開拓の箇所も見られますし……今は大丈夫ですがあんまり民を入れ過ぎても良くないでしょう」



 ニノもアバスを使い周囲の物質や魔力と語り合いながら決める。



「何でしょうかこの石? 初めて見ました」


「それは石灰石せっかいせきですよニノ様、使い途はたくさんありますね」



 土地を調査している二人に魔獣が襲撃して来ないように警戒と迎撃準備をしながら、カミーリャも魔力からこの土地の分析をする。足元に落ちているこの石はジストの見立て通りの名前の鉱石で間違いない。質が少々劣る屑石のそれがこの辺りにごろごろ転がっているのは、付近にこの石がたくさん採掘出来る鉱山が在るのだろう。この街はそれを産業にしていたのかも知れない。現に輸送用と思わしき整備された道が発見されているし、今自分達が居るこの道も馬車が二台程度はゆったり走れる位の広さと白線ですれ違えるように別けられている。……もっとも今は誰も居ない廃都市だ。どうしてそうなったのかはまだ判らない。幾つかの魔力情報を元に正確に模写した立体画像を日記帳から投影させと、この付近の地図を作り出すカミーリャ。



「……見た事無いものが沢山有りますねカミーリャさん」



 その映像に映された物体達を不思議そうに覗き込むニノ。そんな彼女に「ええ」と返して更に映像を喚起するカミーリャ。



「この凄い一枚岩の上にあるでっぱりは何でしょうか? 不思議と片足を乗せたくなりますね」



 頂点だけ片側に広い物体を見ながら尋ねるニノに、



「それは係船柱けいせんちゅうですねニノ様。船をロープで繋ぐ為の物ですよ」



 丁寧に返すジストだ。



「……という事はかつてここは港町だったのでしょう。これで更にこの土地が他から転移してきたと証明出来ますね」



 カミーリャは情報やジスト達の会話から解答を導く。彼女の解答に間違いはないだろう。何故ならここは霊峰イリステアの麓――草木もあまり生えていない山脈の盆地なのだ。こんな所に海にまつわる都市設備を造る理由は全く無い。やはりこの廃都市はどこかから転移してきたと判断するのが正しいだろう。


 最後の謎は魔力に対する設備がしっかりしているという事だ。尤もこれは詳しい調査が必要なので最優先する事では無い、まずは屋敷の調査と拠点化が優先事項だとカミーリャは判断を下す。


 刹那。日記帳に羽ペンが走り新たな情報が書き出された。魔獣が次々に発生しこちらの位置を特定したとの事だ。



(魔獣達が群れ――というより戦陣を形成してこちらと遭遇するまでおよそ数分。私の予測より早いですね。やはりこの土地、最初から私達みたいな侵入者を迎撃する為の魔導陣も備えられていた、と……)



 双眸を細め、カミーリャは決断をする。



「お二方、急ぐ準備を。魔獣が群れを成して発生したそうです。日も暮れそうですから屋敷を制圧しましょう」



 二人に提案をしつつカミーリャは目的地の屋敷へ至る情報を最優先に探索し、そして迎撃用に槍や弓や盾等の情報に平行で魔力を流し込む。情報から導き出された件の屋敷はここから更に霊峰イリステア方面、桜並木の一本道の奥地に在るようだ。二人もカミーリャの言葉を理解したようで、互いを見合い首肯すると眼差しに決意を宿す。


 その瞬間。気配が廃墟の陰から伸びる。狡猾な気配はこちらを的確に捉え静かに迫る。やがて気配は一つ二つから倍々に増殖し、一部はこちらを完全に包囲しようとしていた。カミーリャは二人を庇うようにしながら気づかない振りを装う。魔獣に作戦を察知される訳にはいかないからだ。


 やがて一匹の全身に炎を帯びた巨大な山猫みたいな魔獣がこちらに突撃してきた。こいつは先陣を切る役目。カミーリャもそれは理解している。高熱の爪で陽炎を起こしながらカミーリャの喉笛を切り裂こうと迫る。


 対するカミーリャは意にも介さず魔力を帯びた左手で日記帳の情報を撫でるだけ。



「応えよ『盾の魔獣』」



 刹那。高熱の爪は巨大な丸盾に阻まれた。虚空に魔力帯びて浮かぶそれはまさに盾としか言えない存在だ。


 だがニノとジストはこれが魔獣だと気づいていた。何故、自分達を護ってくれているのかは不明だが、



「魔獣は魔力の揺らぎから生じる存在で役目は侵入者の排除。ならばこちらも迎撃する条件を設定すれば魔獣は意図的に発生させれます」



 間髪入れずその理由をカミーリャが説明し。瞬間、わらわらと虚空からまるで生きているような動きの槍や弓が這い出てくる。どうやら迎撃の為に『自分達を守護する魔獣』を発生させるようにしたらしい。



「さて魔獣達、これである程度なら戦力は負けませんよ?」



 カミーリャは極北に浮かぶ三日月のような笑顔で双眸を鋭くすると左手を縦に振る。


 刹那。彼女の指揮に従い槍の魔獣が山猫姿の魔獣を貫き倒す。それを合図と伏せていた牙の鋭い巨大な猪や足が六本ある大熊など様々な姿の魔獣達も襲いかかるが弓の魔獣が矢の豪雨で襲撃の足止めをする。



「屋敷に向かって急ぎましょう。この土地で私が即座に制御出来る魔獣を発生させられるのはこの数が限界です。地の利は彼らに有るし彼らの発生条件はまだ割り出せてませんし、何より我々の目的は屋敷の調査ですよ。魔獣の掃討は情報を得てからにしましょう」



 冷静に説明し「さぁ」と二人を促すカミーリャに二人も続く。殿しんがりは盾と槍と弓を混成させた横陣。矢で射抜き戦力を削ぎながら一番槍を敵に打ち込み撤収させつつ盾の後方から矢を降らせて対応させる。相手も怯むが少しずつ数を増やして対処し始め。逐次突撃を繰り返す。もちろんカミーリャも自分の魔獣達に命令を下し少しずつ後退させる。



(……消滅した個体が少ないですね)



 カミーリャは二人を護衛しながら日記帳の情報を読む。確かにやられて消滅する魔獣はいるが数が計算と合わない。



(何体か迂回して先回りしている部隊がありますね)



 双眸を細めその意図を予測するカミーリャ。地の利はあちらに有るし魔獣がその行動を取るのは自然だろうと彼女も納得した。



(もしかすると魔獣の発生条件はこの土地を守る、ではなく『私達が向かう屋敷を守る』、なのかも知れません。その方面で情報を洗い出しますか)



 カミーリャはそう決断すると、



「全魔獣達、後退しつつ横陣を維持して私達が屋敷に到達する時間を稼ぎなさい!」



 日記帳の輝きで『更に別の命令と推理』をしつつ発生させた魔獣達を指揮する。再度攻勢に出る敵の魔獣達に盾の魔獣達を並べ弓の魔獣と組んで対処する。しかし劣勢なのか陣形が破られた。それに呼応し敵魔獣達の勢いが増し、勝鬨のような大音声が日が傾く空を揺るがせる。カミーリャはそれを冷ややかに見送りながら更に新しい横陣を形成、対処させた。


 だがこれも破られた。更に勢いが増してくる敵達。カミーリャは盾と『弓ではなく槍の魔獣達』を再度横一列に並べ対処しつつ『剣』の情報に魔力を注ぐ。今度は手こずっているのか、多少押し止められていた。


 瞬間。大熊の魔獣が一匹、防御の陣形をすり抜け切り込みを仕掛けて来た。空を蹴り跳ね六本足の鋭い爪から放つ冷気で周囲の水分を凍てつかせながらカミーリャを引き裂き殺そうと迫るが――


 何か『鋭利な刃物』で斬られたような雰囲気で。横一文字に真っ二つされてしまう。霧散する魔獣の先にはカミーリャの手刀がある。どうやら彼女は魔獣を生身の手刀で斬り裂いたらしい。そのまま血振いのように手刀を振り更に情報を読み続ける。倒した魔獣には一瞥すらしなかった。もう消滅しているので確認するまでも無いからだ。


 敵の魔獣達は再度カミーリャの敷設した陣形を破り迫るが彼女もまた陣形を造り応戦する。その繰り返しだ。次第にカミーリャの出現させた魔獣達が減ってゆく。カミーリャは二人と駆けながら一瞬右手を振って指揮するが魔獣は出現しない。ただ螺旋の軌跡を描いた魔力が煙のように消えてゆくだけだ。


 やがて桜並木の道へと入る。日記帳で確認していた通りここだけは今までの道とは少し違い広くはない一本道だ。咲き誇る桜吹雪に迎えられて三人は屋敷を目指して急ぐ。どうもここは優先的に魔力が流入されているらしくもう適応した場所になっていた。この桜並木がその証拠。時期でも無いのに咲いて枯れずに在る。


 カミーリャは更にその事を訝しむと呼び出していた日記帳と羽根ペンをもっと増やして付近の情報を書き出させる。その間も敵の魔獣達は追い詰めてくるが――


 驚愕と困惑を雰囲気に宿し停止した。



「どうしました魔獣の皆々様。挟み撃ちの為のお仲間さん達をお待ちでしたか?」



 ふっ……とカミーリャは冷笑を浮かべながら尋ね、



「残念ながらもうお仲間さん達は来ませんよ。事前に私が他の魔獣を出現させて起きましたので」



 無邪気な笑顔と後ろに手を組んだ悪戯っ子な少女の仕草で魔獣達に振り返る。その際に『剣の魔獣』の情報を日記帳から浮かべていた。どうやらこちらの戦力を削る代わりに新たに魔獣達を出現させ別部隊として対処していたらしい。


 そしてその時ニノとジストは気づいた。今現在この場に残っている魔獣は『盾』と『槍』だけで先程浮かべた『剣』と『弓』は居ない、と。



「あなた方の別動隊を始末しつつこれを敷設させていただきました」



 刹那。カミーリャがぱちんと指を鳴らして合図すると桜並木に伏せていた弓と剣の魔獣達が出現し剣は斬り込み弓は矢を放ち的確に敵魔獣を射抜いてゆく。防戦で撤退する振りをしながら故意に弓の魔獣達だけを撤退させ剣の魔獣で別部隊を潰しながら伏せて半包囲を敷いていたようだ。もちろん敵の魔獣もそれを阻止しようとするが、



「『四方から来る冬。全てを閉ざす永遠の夜。黄金を黄昏に導く為に吹雪け常夜の氷嵐よ『終わる世界』』!」



 一瞬の高速詠唱でカミーリャが大規模氷結魔法を放ち、桜並木には一切傷をつけずに魔獣全てを葬り去る。どうやら彼女がわざわざ魔獣を出現させてここまで引き込んだのは敵の魔獣を集めて一網打尽にする為だったのだと知ってニノは冷や汗をかいていた。



「これでしばらくはこちらの戦闘力の洗い出しをしないといけないので出現には時間がかかるでしょう」



 カミーリャは日記帳を六冊滞空させて屋敷を見上げた。ニノもつられて見上げるが、



「……」

 


 ジストは顔を伏せて足元を見ていた。


 それに気づかない二人は椿の花で彩られた柵と門越しに屋敷を見渡す。それは四階建ての石造りであちこち緑の蔦が絡みつき、ひび割れの有る壁と玄関扉の上に『八方向に輝く一等星』の紋章が付けられていた。



「あの紋章……ここは『フォルスタァ教』に何か縁があったのかしら?」



 ここは魔力の無い場所から転移して来たのに? と怪訝な顔をするニノだ。



「それは詳しく調べない限り判りませんね。ですが朗報ですよ」



 日記帳に書き出された情報を読みながらカミーリャは笑顔を浮かべる。どんな朗報かとニノが尋ねようとすると、



「魔獣達の目的が判りました。奴らの目的は『この屋敷の守護』です。ここを完全制圧すれば魔獣達は出現しなくなりますし、代わりにここの魔導陣を使えば侵入者迎撃に使えますよ」



 明るくニノを見上げて答えてくれた。



「それは助かりますね! 私達の戦力不足も補えます!!」



 実際のところ難民や全て失った領民という非戦闘員しか居ないニノにとって有り難い報告である。ここを制圧すれば土地の安全は確保出来て迎撃だけでもある程度の戦力が手に入るとくれば喉から手が出る程に欲しいものだ。


 ニノとカミーリャの二人は長年油を差していなくて軋む金属製の門を開いて屋敷の玄関へと進む。ちょっと遅れてジストも追い付いた。


 椿の柵から少し庭園を歩き玄関へと向かう一向。そこにも美しい桜の木が一本、花びらを舞わせていた。こちらも魔力の影響か朽ちる様子が無い。


 やがて三人は四段位の石造りの広い階段に迎えられた。その先には両開きの玄関があり両脇に黒い艶やかな丸い石が置かれていた。



「これは何でしょうか?」



 石段を上がり漆黒の丸石を不思議そうに問うニノに、



「黒水晶、――『モリオン』ですねニノ様」



 先行する為階段に足を掛けていたジストが振り返り答えた。



「あのフォルスタァ教の紋章中心に据えられた水晶――『クリスタル』といい、ここの主は水晶が好きだったのでしょうね」



 ジストが慈愛の眼差しで見上げた紋章の中心には確かに水晶が填められていた。



「お二方。侵入しますよ」



 カミーリャが中の待ち伏せに対して両開きの扉の片方に身を伏せて死角から備え促すカミーリャにジストが先行する。ゆっくりと警戒しながら玄関を開くとすぐにカミーリャが割って入り、中を日記帳で警戒する。


 入った所はメインホールみたいだ。一段高くなった広い石造りの床とそれより広い土間に埃まみれの玄関マット、それから左右に部屋が幾つかと吹き抜けの二階を廊下で各部屋に結んでいる。外から見た三階~四階はまた別の階段から進むのだろうか。ざっと見渡した限り屋敷内はこんな雰囲気だ。カミーリャはそのまま上がり更に付近の情報を集めて警戒する。



「何故かここが一段高くなってますね? 見た事無いから不思議です」



 玄関を見つめつつ躊躇いなくニノは土足で上がる。



「あぁニノ様! 待って下さい!」



 ジストも慌てて『靴を脱いで』あがるが、足裏の埃を見てうんざりと拭いながら靴を履きなおし主を追いかけた。



「お二方。日暮れ迄にここを制圧して拠点化しましょう。私からはぐれないで下さいね」



 ホールを眺めていたカミーリャの要求に二人は頷く。


 そんな者達を見つめるように玄関に飾られた針水晶――『ルチルクォーツ』が静かに輝いたのだった。

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