能力設定

*モグラ

自分が指定した場所に穴を空ける。自らが空けた穴ならばそれを塞ぐことができる。自らが空けた穴でなくても既存の穴と同じ位置に既存の穴よりも一回り大きい穴を空けることで自らが空けた穴であるという条件を満たすことができ完全に塞ぐこともできる。大きさや場所は問わないため人の体内、臓器に小さな穴を空けて殺すこともする。

「偽りの条件」

普段は片手を向けその先に穴を空けるようにしている。片手が必要であると他者を誤解させるためそうしているだけでその必要は無い。縛られていても問題無い。

「豹変の容姿」

全力を出す時、目は一時的に退化する。代わりに顔の中央に大きなドリルが生える。両手は黄金の大きな爪となり手の面影を失う。身体中が硬く美しく暗闇で輝きを放つ鉱石に覆われ肌の色は黒く染まる。口から見えるのは鋭い牙だ。


*クローム

放電したり蓄電したり体に電気を貯めてそれを放つ。強力な電力を浴びてもそれは自身の力へ変換されるだけだ。放った雷は特殊で、それに被電した者や物に帯電させて磁力を発生させる。自らに磁力も持ち合わせ、被電した対象を強力な磁力で問答無用に引き寄せたり弾いたりする。

「体質」

鱗に覆われた体は基本的に刃も炎も水も受け付けない。そんなものは容易く弾いてしまう。そして雷は受け入れて己のものにするだろう。これもまた欲深い体質だ。

「豹変の容姿」

実験に使用して失った尻尾が鋭い結晶として蘇る。身体中に電気と磁力を纏う結晶を生やして体は一回り大きくなる。


*バロン

地獄耳。それはどんなに遠く離れていても聞き逃さない。その音の正体さえ聞き分けるだろう。そしてどんなに大きな音にでさえも耐えられる。どんなに小さくても、聴き逃したくはないのだ。

「目立たない」

耳が良い程度で片付けられてしまう。そのため、努力は怠らなかった。しかし目立たないのも良い事だとも知っている。

「豹変の容姿」

視力と嗅覚を失い聴覚と触覚だけで獲物を探し当てる。その音が罠かどうかでさえ判別ができ些細な音にも噛み付くだろう。空気の流れにさえ敏感だ。彼はこの時こそ本領を発揮する。その大きな耳は彼の目である。

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