第35話 王都の本宅
1週間の工程の後に王都へ到着した。
流石王都だな。華やかさが違う。
3日後に登城することになっている。
とりあえずは馬車に乗ったまま王都の父上の本宅へ行くことにした。
◇◇◇
父上と母上が住む王都の本宅前を到着する。
門の前で馬車が止まったので、お付きの人に頼んで門番へ通してもらうことにした。
意思疎通ができたようで、門は開かれ、俺たちが乗る馬車は屋敷へ入ることになる。
本宅に入ると両サイドに並ぶ数名のメイドと執事さん。
真ん中から父上が出迎えてくれた。
「父上、お久しぶりです!」
「お父様、ご無沙汰しておりますわ」
「ああ、ハルトとアイリーンじゃないか、今日は突然どうした?」
若干疑問的に思う父上だったが、すかさず俺は答えた。
「本日は王城へ登城する予定なので、こちらにお世話に参りました」
「そのことは聞いておるが、なぜ突然の呼び出しだ? まあとりあえず応接間で話をするぞ」
――そう言うと、父上と俺たちは応接間へ向かうのだった。
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