第4話【霧島財閥の御曹司 霧島大和《きりしまやまと》登場】

三笠榛名の影に隠れがちとなり遺憾ながら存在感が比較的低くなるのが霧島財閥の御曹司というアドバンテージを持つ好ポジション生まれながら、実家にいるのが嫌いだからと言ってSNS艦隊候補生になったという結局デキル人の霧島大和きりしまやまとである。


~ある日~

〘三笠榛名はスマホアプリSINE《サイン》をキドウシマスした〙

『霧島やまとから友人申請が来ている』

とりあえず承認した三笠榛名は唐突な文面を打ち込んだ。


「あら?あなたは霧島財閥の……?」

「いや…実家は関係ないし!!」

「(´ρ`*)コホンコホン失礼。最近和三盆帝国外交政策がビール第三帝国に近付き過ぎるという思わないかしら?」

「思う(´-`)oO何故なら思わないから( ˘-˘ ) 」

「その結果?」

「コーラ合衆国とは緊張関係になるな。(´-ω-)ウム」

「もし万が一コーラ合衆国と戦端を開けば?」

「敗戦必定」

「何故?」

「エネルギー資源・鉄鋼資源やらコーラ合衆国依存度高杉晋作の我々神聖和三盆帝国には対コーラ合衆国と言う選択はあってはならないと思う(´-`)oO」

「せやなぁ…( ˘ω˘ )」

「話は変わるけどこれからは私の事はミカで宜しく!あんたはキリと呼ぶから宜しく!」

「拒否権は?」

「Nothing!」

「是非も無し……」

「乙」

「乙」


(つづく)

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