第3話【三笠榛名の輝かしい経歴】

特殊士官学校に入学した三笠榛名はこの時まだよわい13の少女であった㌨だ。

しかし、異例に次ぐ異例の飛び級を十重二十重にした結果SNS将校の道をつかんだ㌨だ。

「これからSNS将校の携帯電信機の(了解)を【り】と略します。」

「いやぁ。三笠君?それは流石に…?」

「流石に…?」

「サスガッス!」

上官殿は流されやすい人だった㌨だ。

【遠隔指揮機構】を開発したのも彼女㌨だ。

これらも含めて輝かしい経歴の塊の三笠榛名は和三盆暦100年遂に大将まで昇進させられてしまった㌨だ。


これらの功績の陰に常に傍らにいたのが霧島重工の御曹司にして三笠榛名の片腕的存在兼財布の【霧島大和きりしまやまと】であった㌨だ。


(つづく)

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