概要
お城に詳しくない女子高生が歴史好きの友達とお城に遊びに行く日常系小説
城下探美はお城にも歴史にも興味がない読書が好きな女子高生、父親が大阪に転勤したため、せっかく志望校に入学したのにすぐに大阪の高校に転入しなければならなくなった。
転入してすぐに訪れた図書室で手に取った小説がもとでできた友達と色んなお城の事を勉強したり遊んだり、楽しい日常を送る
城下 探美(しろしたさぐみ):大阪府立城跡高校1年生 1年2組 本好きの妄想気味の女子高生、東京からお父さんの転勤で引っ越してきた蛇とか虫が嫌い 歴史は詳しくない。あだ名はさぐみん
堀江 訪(ほりえたずね):城跡高校1年生 1年2組 元気活発な少女、侍や戦国武将が大好き、探美が一人図書室で本を読んでいるところを歴史好きだと勘違いして大阪城に一緒に遊びに行く、毛利勝永が好き。
虎口 あゆみ(こぐちあゆみ):城跡高校
転入してすぐに訪れた図書室で手に取った小説がもとでできた友達と色んなお城の事を勉強したり遊んだり、楽しい日常を送る
城下 探美(しろしたさぐみ):大阪府立城跡高校1年生 1年2組 本好きの妄想気味の女子高生、東京からお父さんの転勤で引っ越してきた蛇とか虫が嫌い 歴史は詳しくない。あだ名はさぐみん
堀江 訪(ほりえたずね):城跡高校1年生 1年2組 元気活発な少女、侍や戦国武将が大好き、探美が一人図書室で本を読んでいるところを歴史好きだと勘違いして大阪城に一緒に遊びに行く、毛利勝永が好き。
虎口 あゆみ(こぐちあゆみ):城跡高校
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!JKの日常+城愛=初心者に優しい歴史とお城探訪記
東京女子が大阪に来て戸惑う日常あるあると、
全く悪気なくナチュラルに求められる、そこそこ高いお笑い偏差値(それがハマるかどうかは別問題 笑)
それを「天然」で返す転校生の探美ちゃんと、
転校先の同級生、城女子の訪ちゃんの掛け合いにほっこりします。
歴史と城愛が強すぎて、探美ちゃんには「石垣(というか石)好きの変人」だと警戒されるところからスタートする二人の関係ですが、
ラノベらしいライトな語り口で進むストーリーに相反して、
訪問先の「城」にまつわる歴史や城そのものの成り立ちを語る密度は、非常に濃いです。
良い意味で、文章と内容がラノベらしからぬアンバランスさを持っていて、
サラッと読める…続きを読む - ★★★ Excellent!!!訪城と人情の物語
以前仕事で大阪に赴いた際、大阪にはお笑い芸人しか住んでいないのでは?
と思うほど、各所で交わされる会話の楽しさに耳を澄ませた記憶があります。
電車内でも普通の女子高生同士の会話が面白くて、よく聞き耳を立てていたものです。
本作は、東京から大阪に転校した女子高生と、そこで出会う魅力的な友人との日常に「お城」を混ぜたものです。
女子高生と○○○の中には、すでにお城を題材とした作品もありますが、本作はマンガ的な過剰演出もなく、実際にありそうな雰囲気の中、のんびりと進んでいきます。
個人的に、歴史って「何年に何が起こった」を知る学問だと思っていたのですが、よくよく考えると、何故、それは起きたの…続きを読む