7:帰還。 タコンショの町
見事、誘拐犯ショタインキュバスを討伐した女4人と男1人。
リン:その男って誰のことでしょう
ジャスミン:何もしなかったのに事前にあれだけヤバそうな雰囲気出せてたの凄いバランスでしたね
ティグリス:でも淫夢があまりに強力なので……動く前に倒すしかないのです
アムラシウス:「ヨーキの出番が無かったな……」大型容器を撫でる
GM:本当に動く前に倒されたよ。それまでの行動含めて上手いことやられた結果、あまりビルドの旨味を引き出せなかった。ごめんね……
ティグリス:さて。犠牲者の皆さんは正気に戻るかしら
GM/謎の女性:「へ、へへ、やりましたねぇ、旦那方……」
ティグリス:「……ふむ。貴女、やはり……」
GM/謎の女性:「コーティルきゅんは、惜しかったけどね……へへ……」そう言ってどこかへと去っていきます。
ジャスミン:何者だったんでしょう……
何者だったんだろうね。実はキャラクター性は完全にポッと出なんだ。なんなら「なんか理由付けて赤の眼鏡をあげる」としか決めてなかったんだ。
アイズ:「宿命が訪れ、悪は滅びた。ただ、夢の如く……フフ。これもまた、時の運か」
GM:屋敷を探せば、他にも正気に戻った女性たちが見つかるだろう。君たちは依頼を見事遂げ、彼女らを連れて町に帰還したのだ
アムラシウス:よかったよかった
■ ■ ■
GM:支部長「皆さん、お疲れ様でした。お約束のお菓子作り教室、明日からでも開きましょう」
リン:「ありがとー!」
ティグリス:「激戦でした」一瞬ですけど
アイズ:「また、語り継ぐ逸話が増えてしまったか」
リン:「また一歩グレンダール様に近づけたわ」
ジャスミン:「よかったわね、リン。」
GM:「ははは……暫く、ゆっくりしていってください。この町のことも知っていただきたいのです」と言っているが、あわよくばここに永住させろとのお達しを受けているからである
リン:えぇ……
ティグリス:「(……被害者の女性たちは……嫁入り前にせよ後にせよ、大変そうではありますが。流石に私が関知できる範囲を超えていますね)ええ、そうですね。ゆっくり……湯でも浴びて休ませていただきましょう」
ジャスミン:「リンが嫌でなければ私たちもここでしばらく布教を兼ねて残ることにしましょうか」
リン:「私もしばらくここで修行していきたいですので、そう致しましょう」
アイズ:「時の針の向くまま、私は夢を見続ける。……フフ。また時が訪れるまでは、また眠りに落ちるのも一興か」
GM:何の時だよ。という辺りで〆とさせていただきます。お疲れ様でしたー!
一同:お疲れ様でしたー!
なんかいい感じにタコンショの町に暫く滞在してくれそうなので、厄介払いできたギルドはホクホク。でも〈ぐちゃぐちゃのおもちゃ箱亭〉の支部長の胃は痛むことになるでしょう……
ザ・経歴ドラフト【SW2.5リプレイ】 成亜 @dry_891
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます