第13話 王都ぶらぶら旅日記

ぶーらぶらぶらぶーらんこ…ぶらぁぁぁ!ってこれは〇本か。

王都で牛串を食べながら鼻歌を歌う。夕べのおねーさん大胆だったなぁ

ぼくのスキルのせいかクラクラぞくぞくしたよ、でもぼくにはまだ早い、よね。

‥そうそう昨日のゴロツキ?4人組、倒した扱いになってたのかLvが1つあがってたよ。人って経験値いいのかなー。うん牛串美味い。


「おじさん牛串美味しいね、あと50本頂戴」

「50!毎度っ」


そんなわけで某孤児院。


「こんにちはー院長さんいますかー」

「はい、私が院長のエメリアです、何か用?ぼく」

「これで足りるかわかりませんが牛串50本とデザートのクッキーを用意しました」

「まぁ、ありがたいわぼく…ここもギリギリだから本当に助かります、ぼくとご両親に感謝を」

「んー親は居ないけど感謝は受け取るよ」

「えっ、大丈夫なのぼく?」

「うん、これでも稼いでるから」

「えらいのねぇ、みんなーこの人から差し入れよー。感謝するように」

「おにーちゃんありがとー」

「ぼくありがとね」

「「「「「「「「「「「「ありがとー」」」」」」」」」」」

「んー気にしないで、ぼくからもこれからもお願いしたりするから遠慮なくどーぞ」

「あとエメリア先生、これ食料です」


と狼とかオークの肉のブロックをどさっと。


「まーまー、助かります。それでお願いとは、あまり子供たちに重い事は出来かねますが…。」

「ああ、いつかお店を開きたい時に従業員としてお願いしたいんですよ。もちろん給金はだします、あとぼくには身寄りらしい身寄りがいないので、もし保証人とか必要な時がきたら院長にできればお願いしたいのです。無理な相談でしょうかねやっぱり」

「いいえ、そんな事は。みた所まだ10にもなってないのに身寄りがいないなんて…本当ならウチで保護するべきですが、それも望まないのでしょうね。わかりました、必要な時はおっしゃってください、あとお名前を」

「ああごめんなさいユーキです」

「ユーキくんね、いつでも待っていますからね、手ぶらでいいのでいつでもいらっしゃい」

「ありがとう院長先生、これでも儲けてるのでご心配なく」

「はいはい、ふふふっ」

「あと…これも収めてください」

「えっ……こんなに!‥ありがとうユーキくんこれで返済できます」

「それは良かったです」

「ではまた来ます」

「おにーちゃんバイバイ」

「美味しかったよおにーちゃん」

「もう行っちゃうのユーキにいちゃん」

「うん、またね」

「はい、みんなでお別れいいましょうね」

「「「「「「「「「「「「「「おにーちゃんまたねー」」」」」」」」」」」」」



これで荷物が少し整理できたかな渡したお金もぼくからしたら大した事ない。

お店出すのもあれだけど、子供たちだけでもできる商売なにか考えないとなー


さて、まだ時間はあるし色んなお店物色するかー‥‥。


買った物リスト

屋台で各串50本・パン50個・各調味料やタレ・防具屋で中二心くすぐられる黒のローブ、中二じゃないけど年齢的にも。再生機能付きだ。

あと珍しいお肉やお魚・果物や野菜…地球めしにも応用できそうな物ばかり買った。お米ショーユ味噌は無い、無いったら無い。魚醤なら作れるかなー舐めた事ないけどね。

…冒険者ギルドに戻って、いい狩場も聞いた。新しい魔物に期待。

宿にもどって晩御飯、本日のご飯は魚の塩焼きに肉団子と野菜のスープ、野菜サラダ。あと白パン…パンかぁ合わないなー。


「女将さん、お米は無いんですかね」

「お米ー?ここらじゃ見かけないねー、ああギルドで時々オークションなら出てるらしいよ」

「へー、いい事聞けました。これ甘味の飴玉と言うものです、舐めながらでも仕事できますので娘さんとどうぞ…あっ、娘さんにサービスは無しって伝えてください」

「ああ‥全くあの子は。へーこれは果物と砂糖の甘味…うん、美味しいね、ありがとぼうや」

「いえいえ大したことないですよ、こちらこそご馳走様でした」

「お粗末様ー」



ふう、お腹いっぱい。クリーンしてっと、なーにしようかなー。動画みてダラダラするか、なにか作るか。んー…あまり一気に物が増えても混乱するか。

よし、プリン少なくなったし在庫増やすか。携帯コンロあるし魔法で冷やせるし

小さめの冷蔵庫も欲しいな、気が向いたら探そう。


この世界の家事情は家を建てるか家を借りるか、宿を借りるか‥しかないから

賃貸アパートやマンションも作りたいんだよなー手が空いたら図面も作ろうかな。

どうせなら大金持ちなりたい。ハーレムはべつにいらないけど。

まぁ将来は分からないか、神の力でタグが変わってるかもだし…ってぼくはいったい何を言ってるんだろー…。

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