23.書きやすいお話の長さはどれくらい?

 そういうのは無いです。

 まったくありません。

 僕はアイデアの奴隷なので、思いついたアイデアの適性のままにプロットを作ります。長編向けのアイデアなら長編が出来上がりますし、短編向けなら短編になります。

 得意とか苦手とかも特にありませんし、読み手に受ける受けないもそんなに気にしません。

 自分の書きたいイメージに近づけるように自分なりに努力して、K点を越えればラッキー。届かなければ実力不足という判断です。基準はあくまで自分自身です。これに関してはむしろ他に何があるんだろうぐらいの感覚ですね。

 お気に入りのキャラを作って、彼ら彼女らの掛け合いでお話を書き進めるといった作風もあるのでしょうけど、とても僕にはできそうにありません。僕の書き方ではそれだけで物語の密度を保てないでしょうし、そもそもそういった進め方に興味が湧かないんです。

 根本的に怠惰なんでしょうね。自分が面白い、楽しいと感じられなければ書く気になれないし、やる気も出ません。

 逆に、これ書くの大変だなあと思っても、面白くなりそうな予感さえあれば、何とかものにしてやろうと奮闘します。

 まあそんなわけで、どんな長さが書きやすいかどうかなんて気にした事もありません。

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