21.どういう場所でどんな時間に書く?

 これはもうその時々です。取り掛かっている作品によっても変わってきます。

 場所については、スマホさえあればいつでもどんな時でも書けるわけで、いやはや凄い時代になったなあと感心するばかりです。

 カクヨムを始めた当初は、パソコンで書いてスマホで見直す、という流れだったのですが、次第に逆転現象が起き始め、スマホで書いてパソコンで清書するようになってきました。

 近著の『妖魅夜暁〜』は、七割近くをスマホで書き進めたように思います。電車やバスの中でちまちま書いて、帰宅してからパソコンで繋ぎ合わせることで仕上げました。

 何というか、それもこれもカクヨムさんのフォーマットが快適だからなんですよ。これは非常に大きなファクターですね。ストレスを感じるようなツールやシステムであれば、容易く頓挫していた自信があります笑笑。

 昔は深夜が一番集中できて書きやすかったです。デスク横にペンギンの形のライトがあって、それを点けてよしやるぞと三時間ぐらい集中して書くことが多かったし、自分としても好きでした。

 この辺りは短編と長編でアプローチが違っていて、誰の言葉だったか忘れましたが、短編は一気に書き上げたほうが一枚の皮につるりと包まれたような良い出来になると思っていて、五千文字程度ならできるだけ一気に書き上げるようにしています。

 長編は、エピソードごとに区切りよくいければそれに越したことはないかなあという感じです。通勤途中やら何やらでちまちまと作ってきたパーツをパソコンで組み上げて見直ししてアップする、まで辿り着ければベターと言いますか。

 なんかスポーツ選手みたいな事を言いますが、昨日の自分と今日の自分て感性が微妙に違ってたりするんですよね。なので、中途半端なところで切り上げると後日まあまあ手直ししたくなっちゃったりするんですよ。短編は一気に書く、は心掛けているしグダることが少ないので極力そうするようにしています。

 

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