20.書くときに使っているアプリは?

 使いません。

 iPhoneのメモぐらい。

 残念ながらこの項目は他に書くことがありません……。


 と、思いましたが、スマホを使っている≒アプリを使っているとも言えます。そんなわけで、小説を書く上でどんな事をしてきたかをちょっとだけ話してみたいと思います。

 とりあえずは拙作『妖魅夜暁〜』に限定して話を続けます。これは現代に妖魅と呼ばれるモノノケが存在する世界なのですが、舞台が現代日本なので実在する場所や建物をいくつも出しています。

 なので行ける場所へは極力足を運びました。いわゆるロケハンというやつです。具体的には六甲山の天狗岩、阪急花隈駅、山陽板宿駅周辺、三宮駅北側のバーのモデルになったビル。それから兵庫県立美術館に行きました。天狗岩については地図アプリを活用して現地へ行きました。そしてどの場所でもカメラアプリで写真を何枚も撮りました。

 ミカと凱斗がスパーリングをするシーン。格闘技未経験の僕はYouTubeアプリで関節技の動画をいくつも見てから書きました。三沢光晴のフィニッシュホールドもこの時に見つけたものをそのまま使いました。

 また、必要な資料のいくつかはAmazonアプリで注文しています。翌々日にはポストに突っ込まれているのでとても助かりました。

 小説を更新した際にはTwitterアプリでその事を呟きました。宣伝効果はさほど望めないのですが、やってマイナスにならないのであればやったほうが良いだろうというスタンスでした。

 さらには終盤で、敵役が昭和の懐かしいものを次々と繰り出すシーンがあって、これについてはLINEアプリのグループラインで友人から情報を募りました。齊藤は凡人なので、自分一人の頭の中で思いつくことなんてたかが知れています。こうして友人の知識や発想を拝借するほうが作品の質は上がるというもの。いやもう本当に自分と違う発想って大事なんですよ。とても貴重で感謝しきれません。できればバシッと大賞でも取ってめちゃくちゃに売れて、みんなありがとーって焼肉とか奢りたいんですよ心情としては。でもまあ現実的には届かない夢なんですけどね。気持ちとしてはそいう気持ちなんです。本当に。


 まあそんなわけで、普段から使っているアプリは執筆にも使っていますよ、というただそれだけの中身のない回でした。ちゃんちゃん。

 

 

 

 

 

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