7話/探索編③:剥ぎ取り、ときどき、剥ぎ取り

○剥ぎ取れ! スカベンジャーズ!

GM:ゴブリンは死に、戦闘が終わりました。となるとやるべきことは一つ。剥ぎ取りフェイズです。ダイスを振って、戦利品を決めます。


ヴェロニカ:宝玉! 宝玉!


エッシェン:天鱗! 天鱗!


GM:誰が代表で振る?


イーリス:これって誰が振ると有利とかある?


GM:今のみんなのレベルだと特に関係ないよ。


 スカウトとセージは、レベルが上がると戦利品の判定時に出目を+1出来るようになる。一部の装飾品でも似たような効果を得られるので、剥ぎ取りに興味がある人はエピックトレジャリーというサプリメントを調べてみよう。


エッシェン:ゴブリン剥ぎ取りたい人剥ぎ取るでち。


カイル:こっちの方が蛮族では?


ヴェロニカ:あんまりやりたくないですわ(潔癖設定)。


エッシェン:何言ってるでちか。冒険者には必要なことでち。ヴェロニカやるでち。


ヴェロニカ:嫌ですわ。ばっちぃですわ。エンガチョですわ!


エッシェン:やーるーでーちー!


ヴェロニカ:お前がやるでち。


エッシェン・ヴェロニカ:ぐぬぬぬ……!


 仲良く喧嘩し始めるテンションアッパーコンビ。こんな時に頼れるのはパーティ最年長のこの男。


スヴェン:じゃあ汚い仕事に慣れてるから俺がやるよ。(ころころ)6。


GM:ゴブリンは武器を落としました。30ガメル相当です。


ヴェロニカ:3000円くらいか。


エッシェン:結構ええやん。


GM:ではゴブリンの駒をどけますねー。


エッシェン:死体を端っこに蹴っ飛ばします。


ヴェロニカ:自分で何もしてないのに(笑)。


GM:ゴブリン、何もせずに終わったなぁ。生き残ってたら命乞いとかさせたんだけど。


エッシェン:見逃さんけどな。


ヴェロニカ:このメンバーで命乞い聞き入れそうな人居る? あー……カイル君だけ聞いてくれそう。


カイル:うん。


エッシェン:そうなったらエッシェンが横から「違うでち。こうやって油断させようとしてるでち。早く止め刺すでち」って耳打ちするから。


 邪悪なマスコット妖精ポジションがいたものである。


GM:まぁそんな皆さんのヨゴレに全く気付いていないピュアは、助けられたと分かり一瞬で懐いてきます。


イーリス:ヨゴレに纏められた……。


ヴェロニカ:わー! ワンちゃん!


GM:ペット駒を皆さんに同行させます。とはいえ、このピュアは探索の役に立つことはありません。でも躾がしっかりしているので無駄吠えもしませんし、足を引っ張ることもありません。


カイル:賢い。


ヴェロニカ:ワンちゃんとスヴェンは会話出来ますか?


GM:悲しいかな犬語とリカント語は違います。でも通じ合うものはあるかもしれない。誰よりも懐いてるかもしれない。


スヴェン:ガウガウ。


ピュア(GM):ヘッヘッヘッ……。


スヴェン:まあ、交渉材料には無事に生きていてもらわないとな。


ピュア(GM):わふ?


○探索タイム!

GM:さて、これで落ち着いて1-4の部屋を調べられます。まずは視界に入る描写を。


●散らばった食糧

 村から奪われた食料のうち、まだ食べられそうなものを回収して行ける。


●北の扉

 砂製の扉。現在扉は閉まっている。


GM:さあどうしましょう。奥に進みます?


イーリス:そこは置いておいて、隠し扉見に行く?


ヴェロニカ:うん。


GM:では隠し部屋のタイルを配置します。1-12ですね。


 そう言ってGMは新しいタイルを1-4とは反対側に配置する。それは1-4と同じ三角形で、ダンジョンの中心を基準に鏡合わせのようになった。


●西の壁に扉

 君達が入って来た扉だ。


●部屋の隅

 砂づくりの上り階段がある。


●東の壁際

 かなり年数が経っているであろう本棚が1台置かれている。本棚の中身であったろう本は、蛮族が荒らしたせいか、あたりに散乱している。


GM:探索組は何から調べる?


カイル:本棚からで。


GM:であれば探索判定(観察)です。


カイル:(ころころ)9。


スヴェン:(ころころ)13か。


GM:では二人は同時に気付きます。本棚の裏に60ガメルが入った銀貨袋を見つけます。かなり昔の人が隠しておいたへそくりであり、長い年月を越えていますが通常どおり使えることが分かります。皆さんの追加報酬が増えましたね。


ヴェロニカ:多いなあ。


エッシェン:やったでち! ぽっぽナイナイでち。


イーリス:言い方がかわいい。


GM:では探索組の2人が調べている間、残りの3人は散乱した本を調べていたことにしても良いでしょう。これは特に判定は要りません。


●散乱した本

 かなり乱れ敗れているが、一部を読める。どうやら、昔の人間が書き遺した、この土地の歴史のようだ。書かれている内容は以下の通りだ。


・神々が戦っていた時代、その激しさに天の星たちは逃げ惑い、そのうちのひとつがこの地に落ち、砕けた。星の砂からは特殊な力を持つ人族が生まれた。星々と交信し、運勢を占うことのできる一族、それが我々だ。


・星の一族は太古からこの遺跡周辺に住んでいたが、200年ほど前に蛮族の襲来を受けた。星詠みの力により、村人の半数は生き延び、森へ移住できた。


・最後はこう締めくくられている。「しかし我々の子孫は200年ののちに、またこの地に戻ってくることになるだろう。未来の世界を担う、新世代の冒険者の手によって。その時のために、我々の魂の起源にして秘宝である“それ”を、魔法陣によって隠すことにする――」

 それ以上は染みや破れで読めない。


ヴェロニカ:アルマスさんのことだ。


イーリス:うん。子孫なんだろうな。


エッシェン:この本は持っていくでち。


イーリス:あとは階段で上に行くか、ゴブリンの部屋に行くか。


スヴェン:隠し扉の奥ってボス居そうだよな。あとゴブリンの部屋の扉、まだ調べてないんだよ。


カイル:調べて中の様子を探ってみるのはいいかも。


GM:では一旦1-4に引き返して聞き耳しに行くということで。――戻りました。判定どうぞ。観察ですよ。


カイル:(ころころ)13。


スヴェン:(ころころ)11。


GM:では二人共、扉越しに蛮族の寝息が聞こえてきます。


イーリス:ゴブリンか?


スヴェン:追加報酬のために殺そ(即答)。


GM:では扉開けて様子見ると思うのでマップを配置します。1-5です。


 GMは1-4や1-12と同じ形状の三角形のタイルを取り出す。これを1-4の北側、中央の正五角形の左上に三角形の底面を沿わせるように配置する。


カイル:(タイルを覗き込み)真ん中にある絵は何?


GM:これは散らばった衣類みたいな。まあ汚ねえ寝床です。


ヴェロニカ:汚ねえ寝床。……汚ねえ寝床……ハハハ(ツボったらしい)。きったねえですわ! エンガチョですわ!


GM:ゴブリンがいますけど……3体いますね。これはちょっとは歯ごたえのある戦いになるかな? ちなみに彼らは衣服に包まって寝ています。


カイル:3体くらいならなんとかなるかな。


エッシェン:ン? 3体だけでちか。あの入り口のデカい足跡の主はどこでち?


ヴェロニカ:そんなんもあったなあ。


カイル:この部屋にいない。


エッシェン:ま、とりあえず殺すでちか。


GM:では攻め込むということで。ゴブリン3体はスヤスヤ眠っているので……(シナリオブックに目を通す)戦闘することなく寝込みを倒すことが出来ます! HAHAHA!


エッシェン:HAHAHA!


イーリス:ゴ〇スレさんであったやつや!


GM:じゃあ皆戦利品を獲得出来ます!


一同:(笑)


カイル:やったでち!


ヴェロニカ:もう殺ったことになったの!?


GM:特に嫌でなければ殺りました。


ヴェロニカ:殺った。


エッシェン:ドス! ドス! ドス!(刺殺音)


GM:いやー、俺も戦闘あるかなと思ったら本に「倒すことが出来ます」って書いてあったから。「エッ!?」ってなった。


ヴェロニカ:そろそろ活躍したかった……。


GM:まあボス戦で大活躍して下さい。あ、3回剥ぎ取っていいよ。


カイル:折角なので剥ぎ取ります。(ころころ)5でち。


GM:その場合は30ガメル相当の武器ですね。


イーリス:じゃあ剥ぎ取ろー。(ころころ)12!


GM:おお! その敵は150ガメル相当の意匠を凝らした武器がドロップしました!


イーリス:ええ武器持ってるのが1人いたけど、昼寝していたばかりに振るう機会もなく死んだ。


スヴェン:じゃあいくか。剥ぎ取ってないけどいい?(ヴェロニカを見る)


ヴェロニカ:いい。汚い(潔癖設定)。


スヴェン:(ころころ)9。


GM:惜しい! でも30ガメル相当の武器は手に入る。それにしても皆一番カスのやつ引かないね。


ヴェロニカ:カスのやつって?


GM:10ガメル相当の粗末な武器。


ヴェロニカ:ああ、本当にカスなんかと思った。脱皮した皮とか。


約全員:(笑)


 斬新な発想だ。ゴブリンの脱皮した皮……!


イーリス:嫌だあー!


カイル:何かの使い道が……あるかもしれない。


GM:では邪魔なゴブリンが消えたので改めて描写を。


●散らばった衣服

 簡易的な装備としてでも使う気だろうか。衣服が散らばっている。村から奪ってきただろう、真新しい服もあり、それらは回収してゆける。


ヴェロニカ:畜生も服を着るんですのね……。


GM:ゴブリンもなんだかんだおべべ着てるからねえ(と言って魔物カードのイラストを指差す)。


ヴェロニカ:きったねえ布ですわ。


GM:ちなみにこのマップ、東に向かってそのまま通路があるので隣のマップである1-6に行けまーす。


 そう言ってから再び三角形のタイルを取り出す。これは1-5と左右対称位置に配置される。

 現時点で、正五角形を中心に各面に三角形が取り付けられた形になる。それは上から見ると、★を上下逆さにした格好に非常に良く似ている。


GM:覗きます?


スヴェン:まーす。


GM:では1-6の描写を。


 壁に、額縁に入った美しい濃紺色の絵画がかかっている。抽象的なタッチではあるが、美しい星空を描いた、いい絵だ。ただ、かなり長い年月を経たようで傷んでいる。

 絵画の前に、ゴブリンの遺体が1人ぶん転がっている。すでに数日経っているらしく、それが片付けられもせず放置されたのだろう、ハエがたかりツンと鼻を突く悪臭がする。

 部屋の隅に上り階段がある。2階に繋がっているのだろう。


GM:ゴブリンの遺体を調べることは出来まーす。探索判定(観察)。


カイル:調べようか。


スヴェン:うい。


GM:ちなみに皆、平目でも振ってもいいんだよ?


ヴェロニカ:……もうちょい綺麗なところでやりますわ。……カイル君可哀想……。


カイル:調べまーす! (ころころ)11。


スヴェン:成功してるだろうから俺しなくてもいいんじゃないかな?(裏切り)


カイル:!


GM:ではゴブリンの遺体ですが、両手のひらには太い針で開けられたような穴がいくつもあります。そのうちの一つに急所を突かれたせいで死んだようだ。また、きみたちはゴブリンの衣服の内側から30ガメル相当の粗末な武器を手に入れた。


イーリス:入り口の大きな足跡の主の仕業とか?


スヴェン:そいつに殺られたか。


GM:ちなみにゴブリンが死んでいるのは絵画の前です。


ヴェロニカ:え? そもそも手のひらに急所があるってこと?


GM:そのままザクっといってグサッと行ったみたいな(擬音表現)。


 もうGMの脳がダメになってしまっているので表現を補足すると、GMは両腕を身体の前でクロスした状態で針を受ける動きを取ったあと、そのまま手を貫通した針で心臓も貫かれるような挙動でヴェロニカのPLに解説していた。


ヴェロニカ:ああ、防御創的な。


イーリス:ということはこの絵画に罠があるっていうこと?


GM:罠があるか調べてみますかね? 探索判定(鑑定)ですが、一人ずつお願いします。


エッシェン:エッシェンはその話を聞いた時点で距離を取っています。


スヴェン:観察高い人がやった方が良いな。(ころころ)あっ、危ない。……7。


GM:うん。罠はないと思いました!


スヴェン:カイル君頑張って……。


カイル:(ころころ)9!


GM:わかります。この絵を壁から離そうとすると、なんらかの罠が発動しそうに見える。外すなら「技巧」の高いPCが解除判定をした方が良いだろう。


スヴェン:じゃあ……。(ころころ)13!


GM:罠解除出来ました。今後この絵画を自由に取り外せます。外します?


スヴェン:ガタッ。


GM:絵の裏の壁に、約50cmを一辺とする立方体状の収納スペースがある。穴の中には、青いガラス素材の、美しい星の模様が彫り込まれたハンドスコップが置かれている。

 このスコップに対しては宝物鑑定判定(観察か知識)をPC全員が行っても良い。……暇そうにしているからエッシェン振ろうか。


エッシェン:君子危うきに近寄らずやから。……(結局近付く)なんでちかそのスコップ。綺麗な色でちね。貸してみるでち。(ころころ)全然ダメだ8。


GM:ンー部分的にわかりました。このスコップは売り物にはならないだろう。観察でも同じ情報が出たんですが、知識であればより深いところまで出たんですよー。


ヴェロニカ:じゃあ振ってみたい。


GM:どうぞー。


ヴェロニカ:(ころころ)7。うーん……。


イーリス:じゃあやってみよう。(ころころ)9!


GM:このスコップの効果として、遺跡の砂壁を掘れそうだとわかります。スコップは持ってゆくことが出来ますが、その場合、PCのメモに「所持品:スコップ」と書いてください。ちなみに試しに掘ってみます?


イーリス:かりかりっと。


GM:では砂がひと掬いだけ採取出来ます。ただ、それに何の価値があるのかは現状ではわかりません。ふた掬い目以降は、砂が固くてどうやっても掘れません。


一同:ふーん?


GM:絵の方ですが、持っていくことが出来ます。スコップ同様に鑑定も出来ます。さあダイスロール。


スヴェン:(ころころ)9!


GM:100ガメルの価値があります。追加報酬だ!


一同:フー!


GM:そしてこの部屋には上り階段があります。砂づくりですが頑丈な階段です。罠などはなく上からの音も聞こえず、2階に繋がっています。


イーリス:ここの階段とさっきの隠し部屋の階段は同じ部屋に繋がっているのかな。


カイル:部屋10個って言ってたしなあ。上にも同じように5つ部屋があって10部屋とか? 真ん中は除くけど。


約全員:あー。


エッシェン:どっちから上がるか多数決でち。


カイル:その前にでちさん背負うから先に上がってもらっていい?


エッシェン:――ちょっと待つでち。


約全員:(笑)


カイル:背負いますよ。でちさん。


エッシェン:ここは頑丈そうなヴェロニカを背負った方がいいんじゃないでちか。僕は非力でちから。


ヴェロニカ:うん、目ぇ見て言ってみソレ?


エッシェン:いやでち。……いやでち。


GM:目を合わせようとしない。


ヴェロニカ:タビットの言葉は難解でわかりませんわ。


 などと、しばらく言葉のドツキ漫才を繰り広げる一行。


GM:そろそろ、どっち行くか決まった?


イーリス:このまま上がっちゃいましょう。


 基本的に一歩引いたところから冷静に状況を俯瞰するイーリスであった。冷静な人間がいるとパーティの方向性がブレなくて助かる。


約全員:はーい。


GM:では1-7です。下の階と同じ形状の部屋ですね。ここは下り階段と扉があるだけの部屋です。扉聞き耳しますよね?


カイル:(ころころ)11です。


GM:蛮族のものであろう荒い鼻息が聞こえる。扉のすぐ前で待ち伏せているようだ。


カイル:ということです。


約全員:…………。


ヴェロニカ:扉越しに鼻息て。


エッシェン:降りよか。


イーリス:下行こか。


スヴェン:RPGの基本!


 万全の状態で待機している蛮族にお預けし、調べ遺していた隠し部屋の階段に直行する冒険者一行。判断が早い。


GM:お、これは皆テンション上がるやつや。1-13、宝箱の部屋です。


カイル:宝箱!


エッシェン:テンション上がるでち!


GM:この部屋も扉があります。それと東の壁際に縦横高さ50cmほどの宝箱が置かれていますね。


●宝箱

 長い年月を経た宝箱だ。ふたは閉じている。


GM:当然色んな判定が出来ますが。


カイル:観察判定を。(ころころ)10。


GM:この宝箱を開けようとすると、罠が発動しそうだ。


スヴェン:罠解除。(ころころ)11!


GM:解除成功! 中には〈ヒーリングポーション〉×1、〈救命草〉×1が入っていましたよ。


スヴェン:やったー!


カイル:やったでちー!(伝染済み)


GM:誰が持ちます?


カイル:ポーション欲しいです。


エッシェン:じゃあ草は僕が持つでちかね。まあこれは誰が持っていてもいいでちけど。あとで欲しい人言うでち。


GM:で、扉なんですけども……罠はありませんが、鍵が掛かっています。


エッシェン:戻るでち。てっしゅーてっしゅーでち!


スヴェン:あ、でも一応聞き耳立ててみたい。


 スヴェンのPL、スカウトムーヴがかなり板についている。イベントの取りこぼしが無くなっていく。


GM:いいですね。観察どーぞ。


スヴェン:(ころころ)14。


GM:ごふごふと、蛮族の声のようなものがかすかに聞こえます。


イーリス:あー、中央を通じて繋がってるのか。


スヴェン・カイル:鍵開けられる?


GM:この扉の鍵ですが、魔法の施錠のようです。どうやら専用の鍵がないと開かないとわかります。


イーリス:「呪い」属性以外の魔法の効果を解除する呪文があるけど、MP3使うしいいや。


GM:では再び君達は階段を降りたり上ったりして1-7に帰ってきました。


カイル:行こう、皆。


イーリス:村人達を早く安心させてやろう。


エッシェン:さっさと倒して帰るでち。


ヴェロニカ:活躍! 活躍!(弓の弦を弾く)


スヴェン:ガウガウ(獣変貌)。


GM:待ち伏せについてみんな知っているので、入った瞬間に危険感知判定(観察)を。……そういえば[第六感]がどうとか話してたし、振ってもらおうか。


エッシェン:冒険者レベル+知力ボーナス。(ころころ)クソ出目。12。


GM:でも成功ですね! 不意打ち出来ます! 先制判定省略して必ず先攻でーす。しかも! 相手側は自分の手番まであらゆる行為判定が-2です。


カイル:ボス戦ボス戦!


 たっぷりと探索を楽しんだ一方、しっかりとした戦闘の機会に恵まれなかった一行。もはや血に飢えた獣と化した5人が、出待ちしていた蛮族達に飛び掛かる!

 蛮族の運命や如何に!?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る