ダンスホール~戦闘後~

GM : では、戦闘が終わった途端、階段のシャッターがガーッと開いて、1階にも戻れるようになりました。

エリカ : 「……やっぱり仕掛けが……」

マール : 「ぶっちゃけ戻れるメリットがあるとは思えないし。でも、空くってことは空くなりの意味があるとか?」

ダリア : 「戦闘の教育用に作られたものなんでしょうかねぇ……」

ゴーシュ : まずはこの部屋を探索してみましょうか。

エリカ : そうしましょうか。

マール : かたっぱしから壊すはできない。残念。

GM : じゃあ、探索判定、やってみましょう。

エリカ : 探索(ころころ)……ピンゾロ。

GM : ゴジュッテンおめでとうございます!

ゴーシュ : 部屋の探索(ころころ)10。

GM : では、ゴーシュは、沢山のお人形の中で、女性をくどいでいる男性のポッケに、客間の鍵が入っているのを見つけました。

マール : やったぜ。

ゴーシュ : よくみつけたな(笑)

ダリア : 確かに、そんなとこにあるのをよくぞ(笑)

ゴーシュ : 難易度高くないしきっとでかい鍵でポッケが膨らんでたんでしょう。

ダリア : なるほど、鍵として作ろうとしたら、人形に比べたらある程度大きくなってしまった、と。それ面白いですね(笑)

エリカ : 確かに。

GM : あはは。

マール : 見識判定系はありますかね?

GM : 振ってみますか?

ダリア : シャンデリアとか絨毯とかの価値は調べてみたいですねぇ。

マール : 一応見識もやりますかね。それとも無意味ですか?

GM : フレーバーですが情報を出しますよ。

ダリア : じゃあ、振りたいです(笑)

ダリア : では、一応、見識判定を(ころころ) 8。

マール : (ころころ) 16。

ダリア : うわぁい(笑)

マール : うわぁい(笑)

GM : 高いのと低いのか。

ダリア : さすが、年長者は違った(笑)

マール : 戦闘はだめでもこういうのは強いなあ(笑)

GM : じゃあ、ダリア先生はシャンデリアも絨毯も本物みたいだな、きれいだな、と思いました。

ダリア : やはり、子供のおもちゃで終わってないくらいに手が込んでるんですねぇ。

GM : マールは、自分の知っている魔導機文明時代の様式に徹底的なまでに則っていることがわかっていいです。むしろそれには執念すら感じました。

マール : 「うっわー。引くくらいガチに、お約束にのっとってるっぽいし。作者ぜってーマニアだし」

ゴーシュ : 「そういうやつ昔からいるんだなあ」

ダリア : ……もしかしてこれが作られたのって、魔動機文明時代の末期だったのかも知れませんねぇ。当時の栄華を残すために、とか。

GM/アシュレイ : 「せんせー! お隣のお部屋ね、鍵がかかってるのー!」

マール : 「さっきゴーくんがみつけた鍵じゃね? あけてみるし」

ゴーシュ : 「この鍵で開くんじゃねーかな」

エリカ : 「……」

ダリア : 「あらあら、アシュレイちゃん、一人で先に行ったらだめよ?」とか言いながら傍にいきましょう。

マール : 「罠があるかもだから、しんちょーにね」

GM : アシュレイは客間に続くドアをガチャガチャ。

ゴーシュ : 「罠があるかもしれないんだからいきなり触るなよ……」

GM/アシュレイ : 「はーい、ごめんなさい」 注意されてしゅんとなる。


 ゴーシュが鍵を開けたところ、カシャンと軽い音がして鍵の外れた手応えが伝わってきます。


ゴーシュ : じゃあそっと扉を開けてみます。

エリカ : (身構える)

GM : 「じゃあじゃあ、先生、ボクのおててつないでて?」

ダリア : 「ええ、そうしましょうね」と快諾してアシュレイちゃんと手を繋ぎます。ただ、魔法はすぐ使えるよう、意識は客間の方に向けています。

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