せかぼくラジオ第11回 リクエストを受けてみた

ダンタリオン「今日のせかぼくラジオは七夕だ。織姫彦星に変わってリクエスト特集を行う」

秋葉「七夕すぎてんよ」

ダンタリオン(以下ダ)「これが書かれている日が七夕だ! 文句あるのか?」

秋葉「文句だらけなんだけど全部言っていいか?」

忍「眠い……」

司「珍しいな。まだ15時だぞ」

ダ「そこ! 日常会話してるんじゃない!」

忍「公爵どうしたんですか、今日はすごいやる気ですね」

ダ「やる時はやる。ブレないだろう、この姿勢」

秋葉「やらない時はやらないもんな。むしろお前やらない時の方が多いもんな」

ダ「いいからやれー!」

秋葉「もーなんだよ。リクエスト……お便り……放送部と違うのか……」

忍「やってほしいこととか書いてあるの?」

秋葉「えっと、サイト経由だなこれ。リンさんから忍に」

忍「?」

秋葉「忍さんにぜひ一度、フリフリひらひらなワンピース着て欲しいです。できれば森さんとお揃いで!……恐れを知らないリクエストがいきなり来た」

忍「無理」

司「即答にしても早すぎる」

忍「じゃあ聞くけど、森ちゃんがそういうかっこすると思う?」

司「……(思わない。というか思えない)」

ダ「衣装位いくらでも用意してやるからそれくらい着てみたら?」

忍「無理です」

秋葉「これ、やってほしいっていうより反応見たいみたいな感じのリクエストに見えないこともないなー」

司「そうだな。願望半分、この展開が目に見えるのが半分」

ダ「それだと実現する可能性ゼロパーセントの配分だぞ」

秋葉「司さんにも来てます。東京都の一木さんより。…………………………これ、違うよな? あの一木じゃないよな?」

忍「ラジオ聴いてる暇あったら彼はゲームをしていると思うけど」

秋葉「じゃあ続き読む。『司さんは本気で攻撃したらどれくらいの遠隔攻撃ができるんでしょうか。ぜひ技名を叫んで実演してください!』……あの一木だよ」

司「誰であろうが、無理」

忍「技名つきで剣技とか、中二病極まれり(笑)」

ダ「リクエスト特集ってリクエストを片っ端から断っていく企画だったか?」

秋葉「身内からのリクエストは個人でやって、そして断られろ。次な。あ、オレあてだ」

ダ「よし、オレが読んでやる。どれどれー?『秋葉くんは絶叫系って大丈夫ですか?ぜひレインボーブリッジからバンジージャンプしてください』」

秋葉「なんかみんな悪意しか感じられなくなってきたよ! できるリクエストにして!」

忍「レインボーブリッジでバンジーやったら警察に捕まるよ」

司「無茶ぶりどころか無茶越えて無理なリクエストしか来ていないのは一体……」

ダ「オレが事前に寄りぬいたからな」

秋葉「結局お前の悪意じゃねーか!!」

忍「公爵あてのは? これも自分で選んだんですか」

ダ「いや? さすがに自分の選ぶとか、リクエストしてきたやつに不公平だろ?」

司「何自分のファンにだけ優しいみたいなことになってるんですか」

ダ「ランダムに持ってきたやつ。よし、何でも来い」

秋葉「言ったな? じゃこれ。『公爵は南の海とかあんまり似合わないイメージですね。いつもの服装のせいでしょうか。かりゆしだったらどうでしょう?』MACKさん」

忍「その人知ってるー! よく感想くれてる。きっと沖縄に行ったときの話しだね」

ダ「オレは悪魔だからな。リゾートでふらふらしてるイメージないんだろ」

秋葉「むしろふらふらしてるイメージしかないけど、リゾートっていう感じでは確かにない」

司「忘れがちだが、日本自体が神魔のリゾート地」

一同「!!(そうだった……!)」

忍「悪魔が爽やかに南国の景色の中で風に吹かれてたらやっぱり変だと思います。というわけではい、かりゆし」

ダ「いいだろう。受けて立ってやる!オレは何でも似合うぞ」


着替える


秋葉「何この違和感のなさ!」

忍「違和感はいつもの服装のイメージのせいだね。あのさも公爵な感じの」

司「どんなだ」

忍「配色は『黒・赤・金』みたいな」

ダ「ふっふっふ、イケてるだろう」

秋葉「お前黒髪で日本人として違和感ないから大体服替えたら行けるよ」

忍「秋葉がすごい真実をさりげなく放った!」

司「まぁ沖縄の時もふつうにバカンスモードだったしな」

忍「うん、でも浴衣とか着流しも行ける。『EDOへ参る』の短編で着流し着てたし」

ダ「そうだろう。だからなんでも似合うと言ったんだ。今すぐ写真を撮ってリクエストをよこした人間に送れ」

忍「作者が翌日、すでに具現化して送り付けた模様です」

秋葉「もう夏だしそのかっこでいろよ。いつもより見た目涼しくていいわ」

司「魔界の公爵としての何かは全く迷子になったけどな」

秋葉「そういえばアスタロトさんはあの時一緒じゃなかったけど、全然南国ビーチで風に吹かれてても違和感ないよな」

忍「普段から涼し気だから」

ダ「お前らおれのかりゆし姿を有難く目に焼き付けろ!」


そんなわけで。これは事実がネタになってできたお話です。

MACKさん感想ありがとうございます(だからってここで着させますか)。


御礼にかりゆし公爵のイラストは、ツイッターかどこかで上げたいと思います。

……と書いたその日に送りつけてました。

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